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個人事業主と会社設立の選択について

アロマセラピストとして開業を考えています。 当分は、いまのスキルの範囲内で仕事をして、1年後ぐらいには、さらなるスキルアップのため講習などを受けたいと思っています。 この場合、個人事業主になるほうが良いのか、それとも会社設立したほうが良いのか、教えてください。 よろしくお願いします。

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  • sionn123
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回答No.5

 gabu0226さん こんばんは  個人事業主を選ぶが法人で起業するかは、「儲けが幾等有るか」と「信用度」の問題で考えるものです。  まず「儲けが幾等有るか」に付いて説明しますね。  まず個人事業主では、税法上「給料を取れない」事をご存知ででしょうか???「給料を取れないってどうやって生活するの??食費等はどうするの???」とお考えかも知れませんね。給料を取れない個人事業主ですから、実際の生活費は売上の儲けの中から「個人的な使用」と言う事で出費するわけです。そう言う関係が有って、個人事業主では「事業の儲け=事業主の所得」と考えて税金を計算するんです。  法人の場合は、法人の社長(つまり役員)でも給料をもらう事が出来ます。(正確には「給料」ではなくて「役員報酬」と言いますが、ここでは解り易く「給料」と言う言葉を使って説明しますね。)ですからまずは社長個人の税金として給料に税金が掛るわけです。それと法人の場合は税務上「人格」を認められていますから、赤字でも住民税を払わないとならないですし事業が黒字なら会社の儲けに対しての各種税金も払わないとならなくなります。したがって法人の場合は、社長個人の給料に対しての税金+会社の儲けに対しての税金(法人税)と言うダブルで税金を払う事になります。  日本の税金体系は基本的に「累進課税」と言って、所得が高くなれば税率が高くなる様になっています。ですから例えばスポーツ選手等で年俸数億円の方だったら、年俸の半分は税金として払うと言われています。ところで法人税の場合は、個人の所得に掛る税率より低く抑えていると言う特長が有ります。「この低く抑えている」と言う点に着目しましょう。  上記で「法人の場合は、社長個人の給料に対しての税金+会社の儲けに対しての税金(法人税)と言うダブルで税金を払う」と記載合いました。この言葉からするとダブルで税金を払う分だけ個人事業主より税額が高くなりそうな感じを受けますよね。しかし先ほど記載した通り、法人税が個人の所得税より低く抑えられている関係で、ある一定の儲けを超えたら「個人事業主の税額>ダブルで払う法人の税金」となってしまいます。この有る一定の儲けとは一般に「1000万円」(もちろん社長の給料や利益率によって細かくは違うのですけど・・・)と言われています。(間違ってもこの1000万円を「売上」と勘違いしないで下さいね。)  法律に則ってきちんとした税金を払うのは当たり前の事ですけど、誰だって過剰に税金は払いたくないですよね。節税出来るなら、誰だって節税したいです。そう言う節税目的で法人を選択するのが法人になる1つの理由です。  次に「信用度」に付いて説明しますね。  税務上、法人は確定申告時に個人事業主よりも色々な帳票を添付しないとならない法律になっています。したがって事業所の事業内容をより詳しく開示しているが法人と言えると思います。誰だって事業所間で仕事を依頼する場合や銀行等が事業資金を融資する場合、潰れそうな事業所よりは黒字で健全経営している所にしたいですよね。そう言う意味で同じ黒字経営をしているなら法人の方が信用度が高いと言われています。  では何所に対しての信用度が高いかですが、「対法人」や「対役所」に対しての信用度が高いと言われています。例えば法人や役所で仕事の依頼先を入札で決める場合、対象としているのはほぼ「法人」だけです。そう言う意味で「対法人」又は「対役所」の仕事を請け負って事業を行いたい場合は、前記した「儲け云々」と言う問題をさておいても法人で起業した方が良い場合が有ります。  ところでgabu0226さんのこれから始め様としている事業は個人のお客様(ここで言う「個人」とは、「個人事業主」と言う意味ではなくて「個々のお客様」と言う意味です。)を対象にしているわけです。その様な個人のお客様の場合「あそこのアロマ施術院は法人だから、施術が上手だよ」と言う基準でショップを選びませんよね。ですからgabu0226さんの場合「信用度」を目的に法人で起業しても、売上貢献になる事は殆ど有りません。  以上が個人事業主で起業するか法人で起業するかの見極めポイントです。また法人で起業する場合は、個人事業主と違って最低「法人登記」をしなければなりません。gabu0226さんが法律に詳しければご自身の力で「法人登記」すれば良いのでしょうけど、詳しくなければ専門家に依頼する事になります。その費用が約30万円と言われています。起業するとは儲けが出せる前提で誰しも起業するのですが、世の中そんなに甘くないんです。特に起業当初は、どんなに有能な経営者が起業してもそのお店自体がお客様に知られて無い関係で思う様に売上は上がりません。と言う事も有りますから、起業費用は少なければ少ない方が良いに決っているんです。  以上を纏めて考えた時に、「1000万円以上の「利益」(再度言いますけど、間違っても「売上」でない事に注意して下さいね)を出せるのか」と言う事を基準に個人事業主でスタートするか法人でスタートするかを決められたら良いと思います。多分答えは、「個人事業主でのスタート」だと思いますけど・・・。  以上何かの参考になれば幸いです。

