LCRメータによるインダクタンス測定の考察

このQ&Aのポイント
  • テスターとLCRメータでの抵抗値測定の違いについて考察します。
  • LCRメータを用いたインダクタンス測定での測定結果の原因について考察します。
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LCRメータによるインダクタンスの測定

LCRメータについていくつか質問いたします。 (1)同じ対象物の抵抗を測る時、テスターで測る抵抗値とLCRメータで測る抵抗値に違いが生じました。 これにはどのような原因が考えられますでしょうか? (2)LCRメータ(株式会社エヌエフ回路設計ブロック:ZM2355)を用いて2つのコイルのインダクタンスを図りました。 測定周波数を1kHzとし、はじめに1つずつのインダクタンスを測り、 続いて2つのコイルを直列接続して合成インダクタンスを測ったのですが、 合成インダクタンスが2つのコイルのインダクタンスの和になりませんでした。 このような測定結果の原因としてどのようなことが考えられますか?

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回答No.1

(1)純粋な抵抗なら測定誤差の範囲内で等しくなります. コイルの巻き線抵抗なら,テスタの方が正しい可能性があります. LCRメータでは,Qも表示されるはずですから,Qが0.0?なら正しく表示されると思いますが,Qが1より大きければLCRメータの取説にあるように,誤差が大きくなります. Qはどのくらいだったんでしょうか? また,周波数が高くなると損失(表皮効果,近接効果,渦電流損失)が大きくなって,LCRメータの表示が大きくなるでしょう. (2)コイルのインダクタンスは,Qが大きければLCRメータの取説にあるように,誤差が小さくなります. Qはどのくらいだったんでしょうか? また,コイルの形状が開磁路だと,磁束が結合して相互インダクタンスが発生し自己インダクタンスは変化します. どんな形状のコイルなんでしょうか?

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