国家の定義を見直すべきなのでは?
「主権」という用語は時代や国によって定義や使われ方が異なってきている用語です。
現在も学者によって定義や使い方が違ってきています。
「国家」という用語と深い関わり合いがある用語ですが、この国家という用語も時代や国によって違っていました。
EUの様に従来は単独の国家の主権であった物がEUに譲渡される様になっています。
簡単に言うとEU内の国家があたかもアメリカなどの州の様な位置付けになりつつあります。
EUが主権を持ち始めたと言えます。
これにイギリス国民が反発してEUからの脱退を決定しました。
この様に誰が何処でどれだけの主権を持つのかと言う事が変わってきています。
EU内では人の移動の自由が認められ居住国の選挙にも参加できる権利を認めていますけれど、これは従来の国家という用語の定義を逸脱する事ですよね?
つまり現在、国家という用語の再定義が必要な時代になって来ていると言う事であり、将来的に国家の定義が見直されるべきなのではないでしょうか?
お礼
ありがとうございました。 今卒論書いてるところで困っていました。。 論文の世界では、混同して使っている人が 多いようですネ(^ ^;)