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日本人らしいラブソング、ラブストーリー

大学の課題で、日本人の愛に関する表現について調べています。 英語で簡単な論文を書く課題なのですが、そこで私はラブストーリー、ラブソング、ラブレターの3つから日本人らしい愛の表現について書こうと思っています。 日本人らしい愛の表現というと、「直接的でない、感情をあまり表に出さないことが美徳」というようなイメージなのですが、なかなかよい実例が見つかりません。ちなみにラブレターには「智恵子抄」を使おうと思っています。 時代によって違いがあるかと思いますが、日本人らしい愛の表現が入っていると思うようなラブストーリーやラブソングがあればどんどん教えていただきたいです。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • n208hh
  • ベストアンサー率0% (0/0)
回答No.3

海外在住です。日本らしい,ラブソングと読んで,小田和正さんのYes-Noを思い出しました。「君を抱いていいの?好きになっていいの?」のフレーズは,きっと、日本人でないと理解できないんじゃないかとおもいました。 何しろ,言わなきゃ何も進まない人々は,思う前に口に出すことで,国が成り立っていますから。

PooH-_-SaN
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 「好きになっていいの?」という表現は確かに英語ではなかなか見ない表現だと思います。 とても参考になりました。 ありがとうございました。

  • harepanda
  • ベストアンサー率30% (760/2474)
回答No.2

「直接的ではない、感情をあまり表に出さない」というのは、室町時代に能の理論として確立される前は、あまり決定的な要素ではなかったような気もします。また、江戸時代になると、歌舞伎のようにド派手なものが流行るようになり、浮世絵は春画だらけという状況になるので、このことをおさえた上で議論をしたほうが良いと思います。 日本文学としては、女性の官能をおおらかに謳いあげた与謝野晶子「みだれ髪」が存在したことを忘れてはいけません。これに収録されている有名な歌は、「柔肌の熱き血潮にふれもせで、さびしからずや、道を説く君」というもので、分かり易く言い換えてしまえば、「男でしょ?セックスしたいの当たり前じゃん!なにグダグダしてるのよ」という意味です。「みだれ髪」は当時の大人たちには大反発を受けましたが、若者の心をとらえて一気に有名になりました。与謝野晶子を外して、日本の文学史を語ることなど不可能でしょう。しかも「みだれ髪」は彼女のデビュー作なのです。文学や芸術の世界では、成熟期になって開花する要素が初期作品に含まれていることが多く、「みだれ髪」を外して与謝野晶子を理解することは出来ません。 ラブレターの「智恵子抄」は、良い選択だと思います。時代的にも、あまり古すぎず、「みだれ髪」と並べて紹介できるでしょう。 ラブソングが、これが困ったことに、日本には確かに、演歌やネクラ系歌手のフラレ歌が多いのです。が、わたしのお奨めはTHE ALFEEのFaith of Loveです。この歌は、彼らの最高傑作アルバム「DNA Communication」のトリを飾るという重要な曲でありながら、世間での認知度が低く、Promised Loveという別の曲のほうが有名になってしまったのです。私は、絶対にPromised Loveよりも Faith of Loveのほうが名曲だと思っています。THE ALFEEは、フォークとロックの融合体であるバンドで、学生運動を体験した最後の世代くらいにあたります。「DNA Communication」は社会批判を連発する強烈な作品で、一曲めのHeart of Justiceから飛ばしてくれます。普段は眠っている正義心にカツを入れてくるのです。「何が欲しいのか、何を信じたいのか、もう何も君は感じないのか、悪魔に魂、売りつける君に愛や夢を語る資格などないのさ」と。この曲の前奏は、まさにフォークとロックの融合体で、アコースティックギターが大活躍し、エレキ系やドラムがそれに続くという、THE ALFEEでしか聞くことができないようなものになっています。アルバムごと聞かないと、彼らの伝えたかったことは、伝わらないでしょう。問題のFaith of Loveですが、正統派のバラードを3人組のなかで一番の美声の桜井が歌っています。一応、別れを後から振り返るという内容の歌ですが、桜井の美声と見事な作曲・編曲により、癒し系に聞こえるというものです。歌詞の意味を考えずに聞き流していたら、完全に癒し系にしか聞こえないでしょう。THE ALFEEというバンドの面白いところは、日本一のフォークマニアと呼ばれる坂崎(アコースティックギター)と、ロックの高見沢(エレキギター)の仲が良いことです。これに桜井(エレキバス)が加わることで、表現力の幅が大きく、バンドにありがちなメンバーの入れ替えをほとんどすることなくして、30年以上、この3人で歌い続けているという、不思議なバンドです。また、3人の声の個性が違うので、曲ごとにメリハリをつけることが出来ます。Faith of Loveの前奏も、坂崎のアコースティックギターで始まり、その後、エレキやドラムが続くという黄金パターンですね。 坂崎は昨今の団塊世代の大量退職という状況を受け、NHKをはじめ、そこら中から引っ張りだこになっています。フォーク復権というわけです。このあたりの、学生運動世代とフォークというテーマは、日本だけではなく世界中の先進国で同じ現象なので、外国人にも分かりやすいと思います。ただし、日本の特徴として、麻薬が流行らなかったという点を指摘することが出来ます。イギリスでは麻薬を吸っていたポール・マッカートニーですら、貴族になれるようですが。

PooH-_-SaN
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございます。 「直接的ではない、感情をあまり表に出さない」というのは私のイメージの部分が多いので考え直さないといけないかもしれません。 「みだれ髪」が当時の若者から支持されたことから、彼らの本心が見えてくるように、内容が直接的なものでも、当時の人の考えが見えてくるというのは新たな発見でした。 Faith of Loveについては調べさせてもらいます。 みだれ髪についてもFaith of Loveについても、当時の人の考えは時代の変化に深く関わっているのだと感じました。 ありがとうございました。

  • snowplus
  • ベストアンサー率22% (354/1606)
回答No.1

日本人らしいラブストーリー 「源氏物語」なんかどうですかね まぁあれが日本人らしいかと いうと賛否ありますが日本を代表するラヴストーリーではあるでしょう   日本人らしいラブソング 尾崎豊 宇多田ヒカル なんかどうでしょう

PooH-_-SaN
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 「源氏物語」いいですね。 中にはいろんな形の恋愛が描かれているので取り上げやすいです。 尾崎豊や宇多田ヒカルは私も共感した歌がたくさんあるので、もう一度歌詞を見直してみたいと思います。 ありがとうございました。

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