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公的固定資本形成について

2003年度の建設投資とGDPの予測値を調べているのですが、名目建設投資(64.5兆)の中の名目政府建設投資(23.5兆)と名目GDP(495兆)の中の公的固定資本形成(33.5兆)に10兆の開きがあり過ぎます。 調べたところ、その差額は「機械等」ということなのですが、10兆は大きすぎると思います。 どれか予測値が大きくズレているのでしょうか? 教えてください。 なお数字は新聞・インターネットで調べたものです。

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  • ryon2
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回答No.1

 民間企業で経済分析の仕事をしています。経済は一応専門ですが、SNAの専門家ではないのでそのつもりでお聞きください。  公的固定資本形成と政府建設投資の差額は確かに「機械等」です。どんなのかといいますと、大学や中央省庁の大型コンピューターとか、エアコンとかのことです。  ノーベル賞を受賞した小柴教授が作ったスーパーカミオカンデも建物以外はここに計上されます。  また、公的企業の設備投資も計上されるので、高速道路のETCや郵便局の郵便番号読み取り機も計上されるでしょう。  建物じゃないので自衛隊の戦闘機やイージス艦も計上されているかもしれません(ただ、「固定」資本じゃないので自信なし)。  JRは民間企業ですが新幹線を作るのは鉄道公団(だったかな?)という公的機関なので、新幹線の車両や完成システムは計上されるでしょう(車両は固定じゃないので自信なし)。  そんな風に考えると、かなりの額になるんじゃないかと思います。

ccg
質問者

お礼

丁寧なご説明ありがとうございました。「機械等」にはいろいろな投資があることがわかりまいた。 ただ、2003年度の名目公的固定資本形成が33.5兆というのが間違えているような気がしてきました。

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