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マリーアントワネットの首飾り事件について
マリーアントワネットを語るときに必要とされる「首飾り事件」ですが、なんだか今いち真相がわかりません。 ルイ15世が失脚して宙に浮いちゃった超豪華な首飾りを、なんとか売りたかった宝石商と、「そんなのいらないよ」だったアントワネット、ラ・モット伯爵夫人がロアン枢機卿を使ってそれを購入させて…ってことだと思うんですが…。なんかアントワネットの陰謀説とかになるとわけがわからなくなるんです。アントワネットがなにを陰謀したんでしょうか?アントワネットにとってなんの得になるのかな…とか。 マリーアントワネットって子供産んでからは結構まともになったって聞くんですが、首飾り事件のころにはすでに子供いましたよね。それでも陰謀とかするのかな、と思いまして色々疑問です。 お詳しい方いらっしゃいましたら是非お教えください。お願いします。
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首飾り事件は、「カタリ」という典型的な詐欺手法の事件です。 ラモット夫妻がマリーアントワネットになりすまして、 ロアン枢機卿に首飾りを買わせてそれを騙し取った、ただそれだけです。 陰謀なんか、イチミリもありません。 陰謀云々はただのデマです。 マリーアントワネットは名前を悪用された被害者に過ぎず、 事件とは何の関係もない。 何もしてないし、事件のことも後で知っただけです。 この事件は、発覚当初から全くなぞもない、100%解明された事件です。 当時からすでに疑問の余地もありませんでした。 しかし事件は解決したのに、それに納得しない民衆が、 勝手な憶測や邪推、当てこすりをつけて流言を広め、嘘が嘘をよんで 事実とはまったく関係ない虚構がうまれたというだけです。 ま、それだけ当時の世相に社会不満が高まり、そのはけ口をもとめていたということでしょう。
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- caesar-x2
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悪いけどそんな可能性はありません。 まずカトリックなんで離婚できません 王位継承権のある息子などがいるので 結婚の無効は申請できないので 離婚したけりゃ夫を殺すしかありませんが、 結婚と恋愛は別というのが常識の当時にあって 貴賤婚をしてまで結婚するひとは非常に少数。 とくにハプスブルクとブルボンのカップルの場合、 離婚なんてばかげています。 またこの事件でマリー・アントワネットには一銭も 渡って無いどころか、 逆に公の場で恥をかかされて、ロアン卿との愛人関係を 想像させるような贈り物を受け取ったかのような誤解を受け、 さらには裁判では罪状の一つにとりあげられるなど ふんだりけった。 また祝福されない結構で、持参金はひつようありません。
お礼
アントワネットにとってはマイナスだらけの事件だったんですね、かわいそうです。 なんか小説とか漫画とかでしかこの時代のこと理解してなかったので、もっと史実をきちんと勉強したいと思います。 詳しいご説明、ありがとうございました!
- zieden
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マリーが愛していたスウェーデンの貴族フェルゼンと一緒になるためには、スウェーデン王室への持参金が膨大なものになるため、国庫がそこをつきかけていたフランス王室からは調達できないことが動機だった可能性があります。
お礼
いわゆるそれが陰謀論のひとつなんですね。なるほどです。そりゃフランス王室からは調達できませんよね。 ありがとうございました!
- pri_tama
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過去にも同様な質問が有ります。 http://okwave.jp/qa3412825.html?rel=innerHtml 要するに、当時のフランス民衆は、ルイ14世以降の財政難で困窮を極めており、王妃の名を使えばあんな贅沢な物まで買える(要するに王妃は日常的に贅沢品を買い漁っている)んだっていう妬みで、民衆が怒っただけです。 敵国の女(オーストリア出身)ですから信用が無いのが痛かったですね…。
お礼
過去の質問見逃してました、参考にさせていただきます。 妬み僻みで濡れ衣なんだろうけど、今までの行いで人望皆無だったのが辛いトコでしたね。 ありがとうございました!
お礼
やはり陰謀説は後付けなんですね。 フィクションとノンフィクションをきちんと整理して歴史小説って読まないといけないんだなと思いました。 ありがとうございました!