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ケモメトリックスって何ですか?

仕事で近赤外分光分析を用いていて、ケモメトリックスという言葉に打つかってしまいました。解析のときに、主成分回帰分析法や部分最小自乗回帰分析(PLS)法を用いるとあったのですが、全く理解できませんでした。 ど素人なので、優しく簡単にご教授して頂ければとおもいます。 宜しくお願いいたします。

  • 化学
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質問者が選んだベストアンサー

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  • kenwatch
  • ベストアンサー率44% (8/18)
回答No.2

統計学を用いて「一見,何の関連もないような大量のデータ(近赤外スペクトルデータ及び従来法値)」から「何か有益なデータ」を抽出する方法のことをケモメトリックスと言います。 ただ,この言葉に厳密な定義はありませんので,人によっては,別の定義を思い浮かべるかもしれません。 近赤外分光法で,ケモメトリックスは非常に有効な解析手段であります。 まだ,良く分からないとおっしゃっている主成分分析法やPLS法はまさに,ケモメトリックスの中心となる統計的解析法です。 私も,近赤外分光法を仕事の一つとしておりますので,これを勉強してきました。 近赤外分光法関連の学会に行くと,かならずPLS回帰分析法での解析事例に行き当たりますので,近赤を仕事としてこれからやっていくのであれば,しっかりマスターされることをオススメします。 まずは,重回帰分析法,主成分分析法,そして最後にPLS回帰分析法(実は,PLS回帰分析法は主成分分析法の発展版なのです。)という順番で勉強されると,だんだんとケモメトリックスが理解できるようになってきます。 がんばってください。

HOJIHOJI
質問者

お礼

ご声援ありがとうございます。 専門が粉屋(粉体工学)なので、分析はこれからなのですが、 頭の中が????になりながら楽しんでいます。

その他の回答 (1)

  • rei00
  • ベストアンサー率50% (1133/2260)
回答No.1

この場で簡単にというのは困難ですので,以下の本は参考になると思います。私が以前参考にした本です。 ・ケモメトリックス -化学パタ-ン認識と多変量解析-  宮下芳勝,佐々木慎一 著,共立出版 ・化学者のためのパタ-ン認識序説  佐々木慎一,阿部英次,高橋由雅,高山千代蔵,宮下芳勝 著,東京化学同人

HOJIHOJI
質問者

お礼

ありがとうございます。早速読んでみます。

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