gabu0226
質問者

お礼

sionn123さま とてもわかりやすい詳しい回答どうもありがとうございます。 お礼が遅くなりまして大変申し訳ございません。 信用度、儲け、いろいろな視点から考えてみないといけないですね。 気づきませんでした。 ありがとうございます。

その他の回答 (5)

  • sionn123
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回答No.6

 gabu0226さん こんばんは  個人事業主を選ぶが法人で起業するかは、「儲けが幾等有るか」と「信用度」の問題で考えるものです。  まず「儲けが幾等有るか」に付いて説明しますね。  まず個人事業主では、税法上「給料を取れない」事をご存知ででしょうか???「給料を取れないってどうやって生活するの??食費等はどうするの???」とお考えかも知れませんね。給料を取れない個人事業主ですから、実際の生活費は売上の儲けの中から「個人的な使用」と言う事で出費するわけです。そう言う関係が有って、個人事業主では「事業の儲け=事業主の所得」と考えて税金を計算するんです。  法人の場合は、法人の社長(つまり役員)でも給料をもらう事が出来ます。(正確には「給料」ではなくて「役員報酬」と言いますが、ここでは解り易く「給料」と言う言葉を使って説明しますね。)ですからまずは社長個人の税金として給料に税金が掛るわけです。それと法人の場合は税務上「人格」を認められていますから、赤字でも住民税を払わないとならないですし事業が黒字なら会社の儲けに対しての各種税金も払わないとならなくなります。したがって法人の場合は、社長個人の給料に対しての税金+会社の儲けに対しての税金と言うダブルで税金を払う事になります。  日本の税金体系は基本的に「累進課税」と言って、所得が高くなれば税率が高くなる様になっています。ですから例えばスポーツ選手等で年俸数億円の方だったら、年俸の半分は税金と払うと言われています。ところで法人税の場合は、個人の所得に掛る税率より抑えていると言う特長が有ります。「この低く抑えている」と言う点に着目しましょう。  上記で「法人の場合は、社長個人の給料に対しての税金+会社の儲けに対しての税金(法人税)と言うダブルで税金を払う」と記載合いました。この言葉からするとダブルで税金を払う分だけ個人事業主より税額が高くなりそうな感じを受けますよね。しかし先ほど記載した通り、法人税が個人の所得税より低く抑えられている関係で、ある一定の儲けを超えたら「個人事業主の税額>ダブルで払う法人の税金」となってしまいます。この有る一定の儲けとは一般に「1000万円」(もちろん社長の給料や利益率によって細かくは違うのですけど・・・)と言われています。(間違ってもこの1000万円を「売上」と勘違いしないで下さいね。)  法律に則ってきちんとした税金を払うのは当たり前の事ですけど、誰だって過剰に税金は払いたくないですよね。節税出来るなら、誰だって節税したいです。そう言う節税目的で法人を選択するのが法人になる1つの理由です。  次に「信用度」に付いて説明しますね。  税務上、確定申告時に個人事業主よりも色々な帳票を添付しないとならない法律になっています。したがって事業所の事業内容をより詳しく開示しているが法人と言えると思います。誰だって事業所間で仕事を依頼する場合や銀行等が事業資金を融資する場合、潰れそうな事業所よりは黒字で健全経営している所にしたいですよね。そう言う意味で同じ黒字経営をしているなら法人の方が信用度が高いと言われています。  では何所に対しての信用度が高いかですが、「対法人」や「対役所」に対しての信用度が高いと言われています。