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主語になるTo動詞 と 主語になる動詞ingの違い
いつもお世話になります。 高校卒業後15年が経ち参考書なるもの無しで勉強してまして、昔習った気もするのですが、どうぞよろしくお願いいたします。 (1)I know that the equipment appears complicated, but operating it is actually easier than it looks. という英文の、but operating it という主語は、but to operate it に置き換えられるのでしょうか?置き換えられる場合、どっちでも良い ということでしょうか?何か違いはあるでしょうか? (2)Visiting instructors from cooking schools around the world will lead a variety of seminars and workshop. 上はTOEIC問題集の解説によると、 「世界中の調理学校からの客員講師による様々なセミナーや講習会も 予定しています」となっているのですが、もし、 Visiting the instructor from those cooking schools around the world will lead a variety of seminars and workshop. であれば、 「世界中のそれらの調理学校から、その講師を訪れる事は、様々な セミナーや講習会の開催へと繋がる」みたいな日本語訳になりうる でしょうか? すみませんが、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
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こんにちは。7月のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。 ご質問1: <but operating it という主語は、but to operate itに置き換えられるのでしょうか?> 文法的には可能ですが、意味上は動名詞の方がいいです。 1.動名詞は動詞を現在分詞にして名詞化したものです。 2.現在分詞には進行・継続の意味があります。 3.そこから、ここではoperate it「それを操作する」という動作が進行・継続しているニュアンスを含みます。 4.つまり、その動作が現在社会で「行われている」という「既存」の事実に言及します。それが「動名詞は過去志向」と言われる所以です。 5.一方、to不定詞は前置詞toの意味と関係があります。 6.to不定詞は「方向」を表す前置詞から来ています。 7.そこから、ここでtoを使うと「これからそれを操作する」という未実現の事実に言及します。 8.それが「不定詞は未来志向」と言われる所以です。 9.この性質を持つto不定詞が主語になると、意訳では条件節のように訳されることがよくあります。ご質問の例だと to operate it is actually easier than it looks (直訳)「それを操作することが、見かけより、実際はより簡単だ」 →(意訳)「それを操作してみれば、見た目より、実際はより簡単になる」 10.ここでは動名詞を使うことで、「操作は見た目より簡単ですよ」という、「既に実行した経験」に基づいた判断を強調することができるのです。 ご質問2: <Visiting instructors~「~からの客員講師による様々なセミナーや講習会も 予定しています」となっているのですが> 1.ここではVisitingは名詞を前置修飾する形容詞的用法の現在分詞として使われています。 2.前置修飾の現在分詞は「限定用法」の働きをし、instructorsの特徴をここでは「客員教授」=「一時的教員」という意味に限定して使っていることがわかります。 3.ただ、その場合、特定の性質になりますから、この原文は本来定冠詞Theが必要です。ただ、一般的な総称として「~からきた客員教授というものは」という意味で使っているのであれば、定冠詞がない場合もあり得ます。 ご質問3: <もし、Visiting the instructor~であれば、~みたいな日本語訳になりうるでしょうか?> こじつければ可能ですが、fromが文意上不自然になります。 1.理由は、visitがテキストの形容詞的用法の現在分詞と異なり、動名詞で使われているため、動詞になります。通常動詞visitを使って、visit~from…「…から~を訪れる」という言い方はしないからです。 2.このfrom~the worldの前置詞句を、すぐ前の名詞the instructorにかかる形容詞句と考えれば、文意も通じそうな気もします。 例: (直訳)「世界中の調理学校から(来た)講師達を訪れる事は、様々なセミナーや講習会の開催を導く」 この場合は、前置詞fromに「~から来た」という意味を持たせており、形容詞的に名詞instructorを修飾しているのです。 3.ちなみにleadはご質問文のように無生物が主語になると、主語を条件・理由のように訳すときれいな意訳になります。 →(意訳)「世界中の調理学校から集まった講師達を訪れることで、様々なセミナーや講習会が開催されることになる」 ただ、文意としては、動名詞Visiting「訪れること」を主語にすると、述部との関係が明白でなくやはり違和感は残ります。 つまり、「世界中の調理学校から来た講師達を訪れる事が、何故、様々なセミナーや講習会の開催を導くことになるのか」という疑問が生じるのです。 ご質問4: <高校卒業後15年が経ち参考書なるもの無しで勉強してまして> なんと、私と同年代だったとは存じませんでした(私の方が若干上そうですが)。いつもご丁寧なお礼内容から、てっきり経験・教養のあられる年配の方とばかり思っておりました。 ネットでは本当にわからないものですね(笑)。 以上ご参考になれば、、、。
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- kenjamin
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1. 不定詞の名詞的用法を主語にすることは、文法的はOKでしょうが、長い主語になるため、あまり見ません。例題でも、短く簡潔に表現するには動名詞の方がすっきりした表現ですね。 2.ここでのvisitingはinstructorを修飾する形容詞です。動名詞ではありません。ここでは訪れている講師、つまり客員講師になるわけです。 ご質問のように visiting the instructorでは、動名詞になるので、ご指摘の日本語になるでしょう。
お礼
早速のご指導どうもありがとうございます。 自分が大きな勘違いをしていなかったようで、 とても安心しました。今後ともよろしくお願い 申し上げます。
お礼
いつもありがとうございます。恐縮です。 2回読んだうえで、プリントアウトして机の前に貼り ました。 私は、パリスマダム様は50歳か60歳くらいの方かと ずっと思っておりましたので、ちょっと驚きました(笑)。 今後ともよろしくお願いいたします。