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プラスミド不和合性について
プラスミド不和合性とはどのような機構で起こるのでしょうか? 例えば、同じoriで異なるインサートを持つ2種類のプラスミドを大腸菌が取り込んだ場合、取り込んだその個体の中で一方のプラスミドが排除されてしまうのですか? それとも増殖していくうちに一方のプラスミドしか持たない大腸菌の割合が増えていくということですか? どちらのプラスミドを増やしていくかというのはどのように決められるのでしょうか? 何らかの揺らぎが原因だとしたら、それを拡大させる機構はどのようなものなのでしょうか? 一方のプラスミドは完全に失われてしまうのでしょうか? 先日、GFP遺伝子の入ったプラスミドとYFP遺伝子の入ったプラスミドを混合して大腸菌に導入させ、培養させたところ、緑色に光るコロニーと黄色に光るコロニーの他に円形のコロニーの左半分が緑色、右半分が黄色となっているものがわずかですが見受けられました。単色に光るものは1種類しかプラスミドを取り込まなかった大腸菌が増えたもの、または2種類取り込んだがプラスミド不和合性により一方のプラスミドがコロニー全体で支配的になったものと考えられます。 では、一つのコロニーで2色となったのはどのような機構によるものでしょうか? 最初の分裂でたまたま左側に分裂した細胞にGFPのプラスミドが多く、右側にYFPのプラスミドが多く入っており、それぞれの側で拡大して行ったということなのでしょうか? 自分の専門ではないですし、基本的な間違いがあるかも知れません。お教えいただければ幸いです。
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指導教員の方に質問するのが良いと思います。
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GFP遺伝子をプラスミドpUC119に組込み、そのGFPを含んだプラスミドを大腸菌へ形質転換する実験を行いました。このプラスミドは、GFPとpUC119をそれぞれEcoR1で切断し、ライゲーション反応させて作ったものです。 今回の実験でできた大腸菌のコロニーを紫外線にあてて観察しました。 GFPの蛍光と大腸菌のβ-ガラクトシダーゼ活性を利用した遺伝子工学実験の基礎です。 その実験結果でわからない問題があるのでこの場でみなさんのお力をお借りしたいと思い投稿させていただきました。 最終的にできたいくつかの大腸菌コロニーのなかで不思議なものができました。それは コロニーの色:薄い青(lacZが発現) 蛍光:あり(GFPを含む) というものです。なぜこうなってしまったのかがわかりません。 GFP断片を含むのにlacZが生成することなんてありえるのでしょうか? 学生実験なのですが、ちなみに他の班も全員同じ結果となりました。 なので全員が実験操作を誤った確率は低いと思います。 この問題の参考資料として次のようなものが配布されました。 pUC119・lacZα-フラグメントの配列(塩基配列およびアミノ酸配列) あと 今回の実験で使ったGFPuv遺伝子断片のEcoR1切断領域の配列(塩基配列および3フレームで翻訳したアミノ酸配列) この2つがなんらかのヒントになっていると思うのですが、この資料でなにがわかるのかよくわかりません。 詳しい方、お教えください!
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お礼
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