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未収利息の処理

日商簿記2級の過去問をやっていて、 ある問題の中にこんな箇所がありました。 ○普通仕訳帳(一部抜粋)        摘要       借方    貸方 4/1  (  (1) )      ( (2)  )           未収利息        ( (2)  ) ○試算表(一部抜粋)   借方   勘定科目   貸方  50,000   未収利息 帳簿組織の問題で、解答を導き出す過程で、 カッコのなかを推測して記入するのですが、 正解は「(1)受取利息」「(2)50,000」でした。 解説によると「日付が期首であることから、再振替仕訳と解釈」らしいです。 こう解答と解説に書いてあるので間違いはないのでしょうが、 どうも理解できません。 前期末の時点で、その期に計上すべき利益だけれども、 まだ入金がない受取利息があると発覚したために、 未収利息 50,000  受取利息 50,000 という仕訳があったと推測し、 翌期にこの未収利息が消えたのは、 現金や当座への入金があったのだと思いました。 よって、自分の答えは 当座(この設問に現金がなかったため)50,000 未収利息 50,000です。 この仕訳では間違いなのでしょうか? 解答の仕訳では、未収分が入金されたとき、 また 現金等 XXX  受取利息 XXX としなければならず、 それならば最初から再振替をせず、 入金の時点で未収利息を貸方に入れればよいのではと思うのですが。 もちろん、4/1という日付で再振替の可能性を疑うべきですが、 再振替の指示があるわけでもなく、入金か再振替か、 どちらでも正解のようなきがするのですが。 それとも、未収利息というものを勘違いして覚えてしまっているでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • wildcat
  • ベストアンサー率31% (349/1121)
回答No.1

未収利息は経過勘定です。この場合はまだ入金はされていないがこの勘定を立てた期に属する収入と認定されるので 未収利息50000受取利息50000 となります。 次に、次期の開始仕訳として 受取利息50000未収利息50000とします。これによりこの期での「未収利息」はなくなります。 ついでこの利息に対しての入金が当座預金に振り込まれたときに 当座預金50000受取利息50000 とします。これによりこの期での受取利息はプラスマイナス0となりますのでこの答えであっていると思います。 開始仕訳なしで、当該利息の入金があったときに 当座預金50000未収利息50000 という仕訳でもよさそうですが、1)経過勘定は開始仕訳で逆仕訳をすることになっています。2)実務上では開始仕訳をしておけばその取引が特定できなくても間違いはない。となりそうです。 なお、開始仕訳をしない場合の入金時の仕訳は 受取利息50000未収利息50000 当座預金50000受取利息50000 となると思います。総額主義が原則ですので・・・

ebios2000
質問者

お礼

なるほど、こうもできる、ではなくて、 会計の原則として期首振替するんですね。 どの勘定科目を使って仕訳をするかを覚えた上で、 それらのルールに則ったやりかたで仕訳しなければいけないんですね。 よくわかりました。 また総額主義などについても調べてみようとおもいます。 どうもありがとうございます。

その他の回答 (1)

  • ctaka88
  • ベストアンサー率69% (308/442)
回答No.2

No1の方の回答のとおりですが、若干の補足を。 利息が入金されるときは、50,000とは限りません。 5万円は経過分だけですから、実際入金時は80,000円かもしれないし150,000円かもしれません。 再振替をしておかないと、実際入金時に期首の未収利息残高をここで確認してから仕訳を起すことになります。また未収利息を計上している定期預金や貸付金が1口だけとは限りませんから、そのたびに確認が必要です。 期首の再振替仕訳をしておけば 期中での利息受け入れの仕訳をすべて  預金/受取利息  の同じ形で行えます。 こうしておいたほうが後のチェックも楽にできます。 簿記の基本は同じ取引は同じ仕訳で行うということです。 決算整理仕訳と期首の再振替仕訳は、期中の同一取引同一仕訳を守らせるためのものです。

ebios2000
質問者

お礼

言われてみれば納得です。 総額で10,000円の未収利息があっても、 受取利息の発生が何箇所かある場合では 未収のままではそのつど照らし合わせる必要がでてきますね。 やはりNo.1の方とおなじく、原則、基本というところでしょうか。

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