• ベストアンサー

アルコール発酵とアルコールデヒドロゲナーゼ

アルコールデヒドロゲナーゼは CH3CH2OH+NAD→CH3CHO+NADH+H (式1) の反応を触媒するということは、アルコールデヒドロゲナーゼという名前からも理解できるのですが、 なぜ、酵母のアルコールデヒドロゲナーゼは(式1)の逆反応が起きるのでしょうか。 どなたか、お教えいただけませんでしょうか。 宜しくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • heilong08
  • ベストアンサー率52% (20/38)
回答No.1

「デ(脱)」なのになぜ(水素を)ひっつけているのかというご質問でしょうか?? アルコールデヒドロゲナーゼに限らず酵素全般に当てはまることですが、 酵素反応というのは普通は一方方向ではなくて双方向(可逆反応)でして、 反応に関わる個々の物質の濃度バランスによって、 結果的にどちら方向の反応の方が速く進むか、すなわち、 見かけ上どちらの反応が起きるかが決まります。 さらに、「膜酵素」と言いまして、生物は半透膜を利用することで、 反応前後の物質が混ざらないようにして濃度バランスを制御し、 無理矢理に一方方向の反応しか起きないようにしている場合があります。 ちなみに、常用名では「デヒドロゲナーゼ(脱水素酵素)」と言いますが、 系統名では「オキシドレダクターゼ(酸化還元酵素)」に分類されます。 (後者の名前の方がすっきりしますね。)

LLbo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 半電池 NAD+ CH3CHO

    ある教科書に 「NAD+/NADH系は生体内における酸化還元反応に深くかかわっている。 その系がかかわるつぎの2つの反応について考える。 CH3CHO+2H++2e-→CH3CH2OH・・・(1) NAD++H++2e-→NADH…(2) 教科書の表に示した生物学的標準電位よりE(CH3CHO/CH3CH2OH)=-0.197VおよびE(NAD+/NADH)=-0.320Vである。その起電力が正の値を取るように化学電池を構成する。その結果、NAD+/NADHおよびCH3CHO/CH3CH2OHから成る半電池がそれぞれ陽極(負極)および陰極(正極)となる。 この化学電池の生物学的標準起電力E=-0.197ー(-0.320)=0.123V」 とあるのですが、ここで一つ疑問があります。 陽極(負極)はe-を出す極、陰極(正極)はe-を受け取る極であるから、 CH3CHO+2H++2e-→CH3CH2OH・・・(1) NAD++H++2e-→NADH…(2)     の反応では、どちらもe-を受け取っているので、どちらの反応も陰極(正極)での反応に思えるのですが なぜ教科書の記述では(1)は陰極(正極)での反応で、(2)は陽極(負極)の反応なのでしょうか? 返答よろしくお願いします。

  • アルコール脱水素酵素について・・・。

    大学の課題で、 Q、アルコール脱水素酵素に付いて以下の問いに付いて答えよ。 1、反応式を書け。 2、活性測定法について記せ。 3、この反応について、Km値はいくつ求められるか。その内訳を記せ。 4、エタノールを基質とした場合、メタノールの添加によるKmおよびVmaxへの影響に付いて記せ。 というものがでました。 僕の回答(判断)は、 1、CH3CH2CHO→CH3CH2OH 2、? 3、? 4、ミカエリス・メンテンの式から導くのだろうということしかわからないです・・・。 です。 教科書にも載っていなくて、また解答もないので非常に困っています。 どなたかご教授願えませんでしょうか?

  • 解糖系での水素運搬体NADについて

    細胞内呼吸について勉強しています。 解糖系で高校生物の教科書では [NAD] + [2H] → [NADH2] or [NADH2+] … (1) などと表記されているのですが、 生化学の本では [NAD+] + [2H] → [NADH] + [H+] … (2) と表記されることが多いようです。 【Q1】水素運搬体NADのことを なぜNAD+と表記するのでしょうか? 【Q2】また還元されたNADが、 NADH or HADH2 or NADH2+ などと 表記されてますが一体どれが正しい のでしょうか? 【Q3】結局(1)と(2)のどちらの 反応式が正しいのでしょうか? 以上よろしくお願いします。

  • NADHとNADPH

    NADHとNADPHの構造上の違いは理解できたのですが、 どの反応にどちらのCoenzymを使うのかがわかりません。 生体内における、それぞれの濃度の違い、 NADHの濃度<NAD+の濃度 のため、NAD+は酸化剤となりやすい、逆に NADPHの濃度>NADP+の濃度 のため、NADPHは還元剤になりやすい ということも理解できたのですが、 それでも本を見ると、NADHを還元剤として用いる反応もたくさんあります。NADHとNAD+のバランスをとるためにこのような反応が行われているのでしょうか。 NADHとNADPHの違いを考えたとき、 ・構造 ・体内のそれぞれの濃度の違い この2つ以外にも、学ぶべき事があったら教えてください。 よろしくお願いします。

