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日本と欧米のマスコミの違い
長らく欧米で滞在された方が、「日本のマスコミ(新聞やテレビ)を見ていると世界の事がわからない」という意味のことをおっしゃいます。 確かに、日本は日本の出来事が中心になるから世界の事については少なくなるとは思うのですが、それは欧米でも同じではないでしょうか。英語やフランス語などのほうが世界的に広く使われているため、正確で豊富な情報が入ってくるということなのでしょうか。 日本と欧米のマスコミ、何が違うのでしょうか。
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あまり存じませんが、守備範囲は違うみたいですね、地域的な・・・・・ エル・パイス(ほとんど読めませんけど、スペインの新聞)のサイトだと米国、欧米、ラテンアメリカ、中近東のカテゴリはあれども、アジアカテゴリがありません。 シンガポールだとJapanというカテゴリがあります。 オーストラリアもわりとアジア太平洋圏の話題が多そう。 どこでも米国のニュースはとりあえず出してる感じがしますが。 今初めてル・モンド(仏)を覗いてみたら、アジア・パシフィックのカテゴリがありました。 スペインだけ遠いのか~(笑) スペインでも日本のニュース自体は報道してるみたいなのですが(地震とか首相交代とか皇族の結婚とか)、通り過ぎると絞込み検索が面倒そう・・・・。 海外だと、インテリ向けのInternationalニュースだとカバーする範囲が広かったり突っ込みが深いのかもしれませんね??? No.4の方がお書きになっている「タブロイド新聞と総合新聞は同じではないか」という意見は他でも読んだことがあります。 日本では、高級紙に当たる新聞が大衆的に広まっているので、中身も中途半端だとか。 まあ、海外のインテリ向け高級紙を読んだことがないので、何とも言えませんが。 しかし英語の学習のためにTIME購読して、DM送付を許可しておくと、The EconomistだとかNational Geographicなどの購読案内が来るのですよ。 エコノミストなんて読むほどエグゼクチブじゃないのに・・・・・ 世界が違う気がします(笑) でもTIMEとかNewweekを読んでいると、米国寄りですね。 CNNよりBBCのほうが偏りが少なくウケがいいという話を読んだことがありますが、どうなんでしょう。 アル・ジャジーラが視聴できたらまた違うんでしょうね。
- rarara390
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日本の新聞と同時に仕事柄海外の新聞にも眼を通しています。 日本は了見が狭く、細かい国内記事が中心だと思います。 くだらなくも無いが、政治の話でももっと高度な話題は無いのか叉こんな事 記事にしないで、海外のエコノミスト、経済界の論説に見習え!と思うことは 多々有ります。 新聞販売数を伸ばす為の見出し、記事内容中心のような気がしてタブロイド 新聞と総合新聞は同じではないか、是でよいのかと思う事が多いですね。 叉外国でテロ事件、航空機事故が有った時など、日本人は巻き込まれていない と必ず注釈が有りますが、外国の新聞では自国民が居たかどうか等書く前に 事件の背景、今後の動向変化などに言及するなど社説ではなくとも、記者が 的確な解説をしています。同じ海外の事件を知る為には今後どうなるのかなど 影響を考えると海外の新聞の方が的確な情報提供をしてくれると思います。 病院に連絡して日本人が死傷者に居たのかなどを調べるパワーを背景、今後の 影響を聞くため専門家にコメント求めるパワーに振り向けた方が良いと思います。 執筆責任の為にも記者の名前を書き、アイツの記事は的を得ているとの評価を 競って欲しいです。
- ucok
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#1ですが、お礼を拝見しました。せっかく挙げていただいた具体例を実際に見聞きしているわけではないので、何とも言えませんが、まず、例えば緒方さんなどは、国連高等弁務官というお立場で発言されますよね。なので、「日本にいると、国連で話題になることに、付いていけなくなりがち」ということは、あるのだと想像します。 例えば先日も、日本でアフリカ開発会議がありました。しかし、アフリカは欧米(特に欧)の方が遥かに身近に感じています。なぜなら、距離、言語、歴史の関係で、アフリカ移民が圧倒的に多いからであり、また移民たちも定着しているからです。ただ、グローバル化の今、日本にもアフリカ移民がジェット機で大勢来るようになり、受け入れ態勢が混乱しています。にもかかわらず、多くの日本人は、まだアフリカに目を向けていない。少なくとも自分たちとリンクしていない。そういうようなところを突いているのではないでしょうか。 しかし一方では、同じく国連などで取り上げられがちなエイズ問題にしても、日本では輸血による感染が大いに議論されていますが、欧米の活動家のあいだでは、もっぱら性交渉により感染が話題の主流で、少なくとも何年か前に日本で大きなエイズ会議があったときには、輸血問題が欧米人のあいだで、あまりピンと来ていなかったというコメントを、日本のメディアで聴きました。同様に、北朝鮮問題も、日本人や韓国人が主な被害者とされる拉致問題に欧米のメディアは非常に疎く、むしろ核問題に目を向けています。 