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健常児に障害児について教えたいのですが…
保育士を目指しています。 健常児に障害児について理解して欲しいのですが、そういった教材がありません。どうやって子ども達に伝えていけば良いでしょうか。
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- kirata
- ベストアンサー率37% (19/51)
現在幼稚園の教諭をしています。 統合保育をしていますので、知的障害、肢体不自由、聴力障害、難病といろいろなお子さんをおあずかりしましたが、その障害(ハンディと呼んでいます)によって、他のお子さん達への説明の仕方はちがってくると思います。 例えば、 *手指欠損のお子さんの場合は、ご両親の了解を得て、「お母さんのお腹にいるときに病気になって、指はないけれど、Aちゃんは、みんなと一緒に絵も描けるし、何でも頑張っているよ。」 *言葉の理解や、発語に遅れのあるお子さんの場は、「Bちゃんは、まだことばがよくわからないから、 たくさん話してあげてね。そうしたら、Bちゃんも いろいろお話できるようになるから。Bちゃんに話 す時はゆっくりお顔見て話してあげてね。」 *手の出るお子さんの場合は、「叩いたら、痛いってことが、C君にもわかるようになるといいね。だから、Cくんにもし叩かれたりしたら、我慢しない で、痛いよって、言っていいんだよ。」 など、要は、障害について詳しく説明をしなくても、回りの子ども達は、気づきます。気づいた時に、そのお子さんが回りに受け入れられるような話をしてあげれば良いと思います。 そのお子さんが、頑張っていることを伝えると、大人が想像する以上に、子ども達は、自然に受け入れ、やさしく援助してくれるようになります。これには、いつも感心させられます。 もうひとつ、大事なことは、保育者自身が、ハンディを「個性」のひとつとして他の子ども達との間に線を引かないことではないでしょうか? もちろん、これは、心の奥をみつめれば、とてもむずかしいことです。でも、努力して、子ども達一人一人を見ていこうとするところに、保育者としての成長があると思います。 お祈りしています。
絵本はどうでしょうか? 小学館「バリアフリー・しょうがいってなあに?」シリーズの中の星川ひろ子さんの写真絵本シリーズ「ぼくたちのコンニャク先生」「ぼくのおにいちゃん」「となりのしげちゃん」「ゆいちゃんのエアメール」「ちえちゃんの卒業式」 うちの子が通う園は統合教育をしています。自閉的傾向のあるお子さん、補聴器のお子さん、難病のお子さん。ハンディキャップは多かれ少なかれ、誰にでもあります。みんな違う、それを認め合うことはすばらしいことです。 私が大好きな絵本です。下記のサイトをのぞいてみてください。 図書館においてあると思います。
- 参考URL:
- http://www.mochiaji.jp/
- chitakun
- ベストアンサー率14% (11/75)
こんにちは!! 甥っ子がいわゆる「特殊学級」に入っています。 基本的に授業はその教室で、ほとんどをしていますが、 体育、図工など、一緒にしている教科もあります。 その子それぞれの障害の度合いによって変えている様です。 他の子にどう説明しているかは判りませんが、特に何かを理解させる事はしていなくとも、聞かれたら疑問に答える程度ではないでしょうか? 五体不満足の乙武さんは、「僕は、お母さんのおなかの中で病気になったんだよ。」と、友達に言っていたそうです。 特別視をしない事が大事です。
はじめまして。 教材は必要ないと思います。 伝える必要も無いと思います。 息子の学校には障害児学級があります。 入学当初「他の子供たちと、どういう風に関わっているのか?」という疑問を持っていました。 しかしこれは後に「その様に考えること自体が不自然な考え方から発生している」ということに気づきました。 今、子供自身は見事に理解し合っています。 時にはこんな言葉を耳にすることがあります。 「○○君なぁ、今日こんな事したとき、すごい可愛いかったんやで。みんなで『可愛いなぁ~』って言っててん・・・。」みたいな。 私は同年代のお友達に対して「可愛い」という言葉を発することに、若干の戸惑いがありましたが、よく考えてみると、子供は多分「いとおしい」と感じたのではないでしょうか。 それってとても大切だと思うんですよね。 大人が子供に「あらゆるものにいとおしさを感じましょう・・云々」と教育したところで、そんなのはやはり口先だけの教育でしかなく、そんな言葉から導くことの出来るものなんて何も無いと思うのです。 例えば、そういった主旨の絵本の読み聞かせをしたとしましょう。その場では「誰(何)に対しても優しくしたいと思います。」という子供なりの感想が返ってくるでしょう。しかし実際の障害者を目の当たりにした時、おそらく子供は呆然と立ち尽くすだけではないでしょうか・・・。 