• ベストアンサー

微分の極大値と極小値の問題。

kを実数の定数とする。関数f(x)=2x^3+3x^2+6kxが極大値と極小値をもち、その差が8であるように、kの値を求めよ。 という問題で、解答は これの導関数f'(x)=x^2+x+k=0・・・(1) が異なる実数α、β(α<β)をもち、 f(α)-f(β)=8・・・(2) となるのが条件である。 ここで、三次式f(x)を(1)のx^2+x+kで割ることにより・・・(3)  f(x)=(x^2+x+k)(2x+1)+(4k-1)x-k と書けることに注目すると、  f(α)=(4k-1)-k f(β)=(4k-1)-k となるので、条件(2)は(4k-1)(α-β)=8・・・(2)' と書ける。 と、まだもう少し続き、(1)からαとβを求め、 αーβ=ー√1-4kであるので、(2)'は(1-4k)√1-4k=8となり、k=-3/4となる。 ここまでが解答です。 なぜ(3)のところでf(x)を導関数f'(x)で割ったのか教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.2

分かりにくければ、数値を求める問題で、例えば x^2+3x+1=0の時、x^3+3x^2+6x+5の値を求めよ。 x^3+3x^2+6x+5をx^2+3x+1で割って、x^3+3x^2+6x+5=x*(x^2+3x+1)+5(x+1)=5(x+1)として、値を求めた経験がないか? それと同じ事をやってるに過ぎない。x^2+3x+1=0に着目した解という事だ。

HotDrink
質問者

お礼

なぜそうなるのかようやく理解できました。別解まで示していただきありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • owata-www
  • ベストアンサー率33% (645/1954)
回答No.3

まあ、#1、2さんの解説で十分かと思いますが、あえてもう少し説明すると f(x)=(x^2+x+k)(2x+1)+(4k-1)x-k=f '(x)(2x+1)+(4k-1)x-kだから、 f(α)=f '(α)(2α+1)+(4k-1)α-k=(4k-1)α-k((1)よりf '(α)=0のため) 同様に、f(β)=(4k-1)β-k と出ます。

HotDrink
質問者

お礼

ようやく理解できました。ありがとうございました。

回答No.1

>なぜ(3)のところでf(x)を導関数f'(x)で割ったのか教えてください。 2x^3+3x^2+6kx=(x^2+x+k)(2x+1)+(4k-1)x-kは全てのxに対して成立する恒等式だから。 x^2+x+k=0であるから、f(α)=(4k-1)α-kとなるだけ。 これは、なかなか巧妙な方法だが、orthodoxには、 f(α)-f(β)=2(α^3-β^3)-3(α^2-β^2)-6k(α-β)=8として、α+β=-1、αβ=kを代入すると良い。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう