- ベストアンサー
HDD不良セクタ個数の許容範囲とは?
東芝製2.5インチHDD MK3021GAS 30GB(27.95Gb) での相談です。 XP(SP3)で使用中、MFTの書きこみ失敗エラーメッセージが出て以後、 UNMOUNTABLE_BOOT_VOLUME のブルースクリーンになりました。 MFT書きこみ失敗の原因がHDDの物理破壊なのかどうか気にしています。 まずは回復コンソール!と思い、chkdsk/r をやるとchkdsk不可能で焦りました。 fixboot fixmbr は可能でしたが、MFTが治るわけではなかったようで相変わらずマウントできませんでした。 KnoppixLiveCDで起動すると、きちんとHDDがマウントされてデータは救出できました。 マウントできないのは、どうやらMFTが必要なWindowsだけのようでした。 そこでHDD検査ツールは東芝が配布しているものが見当たらなかったので他社製ツールを何種類か使ってみました。 いずれもブートセクタにあたる先頭部分は綺麗で、内側にぽつぽつ、と散在する形でBad Sectorが6個みつかりました。 そこで不良セクターについて 30GのHDDで、ぽつぽつと6個不良セクターがある、というのは スキップセクター可能な前提で工場出荷時の歩留まり範囲の普通の状態でしょうか? 私のHDDは「壊れていますor不良品です」と言うべきなのかどうか、教えてください。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
不良セクタについては下記のサイトが参考になります。 http://hddbancho.co.jp/hdd_badsector.html http://hddbancho.co.jp/the_hdd_withthebadsectorisrecycled.html ローレベルフォーマットの際に、不良セクタテーブルのデータが残るかどうかは、メーカーに問い合わせないと確認できないと思います。個人的な意見ですが、GBクラスの大容量ハードディスクが出た頃からは残す設定になっているような気がしますよ。 不良セクタカウントが消えたのは、ひょっとしたら単なるペンディング扱いだった部分が、フォーマットの際に行われたリフレッシュで通常セクタに昇格したのかもしれません。 不良セクタ個数のしきい値も、メーカーが定義するものなので製品によってもばらつきがあるでしょう。わたしはPowerMaxというツールでローレベルフォーマットを行い、Full Scan Testをクリアしなければ業務では使いません。 http://hdd.iemoto.org/maxtor_001.html 液晶モニタでも数個のドット落ちまでは保証対象外という話がありますが、大容量ハードディスクで不良セクタが出たとしても使用に差し支えない状態なら許容しています。累積使用時間や不良セクタ個数のカウントまでは管理しきれないので、信頼できるツールの判定にお任せしていますね。
その他の回答 (3)
- celtis
- ベストアンサー率70% (2343/3308)
物理フォーマットで代替セクタに置き換えられればとりあえず動作はしますが、余分なヘッドシークが加わりますので速度低下や負荷増大が考えられます。 ツールで確認すればわかることなので、正直に伝えた方が余計なトラブルにならないでしょう。
補足
celtisさん、アドバイスありがとうございます。 adbargさんのアドバイスでは、代替セクタの置き換え(ユーザー側でのスキップセクター有効)はありえないということですので、 自分のHDDで実際に発生していることがどうなのか心配しています。 ウイキペディアを見てみると、スキップセクターテーブルの更新が、昔のHDDでは有効だったが最近のHDDでは不可になっていて物理フォーマットも不可能になっている、といった旨の記述がありました。 そこで私の東芝MK3021GASが、昔の部類なのか最近の部類なのか、という点です。 物理フォーマットできた(と自分では思ってる)のと、その直後に欠陥セクター数が0表示されたのは、昔のHDDで代替テーブルが機能してくれたおかげだと考えているのですが この考えは合っていますでしょうか? (安全のために交換するか否かは別問題として) また、質問表題のHDD不良セクタ個数の許容範囲とは、メーカーの東芝がS.M.A.R.T.のファームウエアに登録した閾値(今回のMK3021GASの場合だと50)が、許容範囲、という答えになりますでしょうか? >ツールで確認すればわかることなので、正直に伝えた方が余計なトラブルにならないでしょう。 自分の場合、通信販売やオークションしか入手方法がないので、騙されないように購入後すぐチェックしようと思います。
- adbarg
- ベストアンサー率53% (1134/2108)
> 逆に言うとこの状態で、新品未使用、と言って売買したら簡単にダマされちゃうのも心配ですので S.M.A.R.T.情報を確認すれば分かることですのでそれは無理です。 というか、過去どのくらい使用されているか確認も出来ますので… 詐欺になりますよ。 S.M.A.R.T.情報は、HD Tune等で簡単に確認できます。 http://cowscorpion.com/HDD/HDTune.html > 工場出荷時の歩留まり範囲 ありません。 ちなみにスキップセクターが発生した時点で、既に寿命ですので 影響が広がらないうちに買い換えて下さい。 予備の代替セクタが無くなれば、物理フォーマットしてもスキップセクターは表に現れます。
補足
貴重なアドバイスありがとうございます。 HD Tune、とても助かりました。 S.M.A.R.T.情報を見たところ、 PowerOnHours=11,300 ReAllocatedSectorCount=1023(Threshold50) StartStopCount=4462 でした。 ・このうちReAllocatedSectorCountが、代替セクターになりますでしょうか? ここでハテナなのが、検出された不良セクター数なんです。 手当たり次第に沢山使ってしまったのでどのツールがどう答えたか正確に覚えていない状況ですが、 一番最後に使ったのがUltimate Boot CDに収録されたvivard.exeです。 当初質問時に6個不良セクターが検出されました。(vivard.exe使用) 物理フォーマット後に再度表面検査すると、ゼロ個になりました。 アドバイスを頂いてからHD Tuneで調べると、 ErrorScanでのDamagedが1コマだけ検出されました。 しかも、Damagedで赤く表示された1コマは、当初vivardで6個表示された位置とは全然ちがう位置にありました。 S.M.A.R.T.チェックでは1023(個数?バイト数?でしょうか?)でした。 これはどういう意味に受け取ればよいでしょうか? 検出ソフトが変わると、作者の設計によって違う評価方法もありえるかもしれないな、とは思ってる所です。 S.M.A.R.T.情報はHDDを製造した東芝が返事をしているのでこれが一番信用できると今のところ思っています。 (惜しいのは質問時にS.M.A.R.T.のことを知らずチェックしてなかったことですが) >予備の代替セクタが無くなれば、物理フォーマットしてもスキップセクターは表に現れます。 代替セクターテーブルというものは、製造時にあった欠陥セクタを隠すためあらかじめ出荷時に何個か登録されている、と以前教わってきました。 出荷後にユーザー側で発生した不良セクターが、テーブルの空き範囲内ならば追加されて実用上はゼロになる、テーブルの空きが無くなったら代替不可能になって寿命を迎える、と思っていたのですが、この考えはまちがっていますでしょうか? それらしきことが、こちらと http://www.tadachi-net.com/desktop_pc/asus_terminator/backup5.html こちら http://ja.wikipedia.org/wiki/ハードディスクドライブ#.E5.93.81.E8.B3.AA にも書かれているのですが、正しい意味がまだよくわかっていません。 どうぞ宜しくお願いします。
- piyorina
- ベストアンサー率35% (1761/4998)
120GBのHDDが入手できる間に取り換えてしまうほうが賢明ですよ。 今は、少なくてもそのうち増えてきます。 HDD自体が消耗品ですから・・・ 新品にスキップセクタがあったら不良です。
補足
アドバイスありがとうございました。 〉今は、少なくてもそのうち増えてきます。 今日、物理フォーマット後に表面検査したところ 6個あったはずのBadSectorが綺麗に消えて無くなっていました。 障害時のに検出した6個も、物理フォーマット後のゼロ個も、 複数の検査ツールで確認していますので、結果の誤表示はありえなさそうです。 不良セクターというものは、消えて無くなることもあり得るでしょうか? 物理フォーマットで綺麗になった私のHDDは、 文字通り新品同様になった、と思って大丈夫ですか? (逆に言うとこの状態で、新品未使用、と言って売買したら簡単にダマされちゃうのも心配ですので)
お礼
celtisさん、 >不良セクタについては下記のサイトが参考になります。 これは大変助かりました。 不良セクタには、本当の不良とペンディングの2段階があるのですね。 HDリジェネレータ、こんないいものがあったとは! 早速回してみました。 何個か赤いBマークのセクタが修復されて青いRマークに変わってくれました。 全部終了するには数日かかりそうな気配ですが、明るい光が見えてきます。 テラバイト級があたりまえに手に入るようになってきましたが 容量が巨大化すればするほど磁気飽和の問題は身近に迫る危機となりそうですね。 〉PowerMax リジェネレータ修復が終わったら、 本当に大丈夫かどうか、これで検査してみます。
補足
>リジェネレータ修復 自己レスですが、たしかにリジェネレーター修復効果は絶大でした。 質問のHDDはReallocated Sector Countが閾値を超えてるので期待しては危なさそうですが、今後ほかのHDDでエラーをみつけ次第、リジェネレーターを積極的に使っていきたいと思いました。 ためになるよい情報をありがとうございました。