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「感ぜず」は可能形?

ある小説の中で「はかなさを感ぜずにはおれなかった」という文を見ました。「感ぜず」を分解すると「感じる」の<可能>の活用形と否定の「ず」から成るんでしょうか?「しゃべる」の<可能>の活用形が「しゃべれる」のように<え>の形になります、そこから類推したんですが、自信がいまいちありません。

質問者が選んだベストアンサー

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  • nira_kana
  • ベストアンサー率43% (10/23)
回答No.1

「感ぜ・ず」は文語の「感ず」の未然形 + 打消の助動詞「ず」です。 「感ず」はサ行変格活用で、「感ぜ・感じ・感ず・感ずる・感ずれ・感ぜよ」と活用します。 「感ず」の意味は口語の「感じる」と同じですから、「感ぜず」は単純に「感じない」という意味になり、可能の意味はありません。

その他の回答 (2)

  • junah
  • ベストアンサー率36% (32/87)
回答No.3

「感ぜず」自体には明確な回答が既にありますので、補足です。 「しゃべるsyaber-u」(五段動詞)の可能形が「しゃべれるsyaber-e-ru」のような形になるのは、江戸時代以前に「しゃべられるsyaber-are-ru」のような形であったものが「ar抜き」になったからです。この論法で言えば、「しゃべれる」に対応する「感じるkanzi-ru」の可能形は「感じられるkanzi-rare-ru」を変化させた「感じれるkanzi-re-ru」であって、いわゆるら抜き言葉となり、現代ではまだ認められていない形になります(あと100年もすれば認められるでしょうが)。可能形として「感ぜる」という形を想定するのは難しいです。

  • garamond
  • ベストアンサー率53% (1119/2111)
回答No.2

サ行変格活用「感ずる」の未然形「感ぜ」+打ち消しの助動詞「ぬ」の連用形です。 感ずる http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E6%84%9F%E3%81%9A%E3%82%8B&stype=1&dtype=0http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%AC&dtype=0&stype=1&dname=0na&pagenum=1&index=15719714184600

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