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試算表を解くコツ

 こんにちは、私は今独学で簿記3級の勉強をしています。そこで相談なんですが、残高試算表や合計試算表がわからずに勉強が先に進みません。問題を全て仕訳しても仕訳ミスや仕訳もれが出てしまいます。答えを見て仕訳を完璧な状態にしても今度は仕訳した数字を電卓で計算してもなかなか数字が合いません。何度も何度も試算表を勉強しているのですがなかなか試算表に慣れずに勉強が先に進みません。  仕訳ミスや仕訳もれを防ぐにはどの様にしたらよいのでしょうか?私はまだまだ勉強不足なだけなのでしょうか?電卓での計算もどの様にしたら良いのでしょうか?なにかよいアドバイスをください。困ってます。お願いします。

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回答No.3

こんにちは。 まず、転記とは何か理解していますか? #2さんへの補足を読む限り、基本的な考え方がまだ理解できてない ように思えます。 >転記元の数字とは仕訳の合計の事ですか? >転記先の数字とは試算表の合計の事ですか? >転記元の数字と転記先の数字を比べるということですか? 転記とは、仕訳から、 「該当する勘定科目へ、金額を正しく、正しい貸借の方向に書き写す」 ことです。 転記元 → 仕訳の内容(勘定科目、金額、貸借の方向)のことです。 転記先 → 勘定科目です。 試算表は、勘定科目の貸借に記帳した合計金額または残高を集計して 一覧にしたものです。 正しく転記されたかをチェックします。 ※貸借に記帳した合計金額‥会計期間中に借方、または貸方に記帳した合計金額。  借方 - 貸方(または貸方 - 借方)が残高ですね。  この合計を勘定科目の左右に表示するのが合計試算表です。  借方(合計) 勘定科目 貸方(合計)  残高のみを表示するのが残高試算表です。  借方(残高) 勘定科目 貸方(残高)  また、両方を表示するのが合計残高試算表です。  残高 借方(合計) 勘定科目 貸方(合計) 残高  http://www5d.biglobe.ne.jp/~search/ac/  http://www.mezase-bokizeirishi.jp/bokikouza/nyumon/b009.html 正しく仕訳が行われている前提で、転記が正しく行われていれば、 "仕訳の合計と転記した金額の合計は一致します"。 "同じ金額"を"同じ方向(貸借)"に転記する訳ですから、仕訳の合計 金額と転記の合計金額は一致しなければいけませんね。 ※正しく仕訳が行われている前提と前置きしたのは、仕訳の段階で貸借  が一致していなければ、転記の結果も貸借が一致しないからです。  逆に、正しい勘定科目で処理されていなくても貸借が一致していて、  仕訳どおりに、正しく転記されていれば試算表としては貸借の差異  はでません。 この時点で間違っていたら、試算表以前の問題です。  まず、仕訳を勉強しましょう。 さて、以下の取引を考えて見ましょう。 現在の試算表      借方       貸方 現金預金 12,000 | 買掛金    3,000 売掛金  20,000  | 借入金    7,000 備品     7,000  | 資本金   25,000 仕入     6,000  | 売上     10,000 借方合計 45,000 | 貸方合計  45,000 以下の取引が発生した。 (1)商品 1,000を売上げ代金は掛けとした。 (2)売掛金のうち、5,000について振り込みがあった。 (3)買掛金のうち、2,000について振り込みを行い支払った。 仕訳(1) 売掛金   1,000/売上  1,000 仕訳(2) 現金預金 5,000/売掛金 5,000 仕訳(3) 買掛金  2,000/現金預金 2,000 仕訳はこんなところでしょうか? 仕訳の合計金額は、8,000です。 貸借一致してますね。 これを転記してみましょう。 仕訳(1) 売掛金の借方に1,000、売上の貸方に1,000 仕訳(2) 現金預金の借方に5,000、売掛金の貸方に5,000 仕訳(3) 買掛金の借方に2,000、現金預金の貸方に2,000 転記金額の合計 8,000 仕訳の内容を勘定科目に転記したら、転記した合計は8,000ですね。 仕訳は、取引の履歴であると同時に何の勘定科目にいくら貸借のどちら 側に記入するのかを整理するという役割がありますから、転記した金額 の合計は一致しなければおかしいのです。 仕訳後の残高(変化のあった勘定科目のみ) 現金預金 15,000 = 12,000 + 5,000 - 2,000 売掛金  16,000 = 20,000 + 1,000 - 5,000 買掛金   1,000 = 3,000 - 2,000 売上   11,000 = 10,000 + 1,000 さて、残高試算表を作成してみましょう。      借方       貸方 現金預金 15,000 | 買掛金    1,000 売掛金  16,000  | 借入金    7,000 備品     7,000  | 資本金   25,000 仕入     6,000  | 売上     11,000 借方合計 44,000 | 貸方合計  44,000 貸借が一致していますね。 正しく転記されていれば、残高を集計 して残高試算表を作成しても貸借が一致するのです。 貸借が一致するように仕訳しているのだから、転記した結果も一致 しなければなりません。 もし仮に、仕訳(2)で売掛金を貸方に5,000転記する際に誤って、借方に 記入したとしたら、どうなるでしょうか? 売掛金は貸方に記入すると減少しますので、誤って借方に記入すると 倍の10,000増加することになります。      借方       貸方 現金預金 15,000 | 買掛金    1,000 売掛金  26,000  | 借入金    7,000  売掛金5,000が誤って借方に転記された。 備品     7,000  | 資本金   25,000 仕入     6,000  | 売上     11,000 借方合計 54,000 | 貸方合計  44,000 このような形になり貸借が一致しないのです。 とりあえず、こんなところですがわからなければまた、補足してください。 以上、ご参考まで

noname#78280
質問者

補足

 詳しい回答ありがとうございました。  仕訳したら総勘定元帳へ転記するということなんですか?

