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歯科用CTとパノラマの違い
は何でしょうか。 同じようなものなのですか?
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blastma先生が良いご回答をされているので。 補足なんて恐れ多いですが、のんびりちょこちょこと。 歯科用のCTも一般のCTと同じなので深さが、三次元的な撮影が 可能になります。 パノラマは結局長い一枚写真のようなものなので。 パノラマ:広い範囲が見える一枚写真 CT:断層撮影したものをコンピューターで復元したもので三次元的な 撮影ができます。 CTは骨折線なんかは見つけやすいですし、歯科用はない場合もあるの ですが骨密度なんかもわかります。 インプラントをする場合は骨密度のはとても有効な情報に なるため重宝しますよ。
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- blastma
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remonpakira 先生追加解説ありがとうございます。 現状ではこの歯科用CTの一番のニーズはインプラントの術前検査であることは間違いありません。 その次は三次元的な関係が必要になってくる検査で、例えば「埋伏歯(骨の中に歯が埋まっている)、腫瘍と歯との位置的な関連、骨折線の走行」等が挙げられます。 個人的には歯根破折が十分に描出できればと思っていますが、まだまだ現状では厳しいようです。
お礼
ありがとうございました。
- blastma
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#1です。 追加回答をしたいと思いますが。 ただ、その際に kateliz さんがどの程度X線撮影についてご存じが教えていただけないでしょうか。 例えば、kateliz さんが診療放射線技師養成学校の学生さんであれば基本的なことはご存じでしょうし、一般の歯科にかかる患者さんであれば、また話のスタートが違ってきますから。 > 断層撮影とCTとの違いがわからないのですが・・・・・。 断層撮影はみたい範囲以外の部位をX線発生装置やフィルムを動かしてぼかしてとる撮影法です。 添付画像はバイクの流し撮りで、これが簡単な断層撮影法の原理です。 それに対して、CTは計算画像ともよばれ、コンピュータ内で演算をして作り出す画像です。 > 被曝量や放射線の量といった点では、同様と考えてよいのでしょうか これは色々と異論のある点です。 というのは実は同じ撮影でも、検査部位が違っていたり、検査機器やあるいはそれを保有している施設によって、放射線量がなんと5倍程違うというデータもありますから、一概に論じられません。
お礼
ありがとうございます。 >>どの程度X線撮影についてご存知か 一般の患者です。 よろしくお願いいたします。
- blastma
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現行装置では見た目は似ていますが、画像形成のメカニズムは違います。 パノラマは回転断層撮影法と呼ばれ、断層撮影の一種です。 それに対して歯科用CTは一般用CTと同様にコンピュータを用いて、元データから画像を再構成(何故か『再構成(reconstruction)』と言われます)して、画像ができます。 参考URLに画像がありますので、見て下さい。 細かい点では歯科用CTと一般用CTでは違いがあります。 例えばX線束がコーンビームとファンビームであったり、X線検知器が異なっていたりします。 そのため一般用CTではCT値というものを診断時に使用したりしますが、歯科用CTではCT値は数字としては存在しますが、精度は高くありませんので、歯科用CTではCT値を用いることはしません。 つまり画像構成のメカニズムは全く違うものです。 パノラマではあくまでの歯列の縦断面像しかできません(装置によっては顎関節や上顎洞のモードもありますが)、 歯科用CTでは再構成画像により、三次元的な方向のどの方向でも画像化できます(限界はありますが)。 以上のことは現状でのことです。 将来的には歯科用CTも一般用CTに近いものになるかもしれません。 (これはコストと装置サイズの関係です。)
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 歯科用STとパノラマでは撮影範囲や画像からわかる異常の情報はどう違うのでしょうか。 断層撮影とCTとの違いがわからないのですが・・・・・。 被曝量や放射線の量といった点では、同様と考えてよいのでしょうか?
お礼
ありがとうございました。