• 締切済み

表現力?

最近、こちらの質問を拝見していて気になったことがあるので質問させていただきます。 ずばり、表現力とは何? 私は音をドンピシャに拾ったステップや、曲にのせてなめらかに滑る足の先までストレッチの利いたスパイラルetcだと思っていたのですが、キム・ヨナ選手の「表情」の部分を表現力があって浅田選手より上だという方が少なからずいることに驚きました。 確かに、いいなと思う表情や振りはあるんですが、それって「スケート」には関係ないですよね? キム選手が表情を作るのは立ち止まってるときやあんまり難しいターンをしていないとき限定。 それに毎回同じ所でまったく同じ表情をするので、プログラミングされたロボットみたいです。 みなさんはどう思われますか?

みんなの回答

  • nachiguro
  • ベストアンサー率33% (621/1841)
回答No.3

>確かに、いいなと思う表情や振りはあるんですが、それって「スケート」には関係ないですよね? いや関係なくないと思いますね。 否定するわけではないのですが、昨シーズンの選手権(ヨーデボリ)でSP6位だったかな?フランスのジュベール選手がFPでクワッドをばっちり決めて一時は大逆転か?と思わせるような演技をしました。 しかし大トリを務めたのはご存じカナダの貴公子ジェフリー・バトル選手の「アララト」ではクワッドツゥーループも何もない3回転のみでSP、FPともに優勝し、その事に対しジュベール選手は怒ったがバトルはこう答えたらしい 僕の中でスケートとは音楽も仕草も全てがスケートであるのだから大技よりも一つ一つのエレメントを大事にしたい。 この言葉にジュベール選手は言葉を失ったそうです。 人にはそれぞれの振付師がおり、そのパターンに沿って行うのが通例ですから良い点を稼ぐならその方法を採択するのが当然でしょう。 そのいい例が最近はやりのビールマン・スピンが一つの例ですが、2002年の頃、ビールマン=イリーナ・スルツカヤという代名詞がありました。 しかしその後誰しもそれを真似るようになったのは事実でしょうけど、イーラだけは双方の足を軸足にしてビールマンが出来るわけですからそこが違うんです。 オリジナルとコピーを比較した場合、所詮コピーはそこで止まってしまうんです。 イーラも最初はデニス・ビールマンの模倣から始まったんだと思いますがそこに自分のオリジナルを加えたんでしょうね。だから(引退はしていないけど)伝説のスケーターになっても良い価値はあるんだと思いますが。

cure-piee
質問者

補足

>この言葉にジュベール選手は言葉を失ったそうです。 この部分は見た方の主観でしょうね。 実際、ジュベールが負けたのはジャンプの差なんです。 演技構成点はジュベールが勝っていたし、バトルお得意のスピンやステップの加点はジュベールの方が多かったくらいです。 バトル選手は8回のジャンプと3回のコンビネーションをきっちりきめたために技術点でジュベール選手を上回りました。 ジュベール選手は4回転は決めたけれどコンビネーションジャンプの数が少なく、結果的に技術点も取れなかっただけなんです。 4回転ジャンプは3回転―3回転―3回転のコンビネーションを飛ぶより難しいにも関わらず、点数は4回転の方が低いのです。 本題からは逸れましたが、バトル選手は現行ルールを最大限に生かして勝ったわけであって、芸術性が評価されたわけではないですよ、ということです。 近年ジュベール選手はすべてのエレメントに対して積極的に取り組み、すべての要素でトップクラスに上り詰めてきたのですから。 そしてごめんなさい、最後のスピンの例はよくわからなかったです。 表現力の話で行くと、誰がオリジナルで誰がコピーなんですか? もちろん、どの選手も自分ができる最大限でルールにのっとって一番得点が出るよう努力していますよ。 でもそのなかで、認定されなくても何度も挑み続けた中野選手のトリプルアクセルや、トリプルアクセルまでで無難にまとめれば圧勝していたはずのジュベール選手、 4回転よりほかの要素を練習したほうが高得点に結び付くだろうケヴィン・レイノルズ選手、そのほかの挑戦し続ける選手たちがいてはじめて、フィギュアスケートはスポーツ足りえるのです。 スポーツでなくなったフィギュアに、未来はないと思います。

回答No.2

yuyuyunnさんとほぼ同じですね。 自分なりにその曲や曲のストーリーを理解し、それを表現する、ということだと思います。 キムヨナ選手の表現力は、顔だけではありません。 以前は顔芸だけのようなことも言われていましたが、今はそれに加えて、上半身の動きに磨きをかけてきています。 もし、顔芸だけなら、浅田選手よりも上だとは云われてはいないと思います。 彼女の演技は、手の指先にまで神経が行き届き、曲を表現しています。 特に上半身のメリハリの利いた動きには定評があります。 例えばですが、ロミオとジュリエットの曲を使用する選手も多いと思います。あの曲を無表情で演技をされたらどうでしょう? なんだか味気ないですし、ジャッジや観客に対するアピール度は低くなります。 サーシャコーエンはフリーにこの曲を使っていましたが、顔の表情はもちろん、体全体で曲を表現し演技していました。 だからこそ、観客やジャッジを魅了し、高得点につながったと思います。 表現力は技術点には直接関係しませんが、構成点には反映されます。 ”振り付け”や”曲の解釈”の部分ですね。 ストーリー性のある曲は特に、表現力が必要になると思います。 外国人ジャッジは特に顔芸が好きですね。 キムヨナ陣営は、そういったことまでくまなく研究しているのでしょう。

cure-piee
質問者

お礼

キム選手と浅田選手の表現力はタイプが違うのでしょうね。 キム選手は「演じる」けれども、浅田選手は彼女自身が音楽であるかのように音と一体になって滑ります。 そして体全体で柔らかでしなやかな動きをします。 それも、プログラムをとおして複雑なステップを踏みながら、です。 逆にキム選手は結構ランが多いプログラムですよね。 最初の大技を決めたあと、その分を表情やマイムに費やしている。 私は彼女をキュートだと思うしいい選手だとも思うのですが、上半身(特に表情!)に費やして、スパイラルの足はきちんと伸びていなかったり足もとがふらついていたり、スピンでものすごいトラベリングをしたり、という技術的な部分を放置したままなのがもったいないと思うのです。 まさに、回答者様がおっしゃった「体全体の表現」がまだできていないと、私には感じられます。

  • yuyuyunn
  • ベストアンサー率41% (20359/48650)
回答No.1

こんばんは 曲を理解したうえで 自分なりにそれをどう伝えるか、なんだと思いますけど たとえば中野選手は安藤選手と比べても ジゼルの理解が出来ていました バレエの内容を知っている人から見ると、安藤選手はちょっと無理やりだと思いました そういうちょっとしたことなんだと思いますけど スケートの場合すべることが最重要ですので 無表情で滑ってもいいわけですが そこで表現力を付けると言うのは、スケート(すべり)に余裕があるという感覚なのではないかな?とおもいました ご参考までに

cure-piee
質問者

お礼

ありがとうございます。 ジゼルで言えば、実際のバレエの舞台を見ていれば・・・まあどっちもどっちかなという気がします。 逆に下手にバレエっぽくした分、中野選手のほうがバレリーナと比べられて損かなと思ったり。 これは余談でしたね(笑) 表情はあっていいと思いますよ。 テレビで見る分には特に。 ただ広い会場で遠くから見た場合、どんな表情をしているかなんてわかりません。 その時にものを言うのが身体的な表現。 キム選手にはそれが足りなくて、「演技」の部分だけを磨いているように見えたための質問でした。

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