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アラビアの学術について

アラビアの学術について、ギリシャの学術を受け継ぎ、のちにヨーロッパで近代科学が生まれる源泉となったアラビア学術ですが、それについて生まれてきた状況や、数学、天文学などの発達があれば教えてください。

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noname#81218
noname#81218
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イスラーム教ではユダヤ教徒やキリスト教徒を経典の民として認めています。なのでイスラームはヨーロッパで迫害されたユダヤ人やキリスト教徒の異端などを受け入れました。それによってギリシャから続く学問などを吸収し発展させることが出来たのです。(アカデメイアで研究していた人を受け入れたりしました。)特に知恵の館ではアラビア語で翻訳が行われ、アリストテレスの研究などがヨーロッパに先んじて行われていました。 中世の間、ヨーロッパでは教会中心だったため理論的な思想が出来ませんでしたが、アラビアではこのような知的空間と蓄積があったため学問が発達できたのです。その後、ヨーロッパはイスラームと衝突と交流を進める中で、イベリア半島のトレドでアラビア語文献をラテン語に翻訳して勉強するなど、アラビア学術はヨーロッパ近代科学の発展の土台になっていたわけです。 数学、天文学などの具体的な学問の発展などは知りませんが、ルネッサンス以前のヨーロッパの水準より高かったのは間違いないでしょう。

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