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精算表の仕訳と商慣行についての質問
- 今回の質問は、精算表の仕訳と商慣行についての疑問です。
- 具体的には、精算表の繰越商品と棚卸減耗費の仕訳について疑問があります。
- また、棚卸減耗費と商品評価損の仕訳の関係についても質問しています。
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質問者が選んだベストアンサー
違います。 これは棚卸減耗費と商品評価損が両方とも発生する場合ですよね。 商品評価損は2級の範囲では必ず売上原価に算入するので(1)はありません。 商品評価損については今後は指示が入らない可能性が高いです。 あとは棚卸減耗費の指示内容によって(2)か(3)になります。 棚卸減耗費については解答作成に必要なら、問題文だけではなく解答用紙なども含めて何らかの指示があるはずです。 B/Sのみを作成するような問題なら解答作成に不要なので、棚卸減耗費について指示がない可能性もあります。 棚卸減耗費と商品評価損はセットではなく別々に考えてみましょう。 棚卸減耗費が発生すれば 棚卸減耗費/繰越商品 その棚卸減耗費を売上原価に算入するのなら 仕入/棚卸減耗費 その棚卸減耗費を売上原価に算入しないのなら 仕訳不要 商品評価損が発生すれば 商品評価損/繰越商品 商品評価損は必ず売上原価に算入するので 仕入/商品評価損
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- blooks
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【回答1】 2つ目の仕訳のグループになることは通常ありません。 1つ目と3つ目の違いは棚卸減耗費と商品評価損を売上原価に算入するかどうかです。 算入する場合は3つ目、算入しない場合は1つ目です。 ただし、商品評価損は原則として売上原価に算入することになったので、2級の商業簿記では必ず売上原価に算入します。 棚卸減耗費をどうするかは問題の指示によります。 >売上原価に算入する=売上原価を借方に持ってくる仕訳をする、 売上原価=仕入だから 仕入/棚卸減耗費になる。と考えるのですか? その考え方であっています。 【回答2】 「繰越商品/棚卸減耗費」という仕訳は通常ありません。 【回答3】 商品評価損は原則として売上原価に算入することになったため、特別な指示がなくても売上原価に算入するからです。 (期末)繰越商品を棚卸減耗費と商品評価損だけ小さくする。 (期末)繰越商品を帳簿棚卸高から実地棚卸高(B/S価額)にする。 棚卸減耗費/繰越商品 商品評価損/繰越商品 いったん把握した棚卸減耗費を必要に応じて売上原価に加算する。 仕入/棚卸減耗費 商品評価損は2級の商業簿記では必ず売上原価に加算する。 仕入/商品評価損
お礼
大変参考になりました! 補足ですがまとめると (1) 仕入 /繰越商品 繰越商品/ 仕入 棚卸減耗費/繰越商品 商品評価損/繰越商品 (2) 仕入 /繰越商品 繰越商品/ 仕入 棚卸減耗費/繰越商品 商品評価損/繰越商品 仕入/棚卸減耗費 仕入/商品評価損 (3) 仕入 /繰越商品 繰越商品/ 仕入 棚卸減耗費/繰越商品 商品評価損/繰越商品 仕入/商品評価損 (1)(2)(3)の3つのパターンがあり ・問題文に何も指示がなかったら(3)、 ・「棚卸減耗費、商品評価損ともに売上原価に算入しない」と記載されていれば(1) ・「棚卸減耗費、商品評価損ともに売上原価に算入する」もしくは 今回の問題のように「棚卸減耗費は売上原価に算入する」などの場合は(2) ということで合ってますか? 再度ご回答頂ければ幸いです。 ご回答ありがとうございます。
お礼
商品評価損/繰越商品 の仕訳がある場合は 仕入/商品評価損 は必ず発生すると言うことですね! 大変参考になりました。 2度も答えていただきありがとうございます。