肌で感じる、空気で感じる、そういうものが大切だと思うのです。 車椅子に乗っている方の不自由さなどは、実際に体験してみなければ分からないので、そういったものは有効かもしれません。 後に道で困っていらっしゃる車椅子の方と出会ったとき、自然と手を差し伸べることができるかもしれませんね。 情けない話ですが、人間ってその立場にたたないと分からないものです。 親切心でやったことが、かえって相手を傷つける場合もあるでしょ。 先程のような場合、手をかすことも迷惑な場合だってありますよね。 自分で乗り越えたいと思っておられるかもしれません。 今回は学校の課題だということ理解しています。 が、もしかすると、この質問だって障害児をお持ちの保護者からすれば「どうしてそう意識するのかな?」と思われるかもしれません。 そしてその「障害児」という言葉そのものも・・・。 人間の心は非常にデリケートです。難しいですね。 >障害児について理解する事 それはもしかすると「健常児と障害児という分け隔てをしない事」ではないかと・・・。 保育者としては勿論理解すべき事は沢山あると思います。 最後になりましたが、もう1つ大切な事。 もしも障害児に対する健常児の理解を仰ぐとすれば、同時に、健常児に対する障害児の理解を仰ぐことを忘れてはならないということです。 勿論、障害の程度によりますが、理解できる範囲で・・・。 片側だけの理解を仰ぐのは間違っていると思うからです。
- kisukeblue
- ベストアンサー率23% (197/845)
こんばんは。身内に保育士がいまして少し感動的な話を聴ききましたので、質問の参考にはならないかもしれませんが。。 クラスの子が突然少しひどい顔面マヒになってしまったそうです。原因はわかりませんが心理的なもののようです。家族は当然保育園に預けて子どもたちに笑われたりいじめられたりしないか心配したそうです。 子どもはどういう態度に出たと思いますか? 子どもたちはまったく気にせず、普段とかわらず普通に遊んでいたそうです。 子どもは言葉が通じなくても、全然知らない子でも、すぐに仲良く遊べますよね。 うまくいえないけど、こどもであるという条件さえ合えば、言葉が通じなくても障害があっても関係ないのかもしれませんね。 乙武さんの「五体不満足」という本はご覧になったことありますか? 子ども時代の話は周りの子ども達や先生の様子も書かれてますので参考になるかもしれません。
- hideka
- ベストアンサー率23% (51/220)
保育の仕事をしています 私の関係している保育園にも数人の障害の子が数人いますが特に理解してもらうために事前に何かをしていると言ったことはしていません。bu-kochanさんは理解してもらいたいと思うのは何で理解してもらいたいのですか?保育園で見ている限りでは理解させようと思うのは大人の考えであって子供の考えではないように見受けられます。もちろん全ての子ではありませんが障害の子に対して偏見みたいなことは全くないように見受けられます。大人が変に意識をすることで子供が変に意識をするようにも見えます。ご存知の通り障害にも色々ありますが私の関係している保育園では体の障害の子/精神的に障害の子そのなかでもさまざまいますが健常児の子供は普通に受け入れています。体の障害の子には手伝いをしてあげたり、精神的に障害の子にはここでは大きい声出してはだめ!とか教えてあげたりしていることも多々見受けられます。
- humihiro2003
- ベストアンサー率16% (40/246)
○○君は××君より鉄棒苦手でしょ? それと同じで△△君は歩くのが苦手なだけだよ。 まずはこんなのではどうでしょうか? 幼い子供に色々と説明するよりも、 まずは、障害児であっても、 自分達と同じ仲間であると言う意識を持たせるのです。 そうすれば、自然とできないことがあれば 助けようとしてくれるのではないでしょうか? クラスに1人ぐらいはそうゆう優しい女の子が居そうなものですが・・・・ ↑勝手な思い込み・・・ そうすれば、その子からそうゆう意識がクラス全体に広がっていったり・・・ う~ん・・・・よくわからないアドバイスですいません
お礼
アドバイスありがとうございます^^ 保育者が障害児を特別視しない事でしょうか。 子ども達の方が柔軟性もあるので馴染んでくれるかも^^ 子どもの優しさにたくしてみようかな^^
- ururu888
- ベストアンサー率20% (19/95)
一緒にすごす機会を与えるってのは一番良いんじゃ無いでしょうか。
お礼
私もそう思います^^ちょっと自信がもてました^^ ありがとうございました^^
お礼
アドバイスありがとうございます^^ なぜ理解してもらいたいと思ったかは、学校の課題なのですが、実際に障害児と関わった経験も無く、自分なりに考えたり調べたりしたのですが、納得できる答えが出せず困っていました。 実際に関わっておられる先生のご意見はとても参考になりました。