例えば法人や役所で仕事の依頼先を入札で決める場合、対象としているのはほぼ「法人」だけです。そう言う意味で「対法人」又は「対役所」の仕事を請け負って事業を行いたい場合は、前記した「儲け云々」と言う問題をさておいても法人で起業した方が良い場合が有ります。  ところでgabu0226さんのこれから始め様としている事業は個人のお客様(ここで言う「個人」とは、「個人事業主」と言う意味ではなくて「個々のお客様」と言う意味です。)を対象にしているわけです。その様な個人のお客様の場合「あそこのアロマ施術院は法人だから、施術が上手だよ」と言う基準でショップを選びませんよね。ですから「信用度」を目的に法人で起業しても、売上貢献になる事は有りません。  以上が個人事業主で起業するか法人で起業するかの見極めポイントです。また法人で起業する場合は、個人事業主と違って最低「法人登記」をしなければなりません。gabu0226さんが法律に詳しければご自身の力で「法人登記」すれば良いのでしょうけど、詳しくなければ専門家に依頼する事になります。その費用が約30万円と言われています。起業するとは儲けが出せる前提で誰しも起業するのですが、世の中そんなに甘くないんです。特に起業当初は、どんなに有能な経営者が起業してもそのお店自体がお客様に知られて無い関係で思う様に売上は上がりません。と言う事も有りますから、起業費用は少なければ少ない方が良いに決っているんです。  以上を纏めて考えた時に、「1000万円以上の「利益」(再度言いますけど、間違っても「売上」出ない事に注意して下さいね)を出せるのか」と言う事を基準に個人事業主でスタートするか法人でスタートするかを決められたら良いと思います。多分答えは、「個人事業主でのスタート」だと思いますけど・・・。  以上何かの参考になれば幸いです。

  • PU2
  • ベストアンサー率38% (1101/2843)
回答No.4

追記です。 退職金の話が出ましたので追記します。 個人事業者にも小規模企業共済制度という退職金?積み立てあります。 課税対象所得からは控除されますので節税にもなります。 http://www.smrj.go.jp/skyosai/index.html 年金も同じく国民年金基金があり課税対象所得からは控除されますので節税にもなります。 http://www.npfa.or.jp/ 尚、健康保険はご存じの通り今は国民健康保険も差はあまりないと感じます。 これらの点をよく会計士が法人化勧める理由でいいますが騙されないように 尚、逆にこの点を正直言ってくれる会計士はいい会計士だと思います。 会計に関しては青色申告はソフト買えば一人でもやろうと思えばできますし 控除も付いてきます。法人ですと決算はやれないことは無いですけど難しさは かなりアップしいやでも会計士に頼む必要が出てきますし個人事業の申告と 比べても費用は会計士に難しさが上がる分、大幅にアップします。 保険や年金に関しても専門の方に依頼する必要がありその費用がばかになりません。 他には法人は赤字でも税金発生します。 例え法人が大赤字でも法人は最低限の税金は発生しますし(7万程度) 赤字でも貴方に給料払うわけですから貴方自身にはその給料にも税金が発生します。 いくら法人と言っても一人社長ですと気分は赤字なのに税金払うって言う気持ちになります。 あと、大黒字の場合、昔は社長の給料全て経費にできたので法人で 節税になりましたが今は一人社長の場合、全て経費にできない場合もあるようです。 決して個人を勧めるわけではありませんが最初は売り上げ予測も確実ではありませんし 会計士や国に払う余計な費用は抑えた方が経験上いいと思います。 法人税と会計士への報酬払ったから苦しいは法人化の意味ありませんからね 以上、頑張って下さい。

