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数学用語や会計用語を比喩に用いて人文社会分野の文章表現にする場合、どのような文が出来るでしょうか?
たとえば「関数」という数学用語を比喩にする場合、「日本の安全保障政策に対する世論の動向は、北朝鮮の核開発の脅威の関数である。」といった表現がありますが、他には、「人生はプラスマイナスゼロである。」とか、「若い時の失敗は社会人になってからの努力で相殺された。」といった人生論など別の分野での例文でも良いので、思いつくところを教えて下さい。特に、数学用語では「変数」や「係数」、「対偶」といった用語を比喩に用いた例文を求めております。でも、その他の用語でもよいので、よろしくお願い致します。
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物理屋の立場から思いつくままに例示してみます。我々の仲間の間では数学用語を日常会話に使うことがしばしば在ります。 数学用語の部分を括弧で括っておきます。 同じ「境界条件」を与えても、人間の営みの「解」は「一意」には決まらないよ。 一人の人間を特徴付ける「パラメーター」の数は幾つあるんだろう、一筋縄では行かない所を見ると、「多次元的」なんだね。 物理学者と数学者は「直交」しているね。(これは文化の違いから来るもので、互いに重なる所がなく、理解し合うのは不可能だ、と言う意味です。他の例では、詩人と文法学者は「直交」しているね、などとも使います。) 人類の文化の中で、ユダヤ人と日本人はどうも「特異点」のようだ。 話が「収束」していかないようだから、一先ず議論を打ち切ろう。 貴方の研究がうまく行っていないと言うが、「微係数」は小さいとは言え「正」なんだろ、だったら心配するな。 人間の価値って、「絶対値」よりも「微係数」の大きさで判断すべきだと思うよ。 貴方と私はどうも、しっくり会わない。なんか「位相」がずれているようだね。 大人になるとは、「空間的」にも「時間的」にも「長距離相関」を認識できるようになることだと思うよ。 直感て、実は、全体を一度に眺めたときに収まる所に収まっているかいないかの「空間的相関」を、今までの弛みない思索と経験に基づいて一瞬に認識することだよね。 俳句で許される文字の数はあまりにも少ないので、言葉と言葉の「時系列的」な配置からくる美的感覚の表現は無理なようだと思います。結局、俳句とは、各名詞を絵画のように配置して、「空間的相関」から来る美的感覚を味わうものなんですね。 と言うことは、論理の中にも「時系列的」な論理と「空間的」な論理があるのですね。 貴方は私の言うことは実現不可能な理想論だというが、その目標点とは「漸近解」のことなんだよ。だから仮令それを実現できなくても、我々の努力でその目標点との距離を限りなく小さくして行くことは出来ると思うよ。 三人よれば文殊の智慧っていうが、その智慧は智慧の寄せ集めだから智慧の大きさは「線形的」に増えて行くだけだよね。だけど、一人の人間が経験と思索を繰り返して得られる智慧の量の増える「割合」は、それまでに手に入れた智慧の量に「比例」しているから、「指数関数的」に増えて行くよね。だから一人の天才の到達したことは、凡人が束になっても叶わないんだよ。 他の人と議論をすると、先ず自分の意見が相手の意見に影響を与え、その影響された意見が自分に帰って来て、前の自分の意見に影響を与え、、、と、グルグルと互いに触媒の役割を演じながら「非線形的」に議論が進んでいくので、議論が「指数関数」に発展して行いったり、「非線形系」特有の予想外な「解」を見つけたりする可能性があるんだよ。だから、生産的な研究者にとっては一人で思索しているよりも議論をすることがとても大切なんだよ。 まだまだ思い付きますが、切りがないのでこの辺でやめておきます。
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- 安房 与太郎(@bilda)
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0.パクリズム ~ わたしの愛した数学用語 ~ ── 人口は制限されなければ幾何級数的に増加する。生活資料は算術 級数にしか増加しない。多少なりとも数学を知っていれば、前者の力が 後者のそれに比してどれほど大きいものか、直ぐにも理解できるであろ う。(Wikipedia 訳)── マルサス《人口論 1798》 1.この比喩を(門外漢の)わたしは、つぎのようにパクりました。 ──(ブログの)読み手は算術級数的に増えるが、書き手が幾何級数的 に増えるので、やがて書き手が読み手を凌駕する運命にある。 ── アクセス係数 ~ 見えざる読者 ~ ── 怒りをこめて振りかえれ! a.加入は算術級数的に、年金番号が幾何級数的に増えた。 b.支給は算術級数的に、未納は幾何級数的に増えつつある。 c.受給者は“死”によって、不明者は“時効”によって消えていく。 2.数学ぎらいの読者のための古典的名著より、無神論の法則へ。 ── ゼロは、数学の概念として存在するだけで、実在しない。 しかし、ゼロの概念を認めなければ、数学が成立しない。 したがって、神は存在するが、実在しない。(esse vs exsistere) ── 吉田 洋一《零の発見 19391127 岩波新書》より。 3.不可解な、パクりようのない(政治家の)誤パーセント発言集。 ── 青木氏の「100%理論」。世論調査の支持率が低くても、党内 の支持率と合わせて100%になれば、政権は維持できるというものだ。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080512-00000007-maiall-pol 青木 幹雄 参議院議員 19340608 島根 /前参院議員会長 ── 自民党総裁選(19950922)出馬は、150パーセントあり得ない)。 後藤田 正晴 官房長官 19140809 徳島 20050919 91 /元警察庁長官 http://q.hatena.ne.jp/1123941062 ── 知事選には、20000パーセント出ません!(20071211 ) 橋下 徹 大阪府知事 19690629 東京 大阪 /20071212 出馬表明 20080127 当選 http://www.j-cast.com/2007/12/13014532.html 4.参考になるかもしれない関連書籍 ── 小川 洋子《博士の愛した数式 200308‥ 新潮社》 Erdo"s Pa'l 数学 19130326 Hungary 19960920 83 /Paul Erdo"s/籍=Engla"nder ── ポール・ホフマン/平石 律子・訳《放浪の天才数学者 エルデシュ 200004‥ 草思社》
お礼
ありがとうございました。たいへん参考になりました。
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