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消毒薬
消毒とは、病原性のある微生物を殺すことですよね? 消毒薬を使えば、病原性のある微生物を殺せると思うのですが、 どんなに多くの微生物がいたとしても、 殺せるのでしょうか? 例えば、極端ですが、 大腸菌など病原性のある菌を培地で培養し、 できたコロニーを素手で触ってしまったとしても、 消毒薬を使えば感染などせず、問題ないのか? ということです。 コロニーにはとてつもない数の大腸菌がいますよね? 消毒薬で殺せる微生物の数に限りはないのでしょうか? くだらない質問ですが、 わかる方、どなたか回答お願いします。
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「時間」というのは消毒薬が作用している間の時間です。 乾くまでの時間で近似できるかもしれませんが、基本的には「漬け 置いた時間」と考えて下さい。 一度消毒薬の効力が失活した後でも、新たに消毒薬を用いれば 菌の量は減っていきます。ただし、菌が死んでも残ったタンパク質 (有機物)は消毒薬の効果を邪魔していきますし、消毒薬は 人体に対しても攻撃を行っていきますので無制限に使うことは お勧めできません。 なお、コロニーを素手で触ってしまった場合ですが、皮膚の表皮に 傷があったりしますと消毒薬を使っても感染してしまう可能性が あります。また、微生物の感染は接触感染だけではなくエアロゾル による吸引感染もありますので、「消毒薬を使えば安心」と直ちに 言うことも出来ません。 更には、人間の表皮には表皮ブドウ球菌を始めとした常在菌が 存在しており、多少の汚染であれば常在菌が病原菌を駆除して くれます。つまり、場合によっては消毒薬を使うことによって 逆に感染しやすい状況になってしまうこともあるので注意が 必要です。 もし消毒について詳しくしりたいのでしたら、ヨシダ製薬様が インターネットで公開しております「消毒薬テキスト」を一読 されることをお勧めします。
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- elpkc
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その消毒薬に効く菌であれば、時間があれば、菌数は0になります。 消毒薬は、濃度、時間、温度が効くファクターですが、 通常、消毒する際に時間が問題となります。 手で触った場合は、手の汗やたんぱく質なので、 効力が低下しますし、大量の菌が作用した場合も、 菌により効力が低下します。
お礼
elpkcさん、回答ありがとうございます。 「時間」は意外でした! お礼なのに質問してしまって申し訳ないのですが。。 「時間」というのは消毒薬をつけてから 消毒薬が乾くまでの時間ですか? また、 手の汗やタンパク質、菌が作用したことによって効力が低下した場合、 もう一度消毒薬を使えば、さらに菌は殺せるのでしょうか? よろしくお願いします。
お礼
回答ありがとうございます。 お礼が遅くなってしまってすみません。 詳しく回答と、紹介してくださった「消毒薬テキスト」のおかげで かなり勉強になりました。 少ないよりは多い方が… と思って消毒薬を使っていたので、 使いすぎることで場合によっては感染しやすくなる、ということを知って、 びっくりしました。 多くてもよくないんですね。 疑問が解決されて、すっきりしました。 本当にありがとうございました。