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裁量労働制の会社での労働状況について
- 裁量労働制の会社に勤めて3年になります。入社前に裁量労働制であることを知らずに入ってしまいました。実際には週に6時間、年間150時間を超える残業を強制され、さらに厳しい拘束時間や皆勤手当の問題もあります。
- 労働基準監督署に届け出るべきか悩んでいます。これまでの残業代が返ってくる可能性はあるのでしょうか。多くの人が同じような経験をしており、泣き寝入りするしかないと思っていました。
- 退職を考え、時給制のバイトに転職する予定ですが、会社とトラブルになりたくありません。退職理由として裁量労働制の問題を書くことはできるのでしょうか?
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業務は労働基準法で言うところの「専門業務型裁量労働制」の対象になるのだと思いますが、この制度を使う場合、 ・対象業務に従事する労働者の労働時間として算定される時間(みなし労働時間) ・対象業務の遂行の手段及び時間配分の決定等に関し、当該対象業務に従事する労働者に対し使用者が具体的な指示をしないこと などを労使協定で定め、協定を労働基準監督署に届け出る必要があります。実際に働いた時間が「みなし労働時間」より長くても短くても、みなし労働時間分だけ働いたことになる制度です。 こうした協定を定めていないのであれば、会社は実労働時間に対して賃金を支払うべきです。 >9:00から17:30までの拘束時間があります 時間配分について使用者は指示できませんので、裁量労働制の要件に適合していません。 >労働基準監督署のようなところに届け出た方がいいのでしょうか。。 >そうしたら今までの残業代は返ってくるのですか? 今までの実労働時間を記録していれば、会社にいくら支払いを求めるのか決めて、会社に請求してください。時効がありますので、監督署の指導を求めるにしても早いほうがいいと思います。 >退職理由 会社都合の退職の場合と、労働者の都合でやめた場合とでは、失業保険給付の扱いに違いがあります。離職票は会社が出すものですが、理由に意義があればハローワークに申し立てることができます。会社に解雇されるのではなく、自分からやめるのであれば、会社都合にはならないと思われますが…… 正しい扱いをしてもらおうとする場合、まちがっている会社と何ももめずに済ますのは無理でしょうが、被害が拡大しないうちに何とかしたほうがいいのではないでしょうか。在職中のほうが証拠を集めやすいでしょうし……
お礼
詳しいご説明ありがとうございます。 参考にさせていただきます。