その他の回答 (4)

回答No.5

こんにちは >仕訳したら総勘定元帳へ転記するということなんですか? そうです。 これは簿記の基本です。 記帳の流れ 取引の発生 → 仕訳 → 総勘定元帳へ転記 ※総勘定元帳(現金、売掛金などの勘定元帳全ての総称) この流れが理解できていないのなら、試算表よりもまずここから 勉強しなおしましょう。 http://www.mezase-bokizeirishi.jp/bokikouza/nyumon/boki.html 前回も載せましたが、まずこちらでもう一度簿記の基本を勉強して みてはいかがでしょうか。 一つだけ例をあげておきます。 まず、取引が発生すると仕訳を行います。 そして、その仕訳通りに総勘定元帳へ転記するのです。 9月7日 現金10,000を元手にA商事を開業した。 仕訳 借: 現金 10,000 /貸: 資本金 10,000 この仕訳を行ったら、現金の勘定元帳と資本金の勘定元帳に転記します。              現金勘定     借方              貸方 9/7 資本金 10,000 |              資本金勘定     借方              貸方               |9/7 現金 10,000 上記のように現金は借方勘定科目ですから、増加の場合は借方に記帳 します。 日付 相手勘定科目(複数ある場合は"諸口") 金額の 順番に記帳します。 資本金も同様に転記します。 この転記の際に発生するミスをチェックするのが試算表です。 では、がんばってください。

noname#78280
質問者

お礼

 大変参考になりました。本当にわからなかったので助かりました。  わかりやすい説明でもの凄い細かく書いて頂いて私のテキストよりも解りやすい回答だったと思います。  本当に助かりました。ありがとうございました。

回答No.4

#3です。 一部訂正します。 失礼しました。 誤>売掛金は貸方に記入すると減少しますので、誤って借方に記入すると 倍の10,000増加することになります。 正:売掛金は貸方に記入すると減少しますので、誤って借方に記入すると 5,000増加し、倍の10,000の"差異が発生する"ことになります。

noname#155097
noname#155097
回答No.2

NO1です。 試算表の問題って全部で13-14問くらいあるでしょう。 で、それぞれの問題を白紙を使って一覧になるように仕訳をします。 全部仕訳したら、それぞれ左右の合計を計算するのです。 で、転記したら、転記した先でもそれぞれの合計を計算します。 転記ミス、計算ミスをしていたら、転記元の数字と転記先の数字に ぶれがでてきます。

noname#78280
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。NO2もいまいちわかりづらかったので補足をかきました。今本当に困っていますので、補足の回答を早くお願いします。narara2008さんだけが頼りなんです。補足の回答をず~っと待っています。本当に頼みます。もう切羽つまっているんです。  本当によろしくお願いします。

noname#78280
質問者

補足

  疑問に思うので教えてください。  >転記ミス、計算ミスをしていたら、転記元の数字と転記先の数字にブレがでてくる。  転記元の数字とは仕訳の合計の事ですか?  転記先の数字とは試算表の合計の事ですか?  転記元の数字と転記先の数字を比べるということですか?  転記先の数字は減加算してあるので転記元と転記先の数字は合わないのではないでしょうか?  ブレが出た場合どの様にして修正したらよいですか?  教えてください。

noname#155097
noname#155097
回答No.1

>私はまだまだ勉強不足なだけなのでしょうか? 勉強不足です。試算表ほど必ず出題されて、簡単で高得点が望める問題はありません。 試算表を10問もやれば、試算表の中でもどういうことを問うているのか という傾向がわかると思います。 大抵は売掛金の増減だったり、前払費用の問題だったりします。 減価償却もよくでます。この辺の概念を確実に覚えること。これが一つ。 それと問題を解くときは白紙を使って仕訳を必ず書くこと。 転記した時は○をつけるなど、チェックを忘れないようにすることです。 仕訳全体を合計すること。それと転記した時の合計をあわせること。 これで記入ミスを防げます。貸借の転記ミスというのも多いですからね。 この程度は何回か解いていれば自ずと気がつくことです。 問題を解いて分からないところ、ミスしたところをチェックし、 分からなければ勉強のし直し、ミスならなぜミスったのか確認することです。 試算表は2級でもでてきますから、確実に覚えるのが合格への早道です。 ここでこけると点数がどっと減ります。数字がつながってますから、 一つ間違えると次の問題も必ず間違いになるのです。

noname#78280
質問者

補足

 早速の回答ありがとうございます。もうすこし聞かせてください。  >仕訳全体を合計すること。転記した時の合計をあわせること。  これはどういう意味なんですか?わかりづらいので詳しく教えてください。仕訳全体を合計、転記した時の合計をそれぞれ何と合わせるのですか?  教えてください。  

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