  • 濃塩酸とn-ブチルアルコールの反応が分かりません。

    濃塩酸とn-ブチルアルコールの反応が分かりません。 実験で上記の2液を混ぜたところ溶けたのですが、それがどのような反応で溶けたのかがわからないです。(調べ方が悪いのかたどり着けませんでした…) 参考には、メタノールと塩化水素の反応式が載っており、メチルオキソニウムイオンが生成されています。 CH3OH + HCl ⇔ CH3OH2+ + Cl- これを参考にすると教授が言っていたので、 C4H10O + HCl ⇔ C4H9OH2+ + Cl- になるのかなと思っているのですが、どうなのでしょうか。 また、上記の反応式が合っていても、そこからなぜ2液は混ざったのかの理由が導けません…

  • 化学の反応式。アセトアルデヒドが二酸化炭素まで完全酸化分解した時、何電

    化学の反応式。アセトアルデヒドが二酸化炭素まで完全酸化分解した時、何電子反応か教えてください。 アセトアルデヒドが二酸化炭素まで酸化される場合の反応式はCH3CHO+5/2O2→2CO2+2H2Oですが、この場合、何電子反応かどのように計算すれば良いのでしょうか? Oは-2、Hは+1 なので、「CH3CHO」のCは-2、「CO2」のCは+4。 よって、左辺=-2、右辺=+4となり、左辺から6個の電子が奪われているので6電子反応となる。このような考えかたで良いのでしょうか? また、同様にイソプロピルアルコールが二酸化炭素まで完全酸化分解する時は、 CH3CH(OH)CH3+9/2O2→3CO2+4H2Oとなり、「CH3CH(OH)CH3」のCは-6、「CO2」のCは+4。よって、10電子反応となるのでしょうか?  

  • 有機化合物(アルコール)の還元、脱水について教えて下さい。

    ある有機化合物Aを水素で還元したのちに濃硫酸で脱水反応させたところ二重結合を一つ含む3種類の化合物が生じた。そのうちの2種類の化合物は構成するすべての炭素原子が同一平面上に存在していた。Aの化学式として最も適当なものを選べ。 (1)CH3CH(OH)CH3 (2)CH3CH2CHO (3)CH3CH2COOH (4)CH3COCH3 (5)(CH3)2CHCH2CHO (6)CH3COCH2CH3 という問題の解説で、『(1)と(3)はH2では還元できない』とあったのですが、ならどうしたら還元できるのでしょうか…?またそれはどう考えたらいいのでしょうか…?覚えるしかないですか…? アルコールの脱水を教科書で調べてみてもエタノールのことしか出てこなくて… この問題自体どう考えるか解説を読んでもあまりよく解らないので教えていただけたら嬉しいです。 よろしくお願いします。

  • 側鎖の酸化

    ある問題ではC6H5-CH2-CHOをKMnO4で酸化すると安息香酸になっていました。 しかし、別の問題ではC6H5-CH2-CH2OHをKMnO4で酸化するとC6H5-CH2-CHOになり、銀鏡反応後C6H5-CH2-COOHとなっていました。 一体どっちが正しいんでしょうか? ベンゼン環に炭化水素だけのときは、それを酸化するとすべて安息香酸。(モノ置換体のとき) ベンゼン環に炭化水素+アルコール性ヒドロキシル基がついていると アルコール→アルデヒド→カルボン酸。 と覚えていたのですが、それだと一番上の反応が矛盾してしまいます。 よろしくお願いします、

  • 化学 アルコール…

    化学 アルコール… アルコールの級数についてです。OHの炭素に何個 炭素が付くかで第一級 二級 三級と思っていました。 ですが、教科書をみるとOHの炭素に付く水素の数で分類してます。 単結合の場合は炭素でも水素でも分類できると思います。 ですが、もし二重結合をもつ時はどうなるのでしょう? HO | H3C-H2C=C-CH2-CH3 (2-2-ペンテン)みたいなのは第何級アルコールになるのですか? 炭素数で考えると第二級アルコールですが、水素数で考えると第三級アルコールになりますよね? 悩んだ末に私が考えたのは、『OHに付く炭素に付く炭素数又は水素数』で分類するのではなく、『OHに付く炭素に、炭素が付いた価標が何本か、又は水素が付いた価標が何本か』と考えると上記のアルコールの級数が第三級アルコールであると言えると思います。 どうでしょうか?教えて下さい。

  • 有機化学の反応機構について・・・。

    有機化学の反応機構について・・・。 CH3-CHO→CH3-CH=CH-CHO(塩酸を触媒とする) という問題で、僕の答えは、CH3-CO-CH=CH2としかなりません。 酸触媒のアルドール反応だということはわかるのですが、そこから答えには導けません・・・。 どなたかわかるかた回答宜しくお願いします。 本当に困っています。 宜しくお願いします。

このQ&Aのポイント
  • Wi-Fiが急に切れてしまう問題についての質問です。
  • ノートパソコンのWi-Fi接続が安定せず、インターネット接続が30秒ほど切れる現象が発生しています。
  • リモートワーク中の安定したWi-Fi接続のための解決策を教えてください。
回答を見る