カフカ「変身」とサガン「悲しみよこんにちは」

質問

カフカ「変身」とサガン「悲しみよこんにちは」というとても有名な作品なのですが、この２つを比較し、明日までに論文を書かなくてはなりません。（３０００字ほどの）

両作品ともに内容も把握しておりますが、どうも書くことができません。
カフカでは虫、サガンでは新しい愛人が周りの生活を変えてしまうことぐらいしか共通点を見出せず、未だに起承転結の起であるあらすじしか書けていません。

どなたか詳しい方、またご意見がある方、HPなどをご存知の方がいらっしゃいましたら、助けてくれいただけるとうれしいです。

回答No.3

zephyrus

家族、肉親の愛でくくるのはどうでしょう。

一方は父と娘の関係を保つため思い切った行動に出ます。
いかにも自我の確立した若い娘らしく。

かたや、まったく無力で無能です。心のなかで悩むだけ。
家族に思いが伝わらず、妹にまで見放されてしまいます。

このあたりを中心に考察と見解を示し、鑑賞をまとめれば３千字はすぐでしょう。

回答No.2

do-deshow

時代の比較＿＿＿カフカは1883年生まれ、「社会は全体主義への傾斜」を強めていきます。カフカの表現する「不安」は、世に何の「効果」も与えることはできなかった。
しかし、彼は作家でありつづけようとします。

サガンは1936年生まれ、「悲しみよこんにちわ」がヒットしたのは、54
年戦後アメリカが大発展しつつある時。「主人公父娘の欲望への傾斜」は、
時に後悔などはするが何の「効果」もなく、そのまま強まるばかり。

と言うので「傾斜」でくくってみてもおもしろいかも。

回答No.1

noname#108466

意外性のある比較の組み合わせが面白いです。

　主人公が、何かしらの影響により、視点（考え）がどう変化するか、その変化が自主的なものか他動的なものか、
　主人公を比べてみる視点ぐらいしか思いつきませんね。