ただ、メディアで発言するとき、頭のいい人は、対象が誰であるのかを意識していますから、日本のメディアでは日本語を解する人に向けて、英語圏のメディアでは英語を解する人に向けて発言するものだと思うのです。なので、日本では「皆さん、自分が見聞きしている情報以外の、こうしたものにも目を向けて」と言うのでしょう。 同様に、製作側も発言者に「あなたは、日本以外の情勢に詳しい人の立場から発言してほしい」と言いますから、余計に、そういう傾向が強くなるのでしょう。また、「コメンテーター」という立場は、所詮、番組にメリハリを付ける役目に過ぎない部分があり、結構、その場のノリで偏った発言をしてしまっている場合が多いので、私は割り引いて見聞きしています。 で、結論を言うと、一般視聴者としては、そういうコメントを見聞きしながら「そうなのかも。これから気をつけよう」と感じれば、それでいいのだと思うのです。また、コメントが「例えば、海外ではこんな情報が具体的にあるよ」という内容なら、「そうか、そんなことも世の中で起きているのだな」と知ればいいのだと思います。それを例えば、「へえ、欧米のメディアってすごいな」とか「ふーん、日本のメディアはダメじゃん」と考えてしまうと、ちょっと本末転倒かなと思います。
- regist
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”世界”と言う言葉の定義が必要なように感じます。 それで言う”世界”って、何か、欧米のことの様に感じます。 であれば、日本にいるより、欧米にいた方が情報量が多いでしょう。 また、欧米のマスコミの場合、会社により出来事の捉え方が異なり、 数多くのマスコミの報道を比較することで、より俯瞰的に 出来事を把握することができると言う感じもします。 特に、アメリカでは保守的な某社とか、リベラルよりの某社とか、 結構カラーがありますからねぇ。 また、現場主義と言うのもあるのではないでしょうか? 湾岸戦争の頃、数多くのマスコミが撤退した中、CNNがバグダッドに残り、 空爆の様子を中継したのは、記憶に新しいところです。 確か、日本のマスコミは、完全撤退していたのでは無いでしょうか? ただ、質問者さんもお気づきだと思いますが、欧米においても、 その報道の内容は、自国に関連するところが一番多いのは当然で、 関係の無いところは報道されませんから、その意味では、 欧米のマスメディアだけで、全てを把握することは困難でしょう。 例えば、アフリカとか、アジアとか、それほど報道量が多いとは思えません。 日本のマスコミだけ、あるいは、欧米のマスコミだけと言うことでは、 世の中の出来事は俯瞰的に見ることは出来ないと思います。 日欧米のマスコミの多種多様なソースを用いて数多くの情報を入手して、 その中から、必要な情報を取捨選択すると言う事が、肝要ではないかと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 日本でよく使われる"世界"は、確かに欧米の事を指していることが多い様に思えます。"世界"はもちろん地球のすべてを指すものです。 「日欧米のマスコミの多種多様なソースを用いて」いくのがベストですが、時間も能力も限りがあって、なかなかむつかしいですね。
- ucok
- ベストアンサー率37% (4288/11421)
>長らく欧米で滞在された方が、「日本のマスコミ(新聞やテレビ)を見ていると世界の事がわからない」という意味のことをおっしゃいます。 どこのどんな欧米帰りがそんなことを言っているのでしょう。米国ほど自分とこの話しか報道しない国も珍しいと思うのですが。米国の一般的な国民も、昔からそれを大いに認めています。同様に英国や豪州を含めた英語圏は、英語の情報に頼りがちで、しかも世界の情報の大半は英語なのだと誤解しているので、マスコミを当てにしていると知識が偏ります。 ただし、日本で提供している世界情勢と、ほかの国で提供している世界情勢は当然違います。ニーズが違いますから。なので例えば「アメリカにいるとアメリカやメキシコのニュースしか入ってくるのに、日本では日本と韓国のニュースしか入ってこない」という類いのことは多々あります。 だからBSの海外ニュース番組放送や外国語の新聞があるのです。でも、日本にいながらにして外国語の報道しか視聴していない人って、たとえ本人が日本語を話す日本人であっても、ほかの一般的な日本人が当たり前に知っていることを全然知らなかったりするんですよね。
お礼
ご返事ありがとうございます。 最近読んだ本では「日本人の背中」のP140に書かれています。著者は外国経験の豊富な方で、今年の出版です。 有名な方では、緒方貞子さん(国連の仕事をされていた)です。大前研一さんも、主に経済に関しての事ですが、同趣旨の事をかかれていたと記憶します。その他、テレビのコメンテータやゲストなどが同じ主旨のことを言っているのを聞いた回数はひと桁ではありません。 それで、「ほうー、そんなものか…」と思っていたのです。何が違うのだろうというのが、今回の質問です。 例に出されている米国の事はわたしも知っています。どの国も一般庶民は身近な事柄に関心が行くのは当然だと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 日本の新聞は内向きの記事になりがちだということですね。 ネット上の新聞では、英字紙のほうが記事の長さが格段に長い事、したがって、くわしく掘り下げられている事は感じていました。それと、欧米のほうがニュースが早く発信されることが多いですね。