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フランスの童謡「アマリリス」の仏語詞について

ルイ13世、あるいはギース作曲と言われている童謡「アマリリス」の仏語詞を探しています。 Yahoo!で検索してみたところ、日本語に訳された歌詞はたくさん見かけるのですが、原曲の歌詞は全く見当たらず、困っております。 此方に掲載するのが不可能でしたら、歌詞が掲載されているURLでも構いませんので、お教え頂けると嬉しく思います。 ご回答のほど、宜しくお願い致します。

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回答No.2

fsjoz-1129 さん  淑やかであり、嫋やかなるお返しを 速やかに頂き誠に有難うございます お礼に幾つか補筆致します 当時の調べは “Le Voeu De Louis XIII”との中の 9番 題名“Tu Crois, O Beau Soleil”をクリックし ご試聴してみて下さい(コレが、歌の題名です) http://www.chapitre.com/CHAPITRE/fr/MUSIC/forme-nicolas/le-voeu-de-louis-xiii,11572167.aspx 王様のこの詩と歌は、当時有名であったようで メルセンヌ数で有名なマラン・メルセンヌ(1588-1648)が その1636年の著書の中で、それを取り上げております その楽譜(そこに上記の歌の題名が記入されている) http://pagesperso-orange.fr/organ-au-logis/Pages/Mersenne/Mersenne41.htm さて、本題の歌詞です  (昨日のは一部のみで大変失礼しました  お許し下さい 此方で正確な脚韻もあり) Tu crois, o beau soleil Tu crois, o beau soleil, なんて素晴らしい太陽なのだ Qu'a ton eclat rien n'est pareil 貴女の輝きに比類するものは無い En cet aimable temps この芳しい雰囲気の中で Que tu fais le printemps. 貴女は、陽春をもたらしている Mais quoi ! tu palis なんだって、君がしぼんでしまうのか Aupres d'Amaryllis アマリリスの許で Oh ! que le ciel est gai この上機嫌な天空の下 Durant ce gentil mois de mai ! この麗しい5月には Les roses vont fleurir, バラは咲き Les lys s'epanouir. ユリの花も笑む Mais que sont les lys でも、ユリの花も顔無しさ Aupres d'Amaryllis ? アマリリスの許ではね De ses nouvelles pleurs 日ごとに露を得て L'aube va ranimer les fleurs. 花々は、夜明けと共に生き返る Mais que fait leur beaute でもそれらの美とて A mon coeur attriste 悲しみの僕の心を癒してくれない Quand des pleurs je lis 憂いを発見する時には Aux yeux d'Amaryllis ? アマリリスの目の中に 毎年、咲き誇る花々の美より、歳経る毎に 増える皺ある美に軍配を上げる(余談です)

noname#215953
質問者

お礼

丁寧なご回答、誠に有難う存じます。 心より感謝申し上げます。 頂いた資料は早速拝見し、速やかに保存させて頂きました。 大切に利用させて頂きます。 また、視聴してみましたところ、歌詞だけでなくメロディも日本版のアマリリスとは全く違い、再び驚きました。 日本版は愛らしく華奢な印象がありましたが、原曲は優雅かつ華麗さを感じます。 仏語詞だけを頂ければ充分、と考えておりましたが、思わぬ詳細なご回答を戴きまして、非常に勉強になりました。 幾ら言っても足りぬ程の嬉しさと感謝を感じております。 それでは、今度こそ本当に〆させて戴きます。 anapaultole様のOKwaveライフが、これからも良きものでありますように…。

その他の回答 (1)

回答No.1

fsjoz-1129 さん はじめまして お探しの童謡「アマリリス」のフランス語版は 作詞者岩佐東一郎のそれとは、全く違います 当時は、楽曲の典雅さからイメージして作詞でしょう (和訳すると、今までの夢を壊してしまいそうです) お調べになっておいでのサイトでの色々な解説は、古いことでも あり原典にあたることなく、孫引きの孫引きをしているようです 正確には、ルイ13世(1601-1643)が、自身の愛人の Marie de Hauteforte(1616-1691)を称える詩を書き それに当時の作曲家達も、色々と調べを付けました  (この女性は、後にamaryllisと改名しております 肖像画は下記) http://petits-potins.over-blog.com/article-6077260.html その中で、現在一番有名な調べが、かなり時代が下って アンリ・ギース(1839-1908)によるものです このギースは、あのモーリス・ラヴェルに一番最初に つまりラヴェル6歳頃に、ピアノを教えたことで有名な人物です その詩は Tu crois, o beau soleil, Qu'a ton eclat rien n'est pareil, En cet aimable temps que tu fais le printemps, Mais quoi ! tu palis aupres d'Amaryllis. Mais le printemps palit Aupres d'Amaryllis ! ... Mais que sont les lys Aupres d'Amaryllis ? 最後の二行の訳は色々あるでしょうが 王家の象徴であるユリ(lys)も アマリリスの前では色あせると 解釈出来る程に彼は彼女に ご不明の点は、何なりと。。。

noname#215953
質問者

お礼

anapaultoleさま、はじめまして! 分かり易く、詳細な説明を有難う御座いました。 URLも早速拝見させて頂きました。 美しい日本語訳に惹かれて、仏語訳を知りたくなったのですが、和訳詞とは全然違うのですね…。 驚きました。 非常に良回答を頂けましたので、これにて〆させて戴きます。 心より感謝申し上げます。

noname#215953
質問者

補足

失礼しました、お礼欄にて〆させて頂くと言ったばかりなのですが、宜しければ仏語詞を和訳したものもお教え頂けると嬉しいです。 大意は分かるのですが、なるべく正確な意味を知りたいので…。 お手隙の折にでも、宜しくお願い致します。

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