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オープンソースのビジネスモデル
お願いします。 mozillaのfirefoxなど無償公開することによりどのような 利益があるのでしょうか?
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オープンソースのビジネスモデルは、「無償なものがあるとき、それへの需要が増える。そしてその無償なものを使う場合の必需品で儲ける」というもののようです。 たとえば、ガソリンが激安、あるいは無償になれば、車の需要拡大が期待できます。車の製造会社は、できれば、ガソリン価格の無償化をやりたいはずですね(現在は原油高で逆の状況) ソフト開発環境でいえば、IBMがオープンソースの開発環境に何百万ドルも使っています。企業は、「開発環境のソフトが無償?じゃあ、SI業者に頼んでシステムを作ろうかな」と思うわけです。でも、プログラム開発の素人はもちろんですが、経験の乏しいプログラマでは、企業のシステム開発をスムーズに行うのは困難です。 なので、「オーブンソースの開発システムを作ったIBMさん、開発の相談にのってよ!」ってコンサルタント業務を依頼するようになります。そして、彼らはこの戦略で大儲けしています。 別の例では、OSが無償になれば、コンピュータが売れ、そして同時にCPUチップが売れます。Linux開発者のリーナスを雇用したTranmetaはCPU製造業者です。これは、一時期成功したようですが、現在はあまりうまくいってない気がします。 そして、失敗?と思えるのがSunです。Sunは「どこでも走るバイトコードとしてJavaを開発」しました。彼らは、Javaによってソフトウエアへの需要を拡大し、それを走らせる”ハードウエア”を売りまくろうとしました。Sunはハードウエアの会社だからです。 でも、「どこのマシンでも走るバイトコード」なら、別にSunのハードを買う必要はありません。安くて高性能なハードを市場から選択すればいいわけですからね。そしてハードウエアは価格競争になります。Sunはそれはやりたくなかったはずです。 Sunは、自分たちの利益確保よりも、「マイクロソフトに対する怒り!」を優先させてしまい、戦略を誤ったみたいです。 ※参考文献:Joel on Software/オーム社
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- kachansa
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ちと質問とは異なりますが、オープンソース的な発想という点から 以下の書物を読んでみても良いかなと思います。 「フラット化する世界」 また、会社によっては、ある製品の下位版をオープンソースとして公開して、付加価値のあるものを有償にしたりします。 これは、広く製品を使ってもらうのと付加価値以外のところは、テスターとして利用して、コストを下げる効果もあると思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 ご紹介していただいた本読んでみます
- sakuraitarou
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オープンソースのビジネスモデル、というと壮大なテーマだと思うのですが・・・ 質問者様の意図に沿った回答かどうか分かりませんが以下のブログ記事を貼り付けておきます。 「Firefoxの2005年度売上は63億円!」のカラクリ http://www.popxpop.com/archives/2007/01/5firefox.html
お礼
ご回答ありがとうございました。 やっぱり壮大なテーマなんですねぇ
お礼
ご回答ありがとうございました。 わかりやすかったです。 ユーザーが払うコストはやはりオープンソースで下がるでしょうし 技術革新も進むでしょうし、よい方向に向かっているのでしょうかね ソフト業界は