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古い双眼鏡の善し悪しについて
私の実家に古い双眼鏡(名前=イーグルクラウン?,12×50)があります。レンズを覗くと中にカビがはえたりしていました。そこで、修理しようといくつかの業者さんに問い合わせをしましたところ、クリーニングと調整等で数万円からかかるとのことでした。この双眼鏡が良いもので有ればメンテナンスしようと思っています。この双眼鏡の価値などご存じの方、情報下されば幸いに思います。
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今日は。かなり昔のものなのでしょうね。 昔は光学製品が相対的に高かったので、そういう普及型のものでも、今よりは高かったと思います。 ただ、元々、本格的なものではなくて、要するに眼鏡屋さんや光学専門店の扱うものではなくて、ホームセンターや通販で売られる、安売り専用のものです。こういう品物は定価というものはあってもないようなものです。新聞や雑誌の通販記事を見てください。定価8000円を特別奉仕で2980円なんてあります。絶対に定価では売られていない、そういうものです。 まあ、なんといいますか、ちょっとキチンと作ってあるおもちゃのようなものです。プロは勿論マニアは絶対に使いません。子どもがほしがるなら持たせるか、子どものおもちゃのような粗悪品ではない、一応きちんとした工学製品だ、程度のものです。 酷い言い方かもしれませんが、スペック的にふさわしい使い道がないのですよ。 普通5センチの双眼鏡は7倍です。ニコンのトロピカルやSPが代表的なものですが、これは昔、船の乗務員が使ってました。手持ちできて、海上を見るのに丁度いいスケールなのです。転じて、天文屋も定番になりました。まちがっても12倍は手を出さないのです。 鳥屋さんはもう少し小さいものを持ちます。35ミリ8倍くらいが多いです。近年は防振も多くなったのでもう少し倍率をあげる人もいます。 10倍を超えると、手持ちで充分見れません。ちょっと見のお遊びしか出来ません。無名メーカー12倍というところで、ものは見なくても見当がつきます。素人さんが観光地などで楽しむのにはいいのではないでしょうか、という品です。 中国や台湾から普及型の安いものはたくさんはいってます。8000円も出せば、今のものより軽くてよく見えて扱いやすいものが手にはいります。思い出の品でなかったら、ゴミ箱行きです。
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- keimafuri
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残念ながら12倍の双眼鏡は一般的ではありません。双眼鏡は高倍率になるほど視界が狭くなり手ぶれの影響が顕著に出ます。特に12倍以上となると手ぶれの影響は顕著で、背中を壁に押し付けるとか、手摺に腕を固定するとかしないと、快適には見えません(双眼鏡に10倍を超えるラインナップが少ないのはそのためです)。三脚使用を前提とするなら別ですが、修理しても使用用途は限られると思います(イーグルクラウンの性能については存じません)。
お礼
アドバイスありがとうございました。先の方からのアドバイスにもありましたように、一般的なものではないことが分かりました。とりあえず、家族の思い出の品ということにとどめておいて、これ以上の補修やメンテなどはペンディングにしたいと思います。ありがとうございました。
- wand88
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ヤフオクで1500円ぐらいで買える代物ですね(^_^;
お礼
早速有り難うございました。私も並行してヤフオクなどのオークションで安い値段で出されているものがたくさんあることを知りました。一方で、本体価格などを調べるとなかなか分かりません・・・。中古品としての価値が安くても、性能とか造りがしっかりしているとか何か良い情報は無いものでしょうか・・・?残念。
お礼
詳しい解説をありがとうございました。倍率とレンズ径の関係、使用のカテゴリーまでとてもよく分かりました。要するに、初心者か子供向きの昔の学習用高級双眼鏡という可能性が強くなってきました。これは私の祖父が子供のころに使っていたもので、今からだと数十年前のものかもしれません。お教え下さりましたことはこれから双眼鏡を選ぶときの参考になります。とりあえずホコリをきれいにして、そっと、片付けておくようにします。本当にありがとうございました。