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三相交流の電圧降下について

はじめまして。 三相交流の電圧降下について質問させてください。 参考書には三相交流の電圧降下の公式が、 「e=√3RI」と書いてあります。 なぜこのような公式になるのでしょうか? 単相2線式の電圧降下の公式の意味は理解できるのですが、 なぜ三相3線式の公式には√3がつくのかが理解できません。 スター結線でもデルタ結線でもこの√3がつくのが不思議でしょうがありません。 図書館にいって調べたものの、参考書を見てもいまいちわかりませんでした。 ご教授お願いします。

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  • foobar
  • ベストアンサー率44% (1423/3185)
回答No.1

Iは線電流、eは線間電圧、Rは一線あたりの抵抗、ですね。 RIはY結線1相あたりの電圧降下になりますので、線間電圧では√3倍になります。(負荷や電源がΔ結線になっていても、電線での電圧降下はY結線1相分に相当しています) 別の説明をしてみると、 たとえば、UV間での電線での電圧降下を見ると、 euv=RIu-RIv=R(Iu-Iv)となります。(Ivの前の符号が負になっているのは、Iu,Iv共に負荷に流れ込む向きを正にとっているため) 対称な三相だと、IuとIvは大きさが等しく、位相が120度異なっているため、 |Iu-Iv|=√3Iになります。

pichonta
質問者

お礼

丁寧な回答ありがとうございました。 お陰様でいままでのモヤモヤがすっきりしました。

その他の回答 (1)

  • egg2006
  • ベストアンサー率29% (29/97)
回答No.2

>スター結線でもデルタ結線でもこの√3がつくのが ↓これが分かりやすいです。 http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1996/00448/contents/125.htm あと、蛇足ですが、電圧降下の式は、抵抗RとリアクタンスXを含めた三相の電圧降下の式を覚えておくと便利です。 e=√3I(Rcosθ+Xsinθ) リアクタンスがなければ、Xsinθがいらないので、 e=√3IRcosθ 負荷に力率がなければ、cosθもいらなく、 e=√3IR 単相2線式なら、√3の代わりに「2」が係数となります。 e=2I(Rcosθ+Xsinθ) (単相3線式で中性線の電流がゼロの場合も同じ) また、進み力率なら、+Xsinθの符号がマイナスになります。 e=√3I(Rcosθ-Xsinθ) 参考図 3・2・3 交流単相2線式単一負荷の電圧降下 http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2005/00130/contents/0012.htm

pichonta
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 質問した内容についてはとてもよくわかりました。 あと一つ教えていただきたいのですが、 遅れ力率の場合は e=√3I(Rcosθ+Xsinθ)という公式になり、 進み力率の場合は e=√3I(Rcosθ-Xsinθ)というように、 Xsinθの符号が変わるのでしょうか? 現在、参考書を開いて勉強していますが、 どこにも説明が載っていません・・・。 お手数ですが、ご指導お願いします。

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