gabu0226
質問者

お礼

PU2さま 追記いただきましてありがとうございます。 赤字でも税金はある。そうなんですね。 収支予定を再度見直して見たいと思います。 どうもありがとうございます。

  • PU2
  • ベストアンサー率38% (1101/2843)
回答No.3

あくまで個人的な意見としては最初は個人事業の方がいいでしょう。 法人化は儲かってから(事業がうまくいく確証ができてから)でもできます。 でも逆は簡単ではありません。 それに費用面も法人はかなりかかります。 税金面のメリットをうたう会計士もいますが騙されてはいけません。 実際には税金面はある程度利益でないとメリットありませんし(会計士は関係なく儲かる) 逆に高く付く場合の方が多いです。 あと、年金面も言われますがこれも国民年金基金で個人でも増強可能です。 融資の面も社長に信用が無いと法人でも貸して貰えません。 逆に個人でも信用があれば貸してくれます。小さな会社の信用ってその程度のもんです。 勿論、個人事業のデメリットもあります。 人を雇う場合、求人が思うように集まらないかもしれません。 責任が無限責任です。この部分は損害保険など入った方がいいと思います。 尚、会社でも社長には責任は付いてきます。 以上、参考にして下さい。

gabu0226
質問者

お礼

PU2さま ご回答いただきましてありがとうございます。 大変助かります。 小規模スタート→規模拡大の方がスムーズなんですね。 税金面のメリットがどのぐらいの利益からなのか等を調べてみます。 人を雇うつもりがなかったので保険のことなど考えておりませんでした。 アドバイスありがとうございます。 保険についても少し調べてみたいと思います。 またよろしくお願いいたします。

  • yphkz4063
  • ベストアンサー率23% (34/144)
回答No.2

利益も十分見込めるなら、会社がいいです。 理由は、金銭的に個人より特なのと、社会保障などの制度が会社が有利であること。 もうひとつは、生涯の設計がしやすいことです。 社会保険は、個人の場合、国民健康保険、国民年金ですが、会社で役員をしますとサラリーマン扱いとなり、健康保険、厚生年金に加入できます。 言うまでもなく、後者が有利です。 自分の退職金も会社でかけます。よくあるのが損保の生命保険です。 全額あるいは半額損金(会社の経費)で、退職時、解約して退職金に当てれば税金かかりません。 その他にもメリットはいろいろあります。 株式会社は、代書屋さんに頼めば、いとも簡単に設立できます。 費用も三十万円そこそこです。 出資金も1円からOK。 しかも、質問者様お一人だけで会社を設立できます。 役員もひとりで会社を運営できます。

gabu0226
質問者

お礼

yphkz4063さま ご回答ありがとうございます。 アドバイスいただきましてありがとうございます。 利益が見込めるか?というと、開業当初~1年間はクリアしやすい利益目標とするつもりなのでスロースタートになると思っています。 やはり、何かと保障(保険等)が充実するし、退職金や役員などのことを『会社』とするほうが、考えると良いんですね。 利益見込みの計算をして、さらに保障のことも計算して検討したいと思います。 大変参考となりました。 またよろしくお願いいたします。

  • zorro
  • ベストアンサー率25% (12261/49027)
回答No.1

メリット、デメリットがあります。 http://www.fujisawa-office.com/hozin1.html

gabu0226
質問者

お礼

zorroさま アドバイスありがとうございます。 サイト、拝見させていただきます。

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