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永久磁石DCモーターのトルク計算方法
永久磁石DCモーターのトルク計算方法について教えて頂きたいです. 永久磁石DCモーターを自作しました.コイルに鉄芯を入れない(空芯)場合のトルク計算式は T=2RNBLI T:トルク,R:回転半径,N:巻数,B:磁束密度,L:磁路幅,I:電流 と言うのを本で読みましたので,上記式に従えば理論上は0.9Nのトルクが出るモーターを設計し,作りました. ところが,実際にトルクを計測して見ると約2.2N出てました. 私が自作したモーターは鉄芯を入れたのですが,鉄芯がある場合は上記の式では計算できないのでしょうか? また,その場合どのような計算式になるのでしょうか? よろしくお願いします.
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- foobar
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(確認してないので、確実には言い切れないのですが) 円筒機だと、空隙磁束と電機子電流で表すように式を変形してゆくと、ご質問中の形になるかと思います。 ただし、電機子巻き線の電流の流しかたによっては、係数が異なるものになるかと思います。 (通常の電動機の設計手法にも、必要な出力(周波数で規格化したもの、トルクに相当する値)から空隙磁束と電機子電流密度つかって回転子の寸法(長さと直径)を計算するような手法があったように思います。(装荷分配法だったかな)) 空隙(平均)磁束密度は、ギャップの長さ、コアやヨークの寸法、使用している磁石から概算できるように思います。 (磁気抵抗を概算して、磁石の特性、寸法から磁束を算定して、というような手順で。)
- foobar
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正確に計算しようとすると、 鉄心がある場合には、磁気エネルギーを求めて、回転子が微小角度(ΔΘ)変化したときのエネルギー変化からトルクを求める、といった手順が必要になります。 (鉄芯の移動によるトルク(リラクタンストルク)なども入ってくるため。) ただし、鉄芯が円筒状でリラクタンストルクが無視できるような状況なら、磁束*電流の形でトルクを表現できたかと思います。(最終的には、ご質問中にある式の形に変形できるたかと。) その場合でも、空隙磁束密度Bをきちんと評価してやる必要があったかと思います。
- orcus0930
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鉄心を入れた場合はその式では計算できません。 計算式は忘れてしまいましたが、 鉄心を入れた場合は磁束がモータの導線よりも、 鉄心のほうに集中してしまいます。 そのため、鉄心がない場合とは計算式がかなり異なったかと思います。 鉄心の微小区間のトルクを計算して、積分するんじゃなかったかと思います。 参考になりましたか?
お礼
磁束が鉄心に集中する分,空芯の場合よりも大きなトルクが出せるのですね. 参考になりました. 微小区間のトルクを積分となると,プログラムなどを利用しないと計算できなさそうですねぇ(汗) ありがとうございました.
お礼
ご回答ありがとうございます. 私の勉強不足で恐縮ですが, 鉄心が円筒状ならば前記の式(質問中にある式)で,近似値は出せるということでしょうか? その場合,空隙磁束密度Bをきちんと評価というのは,磁場解析ソフトなどを使わないと求めらないものでしょうか? よろしくお願いします.