なぜ「猫」は人の名前にならないのか?

このQ&Aのポイント
  • 「猫」という身近で可愛い存在なのに、なぜ人の名前になっていないのか疑問です。
  • 過去の人名には動物の名前が使われることがある中で、なぜ「猫」の名前は存在しないのでしょうか?
  • 「犬千代」や「お虎」といった動物の名前を持つ人は多く存在する中で、なぜ「猫」の名前は見かけないのでしょうか?
回答を見る
  • ベストアンサー

「猫」はどうして人の名前にならないの?

「利家とまつ」を見ながら思いました。  前田利家の若い頃の名前は「犬千代」ですよね。  江戸時代の女性に「お虎」「お熊」などという人はたくさんいました。男にも、熊五郎とか牛吉とかいう人は大勢いたでしょう。  幕末の吉田松陰の本名は「虎次郎」です。坂本「龍馬」という人もいました。  現代でも、渋澤「龍彦」とか星「飛雄馬」とか、動物の名前を入れた人名はたくさんあります。  ところが、「猫」はあんなに身近で、可愛いし姿も美しいし、人の名前になってもちっともおかしくないのに、「猫彦」も「猫也」も「猫一郎」も「猫子」も「猫江」もありません。昔の人の名前にさえ聞いたことがありません。  どうしてでしょうか??

noname#3096
noname#3096

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#12371
noname#12371
回答No.7

時代によってイメージの差はありますが、 「赤ん坊」「物の怪(もののけ)」「性的なこと」を 連想させる言葉だからだと思います。 これらのイメージは、遅くとも江戸時代には 一般的に広まっていたようです。 ■赤ん坊 その鳴き声や、甘えるときのしぐさ、カラダの小ささから、 犬や馬よりも「子ども」を思わせます。 人間に名前をつけるときは、 成長した将来の姿を願って、考えますよね? 「赤ん坊のままで」と望む親は、まずいません。 ■物の怪(もののけ) 西洋での黒猫と同じように、 日本でも「ねこまた」という妖怪が想像されました。 神秘的な印象が強いのでしょう。 子どもに怪物の名前は付けたくないですよね。 ■性的なこと ネコの鳴き声をマネてニヤニヤするのは、 現代のヨッパライだけではありません。 数百年前に書かれたそのテの著作にも、 男女の情事を描く手法として、ネコの手を借りていたようです。 「中世の日本は世界一、性的にオープンだった」とも言われますが、 建てまえとしては、性がタブーだったことに変わりありません。 「“悪魔くん”事件」があったように、むずかしかったのでは。 馬は「働き者」、虎・龍は「強者」を連想させ、 犬は、たとえば神社のコマ犬のように、神の使いとさえされましたが 猫の場合は、ちょっと“含み”が多くなってしまいますよね。 要は、「名乗った場合の(世間に対する)イメージ」で、除外されたのだと思います。 ネコ好きな自分としては、複雑な思いがありますけど。

noname#3096
質問者

お礼

 なるほど……納得しました。素晴らしい回答をありがとうございます。

その他の回答 (6)

  • monnkiti
  • ベストアンサー率18% (54/285)
回答No.6

明治時代にも江戸家猫三という方が上方落語にいたそうです。ただ、nyannyanさんのおっしゃる通り一般的でなかったので奇をてらったヘンテコな名前だったとは思います。

  • naokick
  • ベストアンサー率33% (1/3)
回答No.5

勘ですが、日本人の名前の由来は、仏教伝来とともに中国名を引用した ものが動物の名前になっているのではないでしょうか? もともと「虎」とか「龍」は日本のものではありませんしね。 もう一つ考えられるのは、人間にはない理想の力を持った動物の名前を 好んで使ったのではないかと思われます。 「虎」「龍」「熊」「牛」などは強さを表す感じがします。 「鶴」「亀」などは長寿。「馬」は勤勉さなどが考えられると思います。

回答No.4

狐,狸,猫など化けるといわれる動物は忌み嫌われるのでは。

  • naomi2002
  • ベストアンサー率44% (478/1075)
回答No.3

そう言えばたしかにそうですね。 他に人の名前に使われてなさそうな動物名を考えてみました。 猿、蛇、虫、・・・ こう並べてみると、何となく、嫌われたり馬鹿にされたりする動物が多いのかなという気はします。 馬、鹿、亀、鳥なども使われますよね。たしか野口英世のお母さんもシカさんだったし。 ところで、猫は十二支にもありませんね。猫年なんて聞いたことないですよね。 蛇、馬、猿などはちゃんとあるのに、なぜでしょうか? 屁理屈かも知れませんが、虎は大きな猫なので、虎が(広義の)猫を代表しているとは考えられませんか?(笑)

noname#3361
noname#3361
回答No.2

子猫さんもいますよ。

回答No.1

江戸家猫八さんていませんでしたっけ!

noname#3096
質問者

補足

 芸名ならそりゃ、「かえる」という落語家もいましたし。

関連するQ&A

  • まつの篠原家は織田家の当主が誰の時から仕えてきた?

