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アンバランスとバランス

過去ログを見たのですが分からなかったのでよろしくお願いします。 うちの装置はプレーヤーがDU-7でアンバランス回路。 アンプがC-2000とA-30でバランス回路、となってます。 現在、アンバランス接続、バランス接続の二つの方法で繋いでいます。 音の違いはどちらも甲乙つけがたい感じです。 そこでお聞きしたいのですが、アンバランス接続だと、アンプ側が バランス回路に分けているのだと思いますが、せっかくのバランス回路が 生かせないのでしょうか。 また、バランス接続だとプレーヤー側でバランス接続用の内蔵アンプ を通すようなことが説明書に簡単に回路図がのっています。 この内蔵アンプが音質の違いを生み出しているのでしょうか。 プレーヤー側がバランス回路構成なら全てバランス接続すればいいので しょうが、このような場合、何が音の違いを生む原因となっているので しょうか。 困っているわけでは無いのですが、何故音が変わるのかの理屈が知りたいです。 表現が下手で分かりにくいと思いますが、説明不足であれば補足します ので、教えて下さい。

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  • JT190
  • ベストアンサー率47% (453/960)
回答No.1

「アキュフェーズ」のC-2000とA-30ですよね? であれば、 > アンバランス接続だと、アンプ側がバランス回路に分けているのだと思いますが、せっかくのバランス回路が生かせないのでしょうか。 カタログを見る限り、C-2000の方の増幅回路はアンバランス増幅になっています。 (ボリューム直後で、±入力信号の合成を行なっている) http://www.accuphase.co.jp/model/pdf/c-2000.pdf また、A-30の方も「入力端子からパワーアンプ段までの信号経路をフルバランス伝送化」と書いてありますが・・・これはちょっと「紛らわしい誇大広告」ですね。 バランスになっているのは「パワーアンプ段の入力部」までで、パワーアンプ段の2段目(カタログ中の回路図で、Q5~Q8の部分)で±入力信号の合成を行なっていますから、それ以降は「アンバランス(増幅)回路」です。 http://www.accuphase.co.jp/model/pdf/a-30.pdf したがって、C-2000とA-30の組み合わせでは、バランス「接続」は出来ますが、バランス「増幅」ではありませんので、別に「バランス回路が生かせない」ということはないと思います。 (生かすも生かさないも、元々バランス増幅していないから) > 音の違いはどちらも甲乙つけがたい感じです。 「バランス入力しても、実は内部ではバランス増幅していない」から、「甲乙つけがたい」=「(本来優れているはずの)バランス入力の方が格段良いようには感じられない」のではないでしょうか? (ある意味、質問者様の耳が確かである証明、とも言えます)

renewallife
質問者

お礼

>「バランス入力しても、実は内部ではバランス増幅していない」から、「甲乙つけがたい」=「(本来優れているはずの)バランス入力の方が格段良いようには感じられない」のではないでしょうか? まさにその点です。でも詳しいご説明で理解できました。 >(ある意味、質問者様の耳が確かである証明、とも言えます) 恐縮です。理解する前は自分の耳にかなり自信を失っていました。 余談ですが、デノンのPMA-SA1とDCD-SA1の組み合わせは 広告で「DACから出力段までバランス伝送を実現」とあるので本来の フルバランスなのでしょうね。 そうするとそれほど「バランス!」にこだわらなくても良いということ ですね。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#66198
noname#66198
回答No.2

 基本的にバランス出力を持ったプレーヤー(カートリジ)は存在しません。  但し、約60年位前に真空管のホワイトノイズを嫌って、ムービングコイルタイプのカートリジの出力をトランスを使ってステップアップしていました、このトランスに中点タップが有ればバランス出力が得られる事になりますが、実際には放送局でもその様な使い方はしていませんでした。  C-2000とA-30に関してはANo.1様が詳しく述べられている通り、C-2000はアンバランスで、A-30も全段がバランス回路にはなっていません。  つまり小信号領域で半導体の非直線特性を回避するバランス回路を構成してもメリットが少なく、バランス回路の部品の特性差を揃え2倍の部品を使うメリットは殆ど有りません。(信頼性を悪化させるだけ)  A-30のパワーアンプ部も同様の理由ですが、出力段は大信号を扱うのでバランス構成となっています。(単純にプッシュプルと表現した方が適切)  つまり半導体の持つ非直線性を必要な部分だけバランス回路を使って歪率を下げる構成としているのです。  バランスとアンバランスの違いが明らかに判る様なカートリジやスピーカーシステムは恐らく無いと思いますし、その為に全段をバランス回路とし2倍の部品を使って信頼性「MTBF」を下げるのは優秀な設計とは言えません。

renewallife
質問者

お礼

>バランス回路の部品の特性差を揃え2倍の部品を使うメリットは殆ど有りません。(信頼性を悪化させるだけ) どなたかの質問で半導体にもバラツキがあるということでしたので、 完全バランスが実現してるって凄いな、と思っていました。でも、elekiyaさんの回答でスッキリしました。 ただ、デノンがPMA-S1とDCD-SA1の組み合わせで、完全 バランス伝送を実現しているので気になります。 早速の分かりやすいご回答ありがとうございました。

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