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「サ行の前のキ・ク」(例:テキスト、テクスト)ほか

Micorsoft Word 2003では[ツール(T)]→[オプション(O)]でさまざまな設定が変更できるようになっています。その中の1つに[あいまい検索]http://office.microsoft.com/ja-jp/word/HP051894331041.aspxというのがあります。この設定により、一部の文字について、区別しないで検索することができるそうです。 これについて、http://homepage1.nifty.com/mshibata/docs/ut1_grep.htm#3variationが具体例つきで解説してくださってます。なので、なんとなくわかるのですが、いまいちピンときません。 特に ■イ段に続くア・ヤ(例:ダイア・ダイヤ、ファイヤー・ファイアー) ■エ段に続くア・ヤ(例:???) ■サ行の前のキ・ク(例:テキスト・テクスト) などは、なかなか具体例が思いつきません。「レイアー」http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls=GGLJ,GGLJ:2006-47,GGLJ:ja&q=%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%82%a2%e3%83%bcとか、「アフロヘヤー」http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls=GGLJ,GGLJ:2006-47,GGLJ:ja&q=%e3%82%a2%e3%83%95%e3%83%ad%e3%83%98%e3%83%a4%e3%83%bcとか、「テクサス州」http://www.google.co.jp/search?hl=ja&rls=GGLJ%2CGGLJ%3A2006-47%2CGGLJ%3Aja&q=%E3%83%86%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%B9%E5%B7%9E&lr=とか、ってあんまり言いませんよね。 「イ段に続くア・ヤ」「エ段に続くア・ヤ」「サ行の前のキ・ク」が置き換わることって、そんなに一般的でしょうか? どうにもアタマが固いので、具体例と一緒に教えていただけるとありがたいです。くだらない質問ですみません、よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ASAYOSHI
  • ベストアンサー率42% (358/834)
回答No.1

イ段に続くア・ヤ マキャベリ(マキヤベリ) マキアベリ ギリシャ(ギリシヤ) ギリシア  プロシヤ プロシア チヤガール チアガール  サンタルチア サンタルチヤ ニヤミス ニアミス  カタロニヤ カタロニア ヒヤリング ヒアリング エレミヤ エレミア  カシミヤ カシミア ダリヤ ダリア エ段に続くア・ヤ エヤブラシ エアブラシ ケヤレスミス ケアレスミス ヘヤブラシ ヘアブラシ ナイトメヤ ナイトメア カトレヤ カトレア サ行の前のキ・ク ヘキサゴン ヘクサゴン マキシマム マクシマム オニキス オニ(ッ)クス キセノン クセノン サキソフォン サクソフォン 「セヤ、セア」「テヤ、テア」「ネヤ、ネア」は思いつきませんでした。 「チヤガール」「ニヤミス」「ナイトメヤ」あたりは、最近はほとんど見かけませんが、まったく使わないわけでもないでしょう。

pekopeko-goo
質問者

お礼

朝早くから、たくさんの実例を挙げていただいて、ありがとうございます。 > 「チヤガール」「ニヤミス」「ナイトメヤ」あたりは、 > 最近はほとんど見かけませんが、まったく使わないわけでもないでしょう。 ご提示いただいた例を眺めると、確かに同感です。標準語にどっぷり浸かってきた私としては、「イ段に続くヤ」に違和感を覚えないのは「ダイヤ」「ファイヤ」「ヒヤリング」「ギヤ」「リタイヤ」くらいです。現にパソコン(Microsoft IME Standard 2003)でも、「ア」の方でしか一発変換できない場合が多く、「ヤ」でも一発変換できるのは上記の5語だけでした。特に一般名詞では「イ段・エ段に続く」のは「ア」の方が一般的なのかもしれません。 地名・人名・動植物名については、パソコンでは一発変換できないけれど、個人的には確かに「カタロニヤ」「ダリヤ」と言わないこともない、という印象です。特に「プロシャ(『プロシヤ』ではなくて)・プロシア」「カシミヤ・カシミア」などは、どちらでも一発変換できました。逆の例としては、「カトレヤ・カトレア」は、一発変換できるのは「カトレア」でしたが、Wikipediaでは「カトレヤ」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%A4の表記を採用しています。また、「エレミヤ・エレミア」については、一発変換できるのもWikipediaも「エレミヤ」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%83%A4でした。 「ギリシャ・ギリシア」については、おそらく現代では「ギリシャ」http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/greece/index.htmlの方が一般的だと思いますが、私はずっと「ギリシア」と書いてる気がします(喋るときは「ギリシャ」)。きっと私の中で「イ段に続くのは『ヤ』じゃなくて『ア』だ!」という感覚ができあがってしまっているのだと思います。 マキアベリ。学生時代にたくさん読んだのに、彼のことをすっかり忘れてました。ごめんよ。。。 たいへん勉強になりました。ありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.3

キ←→クの問題は「サ行の前」に限らず、語尾でもそうです。昔(明治のころ)入ってきた英語をカタカナ表記するときには「キ」が一般的でした。 インキ、ステッキ、ストライキ、チッキ、デッキ、マルキシズム、(化学薬品の)オキシ~ これらは、すでに定着しているので、「英語のカナ表記」ではなく「日本語」として扱われます。

pekopeko-goo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 > キ←→クの問題は「サ行の前」に限らず、語尾でもそうです。 なるほど! 「stick→ステッキ」「strike→ストライク・ストライキ」ということですね! 25年間生きてきて、ぜんぜん気づきませんでした!

