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「非生物の供養」と言う風習の起源は?

noname#118466の回答

noname#118466
noname#118466
回答No.3

結論からいえば、非生物を祭る儀礼は仏教以前に存在したと云ってよいでしょう。 森羅万象、万物に生命や精霊が宿るという考えは、現代の主要宗教以前の世界各地に存在したと考えられます。その形跡はインディアン(中南米ではインディオ)や世界各地の僻地に住む民族に残っています。勿論、日本でも形を変えて色濃く残っており、先進国としては珍しいケースと云えるでしょう。ドイツやスイス、北欧などの同じような習俗はきリスト教により禁止され早い時期に姿を消した訳ですが、 一部は姿を変えて生き残っています。(ハロウイーン、クリスマスの樅の木、春の祭礼など) 万物を崇めることを具体化したのが祭りであり祠や大木信仰だと思います。太古から万物礼拝が行われていたらしいことは、発掘された祭祀場跡や祭りの道具、偶像、人形などで考古学的に確認され、現代社会(特に未開の)においては、文化人類学が証明しています。 キリスト教が徹底的に古い習慣を追放したのに比べ、アジア生まれの仏教は各地の 習俗を布教の道具として、積極的に取り込んだのではないでしょうか。厳しい一神教のキリスト教でさえ、布教が遠方に及ぶにつれて人類共通の習俗や願いを無視できなかったようで、イエス・キリスト以外にマリア信仰や沢山の聖人が生まれ、それぞれが何らかの守護神となって庶民の願いを聞き届けています(カトリック)。

Atalia
質問者

お礼

ありがとうございました。大変参考になりました。 世界的にはキリスト教下で消滅したものが多いのですかね。

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