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関係代名詞の教え方(高校1年生)について
こんにちは。 今回、教育実習で高校1年生を担当しているのですが、 ちょうど関係代名詞や分詞による後置修飾の分野が扱われるのですが、 一体、今の高校生が中学生のときにどれくらいのことが教えられているのか分からなくて、どう教えたらいいのかとても困っています。 よくある一般的な感じですと、 関係代名詞は2文を1文にする働きがあるとか言って (目的語につく関係代名詞の例を主に用いて)同じ意味を表す名詞の一方をwhichに変えて、もう一方にくっつけると言う感じで教えると思うのですが、 He knows the girl. I met her yesterday. the girl = her herをwhomとして He knows the girl whom I met yesterday.の感じです。 でも、私個人としては正直そんな風に考えたことがなくて、 関係詞は、体言止めのようなものを作ると考えてしまうのです。 例えば、I bought a book yesterday.教科書とかだと、分かりやすくするために、よくカッコをつけたりするので、そのことを考えて、 (1)体言止めにしたい文を( )でくくり (The boy bought a book yesterday.) それと同時に和訳で通常の文になることを確認 (2)( )の中で、名詞(代名詞以外)の部分を前に出す a.体言止めにしたい部分が目的語a bookなら a book (which the boy bought yesterday) 和訳で体言止めになっていることを確認 b.体言止めにしたいところが主語the boyなら the boy (which bought a book yesterday) 和訳で体言止めになっていることを確認 (3)それを主語or目的語などに当てはめる こんな感じでwhichは体言止めのサインだと考えてしまうんです。英作文とかでわざわざ2文を1文にしようとは私は思わないので、文がどうこうというよりは句レベルで考えてしまうのです。でも、のちのちの英作文のことを考えれば句レベルで考えた方が楽だと思うのですが…。(わざわざ2文を書いた後で1文にしないと思わないし、話すときだって2文を頭の中で考えるなんてしないと思うし…。) (そもそもこの考え方は文法書的にはなしだと思うのでいけないのは重々承知ですが、)やはり自己流は教育上よろしくないのでしょうか? 自分は分かり、関係代名詞にある程度慣れている高校生に試しに聞いた感じでは理解してくれましたが、初見の人が見た場合、果たして分かるのかと思い不安なので、無難な感じで行けば学校的には問題ないと思いますが…。 何を言いたいのかよく分からなくなって来てしまいましたが、なるべく親切な感じで分かりやすく理解してもらいたいので、ずっと考えてしまっています。何かアドバイスがあれば頂きたいです。宜しくお願いいたします。
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- jackyrodoriges
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関係代名詞を体言止めでということは考え的には間違ってないどころかかなり的を射た考えだと思います。 まず、関係詞本来の役割は接続詞ではなく、後置修飾の合図であるからです。分詞句や前置詞句のように、足りない情報を付け加えるためのものです。 他の回答に2文連結で教えるのが正しいとありましたが、2文連結はある程度関係詞がわかってきてからのほうが効率がいいように思われます。 まずは小さい名刺の塊から認識させ、そこから文につなげるという方法は最近出始めているようです。 関係詞は、稚拙な文章をよりかっこよく書くための手法なので、しっかりと教えてあげてください。 参考文献は、 「英文法総覧」「英文法解説」'Explaing English Grammar'等です。
- weeshio
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はじめまして。 すいません、ちょっとおっしゃっている事がよく分からなくて申し訳ないんですが、とにかく、質問から受けた私の答えです。 >関係代名詞は2文を1文にする働きがあるとか言って・・・ そのとおりです。先にあなたが「そんな風に正直考えた事がなくて」といって挙げた例はちゃんと2文を1文にしてますよね。 問題はその後です。 I bought a book yesterday という1文をあなたは語順を変えてるだけじゃあないですか? たとえば、 I bought a book yesterday which cost me 1000yen. のように I bought a book yesterday. It(=the book) cost me 1000yen. という2つの文をwhichを使って1文にするなら分かります。 もともと1つしか文が無いのに、SVOの順番を壊さなくてもいいんじゃない?というのが私の意見です。 ちなみに、(2)についてですが・・・ >a.体言止めにしたい部分が目的語a bookなら a book (which the boy bought yesterday) その前に、先ほどの例文 I bought a book yesterday which cost me 1000yen. のI→A boyに代えて書いてみます。(別にしなくてもいいんですけど) A boy bought a book yesterday which cost him 1000yen. (少年が、昨日1000円する本を1冊買った) この文につながるように考えて見ましょう The book (which was) bought by the boy yesterday was actually 1500yen. (その少年が昨日買った本は本当は1500円だった) となるなら、「本」を前に持ってきて文を作るのはまだわかります。 The book was bought by the boy yesterday. It(=the book) was actually 1500yen. という風に2文にできるからです。 じゃあ、これはどうでしょう? >b.体言止めにしたいところが主語the boyなら the boy (which bought a book yesterday) これも上の例と似るんですが、 The boy who bought a book yesterday lost it already. (昨日1冊の本を買った少年はもう(それを)なくしました。) The boy bought a book yesterday. He lost it(=the book) already. の2文が1文になってますよね。このように2つの文があれば分かるんです。 教育実習、大変だとは思いますが、生徒さんの方も先生が教えてくれることは「100%正しい」と思って聞いているはず。事前にちゃんと理解してからしっかり教えてあげてくださいね。 頑張ってください
- go_urn
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こんにちは! 関係詞は難関の1つだと思います。分からぬまま高校を卒業する人が50%以上を占めているでしょう。 少しでも理解を増進できたら感謝されますよ!高校1年生はまるで分かってないという前提で考えたほうがいいでしょう。 大事なことは 1)自分の言葉で語ること 2)例文に、いかにも高校1年生の実用になりそうな自然な例文を使うこと(ネイティヴの先生がいたらぜひ相談されることです。) 3)分かっているかどうか、試しながら、一歩一歩進むこと 4)簡単、単純な練習問題を【いっぱい】【もういいよ、分かってるよ】というまで解かせること です。 さて「我流」とおっしゃる「体言止め」説明ですが、とてもいいと思います。 (a) I have solved the question. (b) Mr Tanaka (先生のお名前)gave us the question. この (b) の文を、「体言止め」的に言い換えることをやらせるのはとてもいいことです。 田中先生は私たちに問題を与えた → 田中先生が私たちに与えた問題 これが英語で、the question Mr Tanaka gave us と書き換えられると、もう半分理解したことになるでしょう。 しかし格の問題はいずれにせよ難関で、(a) の文でなく (b) の文の中での格であること、この場合は目的格になることを理解させなくてはなりません。どんなベテラン教師でも、ここは泣くところだと思います。これという決定的な便法はありません。目的語という観念が理解されていない生徒が多いはずです。これ目的語だよね...だから...という説明で分かってくれる生徒は少ないでしょう。 教えることの難しさを肌で感じられる部分だと思います。全力でやってみて下さい! 以上、御参考になれば幸いです!