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「流し込み接着剤」に適した「面相筆」は?
プラモデル製作で流し込み接着の精度をあげるためにビン添付筆ではなく、別途に面相筆を用意しました。 ところがビン添付の筆もですが、「流し込み(サラサラ)」 タイプで使用すると毛先先端部が変形カールしてしまいます。90度に折れて、【「】の形そのものです。 なんとなく理解できる現象(特に毛先が細いほど)ですが、どうしてこのようにひきつってしまうのでしょうか。理論的な説明をいただけるとたすかります。 またこんな症状になりにくい筆を選ぶとしたらどのような基準でしょうか。天然毛、ナイロン系、おすすめブランドetc or 手入れの方法が悪いのか等。 接着剤はリモネン系クレオス、昔フィニッシャーズの二塩化メチレンタイプも使用していました(筆は使い古しのタミヤ高級面相筆の記憶 そのころは精度に気を遣っていませんでした)。 恒久的とはいいませんが、数年以上しっかり保つ=先曲がりが発生しないで標準添付よりも細い筆でピンポイントに流し込みやすい、奥まった箇所もあてやすい運用ができるなら、ウィンザーニュートンクラスのお金を投資してもいいぐらいです。 「オリオンモデルス」や模型雑誌のおすすめ記事を読んで、手元に「ウィンザーニュートン 0/3」極細面相筆を用意しているのですが、さすがにこわくてテストできません。 今回×だったのは比較的安かった形状記憶毛タイプ「インターロン 0/3号」です。 (逆の発想で 消耗品と割り切って 100均ショップの筆を多数揃えるというのは質問の意図とちがうのでなしとさせてください。有効な方法とは思います。 ただ100均ショップの面相筆と高級筆での差異という観点では知りたいです)
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>90度に折れて、【「】の形そのものです ナイロン筆では普通のことです。 インターロンのような模型用の筆以外であってもまったく変わりないです。 端的に言えば、細い先端が摩擦で変形してるんだろうと思います。 私はフィギュア(1/35前後のものね)塗装をメインにしてますけど、タミヤの250円の筆は大量に消費してしまうのでW&Nに変えました。 ナイロン筆でも、プラなら1体持つと思うんですが、メタルでは摩耗がひどく数本は必要になります。瞳を描く時には新品のみしか使えませんね。 で、W&Nの利用ですが、あれは水彩用の筆ですからやめた方がいいです。 油彩での利用であれば溶剤も弱いものですから結構保ちます。ラッカー塗料であっても大量にシンナーを使うわけじゃないですからまだいけます。けど、接着剤はプラスチックを溶かすだけの強さがありますから痛み易さが全然違いますよ。 接着剤でダメにするなんて、もったいないとしか(笑) むしろ、タミヤの500円で出てる竹軸の筆(たぶん馬の毛です)やセイウンドウででてる獣毛の筆の方がいいと思います。 品質的には少々劣るんでしょうけど、摩耗に強くて長く使える筆ですよ。 ただ、後者の筆は安くはありません。有名なブンセイドウ並みの価格ですからねえ。主にネイルアートなどでは「良い筆」とされているものです。 大昔の雑誌では流し込み用接着剤ではなく「本物のラッカーシンナー」が使われてました。その時にタミヤの筆の紹介があったんですけどね。 あと、ペンもいいんでしょうけど、模型店には注射器ってのも売られてます。あれが流し込み接着剤用で使えるはずですよ。
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- zenzaburou
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はい! なんにしろ、毛筆の耐久性は低いから、何年ももたないよね。 いっそのこと、ペンをためしてみてはどう? 漫画、イラスト用のペン。Gペンや、カブラペン。 いろいろあるぞ。 新品は油膜で保護されているから、ライターの炎であぶるのね。
お礼
はじめまして、「ペン」を使って流し込むというアイディアは初めて目にしたので、二重に驚きました。 まず「ペン」というと、スミイレ・チッピング~太字までの「マーカー」系の印象しかなかったので、「漫画用のペン」は完全に盲点でした。もちろん手に取ったことは一度もありません。 溶剤をしみこませてピンポイントorラインで流す、かつ金属製なので耐久性も筆よりはるかにと目的にばっちりハマッているのもすごいです。 是非試用してみようと思います。本当にアドバイスありがとうございました。 毛筆の「ひっつり現象」についての疑問と現実に運用している方の意見もうかがいたいので質問は継続いたします。低い耐久性というよりほぼ一発でダメになってしまうのが悩みなので。
お礼
はじめまして、ご丁寧な回答ありがとうございます。 (【「】形状トラブル以外でも)よく聞く筆が「一発で”ダメ”になる」という表現の”ダメ””痛み”の要因が少し理解できてとても参考になりました。「溶剤」成分の他に「摩擦」という条件が大きいんですね。 絵画(水彩、油彩)の知識が全くないのでそちらの情報も大変参考になりました(筆探しの際に絵画系の画材サイトを見回るだけでも本当に楽しいです)。 おすすめの2ブランドの獣毛筆、早速インターロンやウィンザー、安物ナイロンとのちがいをチェックしてみます。本当にありがとうございました。 脱線しますが、筆塗装が苦手でフィギュア塗装は尻ごみするジャンルの一つです。戦車車体上のOVMの塗装すら(ウィンザーの0/3号で)はみだしまくっているのに、瞳の塗り分けなんかとてもです。やっぱり筆の本当においしいところ・ときのピンポイントで塗っているんですね。ヘッドルーペを装備すればいけるだろうという見込みは甘かった。 インジェクターは瞬間接着剤の魔法の液流し込みで昔つかったことがあります。うまくコントロールできるようになれば、これもおもしろい手段ですね。実は瞬着ノズルの流し込みのコツも同じくらい渇望してたりします。