    前田利家の正室である「まつ」の実家である篠原家は、先祖代々、織田信長を輩出した織田家に仕えてきたみたいです。 質問があります。 前田利家の正室である「まつ」の実家である篠原家は、先祖代々、織田信長を輩出した織田家に仕えてきたみたいですが、 その篠原家は、織田家の当主が誰の時から、篠原家の何という名前の当主の時から、仕えてきたのでしょうか? (⇩)次の2つの質問の答えを教えてください。 (1) 前田利家の正室である「まつ」の実家である篠原家は、織田家の当主が誰の時から仕えてきたのかを教えてください。 (2) また、その時の、織田家の当主に仕えていた篠原家の当主は、何という名前の当主だったのかを教えてください。

  • 大河ドラマ「真田丸」に前田慶次は

    大河ドラマ「真田丸」を毎週見ていますが、まだ前田慶次は出てきていません。 前田慶次と言えば前田利家と叔父甥の中で、京都に出奔してからは豊臣秀吉に 気に入られ、上杉景勝に仕官するまで波乱万丈の一生を送った人です。 しかも、上杉家家来の直江兼次や石田三成の家臣、島左近とも友人だったと 言われています。 たしか、「利家とまつ」に前田慶次は出ていたと思いますが、それ以降はでて いません。どうしてでしょうか。 皆さんどう思われますか。

  • 幕末、若い人たちの活躍。

    幕末から明治維新に至る歴史の転換期に、20、30代の若い人たちが活躍できたのはなぜでしょうか。 高杉晋作、中岡慎太郎、坂本龍馬、山岡鉄舟など多くの若い人が活躍していますが、何か共通点があるでしょうか。 よろしくお願いします。

  • 幕末の歴史好きの有名人を教えて下さい!

    幕末の歴史好きの有名人を教えて下さい! 先日、知り合いからネプチューンの原田泰造が「幕末」が好きということを聞きました。 それがキッカケで他にも有名人(芸能人、政治家、スポーツ選手など)で「幕末」が好きな人を知りたいと思うようになりました。 みなさんの知っている幕末好きの有名人を教えて下さい。 ※武田鉄矢の坂本龍馬は有名ですよね(^^)

  • 石川県や愛知県の皆さんは、どれくらい、どんな風に「前田利家 公」が好きですか?

    以前、大河ドラマで放映されていた「利家とまつ」をずっとみて「前田利家公」がな~んか好きになっちゃいました。 で、ゆかりの地のかたにどうな風に好きか、どれくらい好きか聞いてみたいなぁ~なんてふと、思いました。 ああ、あたしはぜんぜんゆかりの地の人ではないんですけどね。へへっ(^^) ご自由に書き込んでみてください。石川や愛知のかたでなくてもかまいません。 さしつかえなければ、愛知県の方か石川県の方かその他の方か、教えてください。

  • 幕末に、この人がいなければ・・・そんな人は?

    こんにちは。 幕末から維新にかけて、沢山の人が出ましたね。 坂本 竜馬はとても良い例だと思います。 西郷さんもそうでしょう・・・。 でも歴史に名前を刻まれる事は、あまりないにしても、 あなたが評価する人はいると思うのです。 そんなお話を聞けたらと思います。

  • 利家とまつの史実と違うところ

    今送ればせながら、ビデオを借りてきてNHK大河の利家とまつをみています。 今26話目までみたところですが、色々とネットなどをのぞいていましたら、ほとんどすべての方が(史実と違う)という事をいっているようです。 前田利家という人が歴史上そこまで突出した戦国武将でないので大河ドラマの主人公としてふさわしくするため、利家とまたその妻をある程度美化しているということ、またその結果秀吉を史実よりすこし落としている面があることだと思いますが、具体的にいうとどこがどう史実とちがうのか、詳しい方おしえてくださいませんか?

  • 中岡慎太郎の笑顔の写真

    坂本龍馬と京都の近江屋で暗殺された中岡慎太郎の笑顔の写真を探しています。 当時としては珍しくリラックスして、にっこりと笑顔で写っている中岡の写真が活き活きとしていて、とても印象的です。 幕末当時の写真機のシャッタースピードは現在のものに比べて非常に長く、さらに写真に撮られることに慣れていなかった当時の人たちは自然と無表情になってしまうのが普通で、特に幕末の志士と言われる人の中で、その笑顔が写真に撮られている人はほかにいなかったと思います。 私はこの写真をある幕末に関連した写真集で見たことがあるのですが、その本の名前が思い出せません。 ご存知の方、いらっしゃいましたら教えていただけませんか?

  • 坂本龍馬。

    幕末の時代には、そりゃ1つの時代が動きましたので、あちこちでいろんな人がいて、その一人一人が主役然としても、おかしくはないと思いますが、坂本龍馬、高杉晋作、岩崎弥太郎等、名前を思い出すだけでも大変です。しかし、改名している方も多く、西郷隆盛は、実際の名前とはかなり違います。この中でも、坂本龍馬は大変変わった名前ですが、改名はしていないようです。この時代、まぁ個人的ですが、晋作、弥太郎あたりはさして変わった名前でもなく、むしろ龍馬など現在でもあまり聞きません。坂本龍馬の姉も乙女と言ったそうですが、お父さんはかなり変わった方だったのでしょうか?

  • 百虎隊記念館

    歴史好きの高知人です。幕末の歴史が好きで、倒幕派や佐幕派にこだわらず新選組や坂本龍馬や百虎隊など、たくさん好きな人物・組織があります。 それらの史跡などを訪れたいと思っているのですが、百虎隊記念館は高知の人は立入禁止だとか、京都の人は新選組や土佐出身の活躍した人々を嫌いだとか聞くのですが、本当ですか?