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パーシバルの等式について
パーシバルの等式は連続系で書かれているものが多く、積分範囲がマイナス∞から∞までとなっていますが、これは離散系ではどうなるのでしょうか?積分範囲が有限でも成り立つのでしょうか?
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区間(-∞,-∞)で定義された関数のパーシバルの等式: h(t)を区間(-∞,-∞)が定義域である実数値関数とし H(f)≡∫(-∞<t<∞)dt・exp(-j・2・π・f・t)・h(t) としたとき ∫(-∞<t<∞)dt・h(t)^2=∫(-∞<f<∞)df・|H(f)|^2 である 区間[0,T)で定義された関数のパーシバルの等式: h(t)を区間[0,T)が定義域である実数値関数とし h[n]≡∫(0≦t<T)dt・h(t)・exp(-j・2・π・n・t/T)/T (nは整数)としたとき ∫(0≦t<T)dt・h(t)^2=T・Σ(-∞<n<∞)・|h[n]|^2 である N個の実数のパーシバルの等式: 実数の組h[0],h[1],h[2],h[3],・・・,h[N-1]に対し H[n]≡Σ(0≦k<N)・h[k]・exp(-j・2・π・n・k/N)/N (n=0,1,2,3,・・・,N-1)としたとき Σ(0≦n<N)・h[n]^2=N・Σ(0≦n<N)・|H[n]|^2 である
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- nubou
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非周期関数のパーシバルの等式: h(t)を実数値関数とし H(f)≡∫(-∞<t<∞)dt・exp(-j・2・π・f・t)・h(t) としたとき ∫(-∞<t<∞)dt・h(t)^2=∫(-∞<f<∞)df・|H(f)|^2 である 周期Tの関数のパーシバルの等式: h(t)を区間[0,T)が定義域である実数値関数とし h[n]≡∫(0≦t<T)dt・h(t)exp(-j・2・π・n・t/T)/T としたとき ∫(0≦t<T)dt・h(t)^2=T・Σ(-∞<n<∞)・|h[n]|^2 である なお h(t)=Σ(-∞<n<∞)・h[n]・exp(j・2・π・n・t/T) である N個の実数のパーシバルの等式: 実数の組h[0],h[1],h[2],h[3],・・・,h[N-1]に対し H[n]≡Σ(0≦k<N)・h[k]・exp(-j・2・π・n・k/N)/N (n=0,1,2,3,・・・,N)としたとき Σ(0≦n<N)・h[n]^2=N・Σ(0≦n<N)・|H[n]|^2 である
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ありがとうございました,大変参考になりました.