- ベストアンサー
Corresponding Author って何?
論文のCorresponding Authorって何ですか? (コレスポって略すのですか?) 僕はてっきり雑用係だと思っていたら、化学の分野では重要なものだと最近聞きました。 First Authorとどう違うのですか? 尚、当方は物理系なので、Corresponding Authorは 査読結果や論文が出版される前のProofが送られてきて 「対応する著者」つまり雑用係です。 何のメリットもありませんし、誰もこの論文のコレスポが 誰であるかなんて気にしません。 通常は第一著者がやるか、第一著者が学生でもうすぐ卒業しちゃう場合は助手か准教授あたりがやります。 教授には申し訳ないので、普通はお願いしません。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
これがわかりやすいのでどうぞ↓
その他の回答 (3)
- 101325
- ベストアンサー率80% (495/617)
分野や業界によって違うんでしょうね。私のところも、#3さんの回答に近いです。助教か准教授か教授がCorresponding Authorになります。学生にはさせません。First Authorの学生を直接指導していたスタッフがやります。ポスドクはケースバイケースです。部外者にさせるというのは、私は聞いたことがないです。
お礼
ご回答ありがとうございます。
所変われば品変わる。^^ 化学の場合(多分生物も)アスタリスクの打ってあるCorresponding Author(「コレスポ」は品のないジャーゴン)は通常First Author自身かFirst Authorより格上の「プロジェクトリーダー」で、確かに「連絡先」ですが、「責任もってお答えします」「本論文の全責任は私にあります」という意味になっています。 First Authorはしばしば院生やポスドクで「その連絡先に居なくなってしまう」事が普通なので、Corresponding Authorが事後の一切を仕切ります。 #2のお答えにある「偉い先生」が加わって下さる(名前を貸して下さる)場合はしばしば連名の最後にandを付けて「別格」にすることが多いです。その場合Corresponding Authorにはしません。
お礼
分かりやすい回答、ありがとうございます。
- cipher_roy
- ベストアンサー率46% (411/893)
『何のメリットもない雑用』というのはとんでもない間違いです。 最先端の研究において類似・共通分野を研究する著名人に理論の再検証を してもらうというのは化学であろうが物理であろうが数学であろうが (国際的レベルの)学術論文を発表するにあたって非常に大事なことです。 逆にこの作業を誰にも引き受けてもらえないものは、大した成果じゃ ないんだな、と一蹴されてしまうレベルと見なされます。 共通する専門分野の博識(他人の研究に関してその有効性を判断できる) の人にお墨付きを出してもらえるというのは大変名誉なことですし、 その仕事を頼まれるというのは、その分野に関して博識であると認め られることでもあります。 貴方が言っているのは単なる内輪でのスペル/文法チェッカーレベルの もので、Corresponding Authorと言えるものでは全くありません。 知らずに他所で大口を叩いてしまうと大変な恥をかくことになりますので、 今後そういう機会があるならきちんと区別して下さいね。
補足
ご忠告ありがとうございます。 そっちの分野でDeepな方の予想もしていなかった回答をいただけて 興味深かったです。 お礼にご忠告申し上げれば、 > 貴方が言っているのはCorresponding Authorと言えるものでは全くありません。 だから、そういう文化は物理系の論文誌には無いのです! 「知らずに他所で大口を叩いてしまうと大変な恥をかくことになりますので、今後そういう機会があるならきちんと区別して下さいね。」
お礼
確かにわかりやすいです。ありがとうございます。