大学の心理学科を卒業された方へ…どこに就職しましたか？

質問

もうすぐ心理学科の受験が迫っています。

そんなときにＯＫwebで心理学科の質問を調べてみたら、「考えているような甘い世界じゃない」など厳しい意見が目立っていました。

なかでも特に気になったのが、「心理学科を卒業しても就職口がない」ということでした。

臨床心理士やカウンセラーになりたいのなら必ず大学院に行かなければ資格が得られないし、得られたとしても需要が少なく必ずカウンセラーになれるわけではないので就職口がないと多くの人が仰っておられました。

私は経済的にも大学院へは行けませんので、カウンセラーへの道は入学前からすでに断たれている状態です…。
そうなるとなんだかとても不安に思えてきました。

そこで疑問なのですが、大学院へは行かず、大学の心理学科だけを卒業した方々はいったいどこへ就職されたのでしょうか？
また、どのような就職口があるのでしょうか？

変な質問なのですが、よろしくお願い致します。

回答No.4

dghjty145

私は心理学系の学科を卒業して、民間企業に就職しました。

私の大学の同じ学科の卒業生の就職先は、ほんとうにさまざまです。
大学の教員、中学・高校の教員、国家公務員（少年鑑別所、家庭裁判所）、地方公務員（児童相談所）、カウンセラー、民間企業などです。
大学の教員とカウンセラー、臨床心理士以外は学部卒で就職できます。
最近は民間企業に就職される方が増えてきて、特に心理学に関係ない職業に就かれる方がかなりいます。

心理学といっても、臨床心理学系と行動心理学系では大きく専攻内容が異なります。受験前に受験する大学の専攻内容を確認されてはいかがでしょうか。行動心理学系は、実験や調査を行って統計解析で結論を導きだします。私は行動心理学系で、統計学をみっちり勉強しました。心理学系の学科を卒業して民間企業に就職した中では珍しく、現在の職業に大きく役立っています。企業でマーケティングデータ分析の実務経験を積んで、得意の統計解析をいかして、いまではデータマイニングや多変量解析を駆使してコンサルティング業務に従事しています。日本のビジネスマンは一般的には統計解析が苦手ですので、心理学系の学科で統計解析を学んだことが差別化要因になって、現在のポジションや給与に大きくプラスに作用しています。　参考になりましたでしょうか。