自動車ローン

個人融資（住宅ローン、マイカーローン、教育ローン、カードローンetc.）審査経験者です。

> 現在、消費者金融から30万円の借金があります。そこで質問ですが契約書に現在の借入欄を書くところに30万の借金を書く必要はあるのでしょうか？
「契約書」に「現在の借入欄」があるというのは珍しいと思います。
「借入申込書」にならば、たいていその欄が設けられていますが。
ただ、その「必要」は、お金を貸す側が論じるものであって、借りる側が云々言う問題ではありません。
実際に借金をしているのに、それを「書かない」理由が私には分かりませんし。
借金の存在を「隠したい」ということでしょうか？
ご質問者さまは『個人信用情報機関』の存在を耳にされたことはありませんか？
「ご質問者さまが消費者金融会社から借金をしている。その借金についてどのような返済状況か」ということは、『個人信用情報機関』に登録されています。
ですから、ご質問者さまが書かなくても、ローンの申し込み先には把握できます。
実際に現在借りていることが『個人信用情報機関』の情報から把握できたのに、ご質問者さまは「現在の借入欄」にその借金を書いていない。
これは、『虚偽記載』になります。
『虚偽記載』をする人＝嘘を吐く人　となりますので「車のローンの申し込み先に悪い印象を与えるだけ」です。

…というのが「タテマエ」。

ただし、次の３つを全て満たしていれば、「書かなくてもバレない」です。
(１)利用している消費者金融会社が加盟している『個人信用情報機関』が、「全国信用情報センター連合会（全情連）加盟の個人信用情報機関」だけ
(２)車のローンの申し込み先が『全情連』に加盟していない
(３)車のローンの申し込み先が利用する保証会社が『全情連』に加盟していない

ただ、利用している消費者金融会社が『ＣＩＣ』や『ＣＣＢ』という『個人信用情報機関』に加盟していると、車のローンの申し込み先や、そこが利用する保証会社でも、「ご質問者さまが消費者金融を利用している」という情報が把握できてしまいます。
厳しいところでは、「消費者金融については、利用履歴があるだけで（融資・保証）不可」としているところもあります。
もし、ご質問者さまが車のローンを申し込んだ先が、この基準を設けているところならば、それだけで「アウト」になります。

ましてや、利用中に「延滞」どころか、多少の「遅延」があったことが『個人信用情報機関』に登録されていれば、それも影響します。

また、マイカーローンの金利は、借入先によって本当に違いますから、『返済能力』の点で審査に通るかどうかは、「金利次第」でしょう。
仮に、「借入額：150万円　適用金利：8.00％（年利・固定金利）　返済期間：５年　元利均等返済　ボーナス返済なし」という条件で借りられたとすると、毎月の返済額は30,415円となり、年間では364,980円。
消費者金融の利用方法が「カードローン方式（極度貸し）」であれば、「利用限度額（極度額）」を年間返済額に加えて返済能力を審査します。
極度額が30万円ならば、車のローンの年間返済額364,980円と足して、664,980円と見ます。
これを年収で割ると（664,980円÷380万円＝）17.5％になります。
『総返済負担率』が17.5％ですから、『返済能力』としてはクリアする水準だと思います。

バレるか、バレないかとヒヤヒヤしているより、「正直に書く」のが一番ですよ。

例え、借金額を未記入で提出したとしても無意味で、ローン会社は直ぐに個人情報調査で見つけ出します。給料が３８０万円と書かれてますが年収でしょう。年収だけでなく、また、当然のことながら借金の額だけでもローンの審査通過は決まりません。質問者のこれまでの借入や返済状況やローン申込み状況などについても全てを調査されます。