  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.2

日本語には、英語をそのまま取り入れ、カタカナ表記した言葉が多数存在します。この傾向は、ここ10年位はさらに加速しているように感じております。インターネットの普及と無関係ではない気がしますが、新しいもの好きな人が増えている結果ともいえるかと個人的には思いますが。 カタカナ英語と言われるように、日本の教育では、英語はどちらかというと耳で聞いたり、声を出してしゃべるというよりも、書かれたものを目で読むということに力をおいていた結果、アルファベットを頭の中でカタカナに変換して覚えている人が非常に多いのです。アルファベット⇒カタカナという変換の過程で、質問文にあるような「あいまい表記」が発生し、混在する状況が発生しました。 具体的に例をあげていきましょう ■イ段に続くア・ヤ(例:ダイア・ダイヤ、ファイヤー・ファイアー)  質問文のダイヤ絡みでも、「ダイヤモンド、ダイヤグラム、ダイヤル、ダイヤリー、タイヤ」などの言葉も同様ですし、カタカナ語ではよくあるのですが、他の言葉と組み合わさって多数の複合語が発生するのです。「ホワイトダイヤモンド、ダイヤモンドジュエリー、スイートテンダイヤモンド」などのような使い方です。これらの事情はファイヤ絡みでも同様ですし、他にも「イヤー(耳、年)、ギヤ(歯車)、シヤター(劇場)、チヤ(チヤノーゼ、チヤガール)、ニヤー(近)」などなどたくさんあります。 ■エ段に続くア・ヤ(例:???)  同様に「エヤー(空気)、ケヤ(介護・医療関係)、シェヤ(市場占有率)、チェヤー(いす)」などなどたくさんあります。 ■サ行の前のキ・ク(例:テキスト・テクスト)  同様に「ヘクサゴン、サクソホン、エクソシスト」などいろいろあります。 複合語まで含めれば相当の数となると思いますが、いかがでしょうか?

pekopeko-goo
質問者

お礼

ご丁寧な回答ありがとうございます。 「サ行に続くキ・ク」は馴染みのない言葉ばかりなので何とも言えないのですが、「イ段・エ段に続くア・ヤ」については「『シヤター』『シェヤ』なんて言わない」とか「『イヤー』と言ったら年、『イアー』と言ったら耳」と感じてしまいます。一方、#1が挙げてくださった「カタロニヤ」や「ダリヤ」は、自分では使わないけれど、そう言ったり書いたりする人もいるだろうな、と感じます。 で、よくよく調べてみたら、1991年に「外来語の表記」http://www.konan-wu.ac.jp/~kikuchi/kanji/gairai.htmlという告示が出てました。  イ列・エ列の音の次のアの音に当たるものは、原則として「ア」と書く。    〔例〕グラビア ピアノ フェアプレー アジア(地)イタリア(地)ミネアポリス(地)   注1 「ヤ」と書く慣用のある場合は、それによる。    〔例〕タイヤ ダイヤモンド ダイヤル ベニヤ板   注2 「ギリシャ」「ペルシャ」について「ギリシア」「ペルシア」と書く慣用もある。 そこで、jo-zenさんのご指摘を敷衍して考えてみたのですが、私が「イ段・エ段に続くヤ」の例をなかなか思いつかなかったり、しかし「カタロニヤ」「マキヤベリ」「ダリヤ」にはあまり違和感を覚えなかったりするのは、 ■一般名詞は放送メディアや出版メディアに頻出するので、「イ段・エ段に続くヤ」が駆逐されている。 ■地名・人名・動植物名は、メディアで見聞きするのと同時に、書籍で目にすることも比較的多い。たとえば学術書であれば、上記告示に囚われる必要がないし、上記告示に準拠した表記が学界で一般的だとも限らない。 などの事情によるのかもしれません。 そう考えると、jo-zenさんからいただいたご回答のうち、「インターネットの普及」は、 ■多く人が、それぞれ外国語をカタカナ語に置き換えて発信するので、多様な表記ゆれを生み出す。 とも考えられますが、逆に、 ■マイナーな表記が定着する間もなく標準的な表記が早い段階で確立し、その表記がインターネット上で再生産されていくので、むしろ表記の収斂を促す。 という作用もあるのかな、と思いました。 いずれにしても、jo-zenさんからのご回答で、自分自身の音韻感覚がどんなコンテクスト(!)によってつくられたものなのかを考えさせられました。ありがとうございました。

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