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広告(A4サイズ)をプロっぽく安く印刷したい。
副業でインターネット関連サイトを経営しているものです。 印刷に関して現在、どうしようか悩んでおります。 (1)街でよく見かける光沢感のあるA4サイズの広告(コート紙?)を半年毎に約500枚ほど。(2)封筒を年間500枚ほど印刷したいと思っています。 ※封筒はロゴと会社名を印刷。 特にA4サイズの広告は、広告として配布したいので、プロっぽく印刷したいのですが、オンデマンドで印刷をお願いするか、個人でプリンターを購入し、印刷するか迷っています。結果的に安いと思われるほうをとりたいです。 ちなみに、現在、家庭用インクジェットプリンタ(EPSON PM-A870)しか所有しておらず、染料インクなようで、水に少しでも濡れると滲んでしまい、広告には向いていないような気がします。 一般的にA4サイズの広告で良く見られるペラペラした光沢感のある用紙(コート紙?)はどのようなプリンターで印刷しているのでしょうか? この用紙は、インクジェットプリンターにも対応しているのでしょうか? あと顔料インクジェットプリンターとレーザープリンターは何が違うのでしょうか?どちらも水に少し濡れても滲まずに、綺麗に印刷できると思うのですが・・。 プリンターについて詳しく知っている方がいましたら教えていただきたいです。アドバイスよろしくお願いします。
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プリンタの修理屋です。 印刷業界のプロの方の意見が出ていますが、用紙に関してはそのとおりで、私が口をさしはさむところはありません。 印刷総数が微妙なところですので、インクジェットプリンタとそれに対応した用紙が無難なのかも知れません。 これがもう一桁多ければ悩むことも少ないのですが、半年で500枚と言うのは少ないですね。 ただ、インクジェット用紙で光沢がある用紙となると厚くなるので、広告(チラシ?)には不向きですね。 結局はプロに依頼するのが確実なように思います。 封筒に関しても微妙な条件があります。 封筒は給紙でかなり手こずる素材です。 重なっているためにたわみが出ること、口元の封の問題で引っかかる事が多いなどです。 私も自前で封筒印刷しておりますが、横型の封筒に切り替えています。 横型(長辺が開くタイプ)で横のデザインであれば、給紙も安定します。 ちなみに、給紙メカの関係で、現在のキヤノンのプリンタで縦型の封筒を送るのは至難の業です。 デザインさえクリアできれば500枚程度ならインクジェットプリンタで印刷するのが楽でしょう。 最近の物は(染料タイプも顔料タイプも)耐水性があがり、かなり持ってくれます。 さて、レーザープリンタについてですが・・・ 現在市販されているプリンタは大半がインクジェットかレーザーです。 どちらもモノクロタイプ、カラータイプが成立するのですが、インクジェットのモノクロタイプは絶滅し、インクジェットのカラーとレーザーのモノクロ、カラーの3タイプに分けられます。 インクジェットは染料インクと顔料インクのタイプ、両方を装備したタイプがあります。染料インクは紙にしみこんでいって発色しますが、顔料インクは紙の表面に顔料が残って発色します。 どちらもインクのベースはアルコールで、アルコール分が蒸発して色目が残るわけです。 レーザープリンタは粉インク(トナー)を静電気の力で紙に付着させ、圧力をかけて加熱して溶かして紙に定着させます。 インクジェットに比べれば滲むことはありませんが、表面にツヤはなくなりますので、それが問題になるでしょう。
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- maremare
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紙媒体の業界の人間です。 結論から言うと、品質を求めるならやはりオンデマンド印刷、 コスト優先ならば、顔料プリンタ+紙+インク代と、オンデマンド印刷に かかる費用とを比較してからのほうがいいと思います。 まず、よく出回っている光沢感のある薄い紙ですが、 あれはまさに印刷業界で「コート紙」と呼ばれているものです。 文字通り原紙に薬剤でコーティングすることでインクのノリと発色を 良くしているものですが、インクといっても印刷会社で行っている オフセット印刷のインクですから、家庭用のインクジェットだと インクの染み込みが非常に悪いうえに、一般の方が手軽に買えるような 流通ルートや単位で売られているものではありません。インクジェット用の 「光沢コート紙」とは全くの別物ですね。よって、オフセット印刷か オンデマンド印刷でプロが刷っているものになります。 顔料とレーザーとの違いは、まさに使っているのが顔料インクか トナーかの違いであり、顔料インクのほうが発色が良いことですね。 家庭用の顔料インクジェットだとCMYK4色のみで再現しきれない色を 他の色で補うことができますが、レーザーは4色のみです。 ただ、レーザープリンタは家庭用顔料インクジェットより解像度が高く、 写真や文字を鮮明に刷ることができるメリットがあります。 問題は、レーザーのほうがランニングコストが非常に高い (特にトナー代、ドラム代が非常に高い)うえに、高い温度でトナーを 圧着させるため、表面にコーティングしている紙に対応できる機種と 対応できる紙じゃないと、コート紙の薬剤が溶けて紙詰まりを起こす ことです。正直なところ、レーザーは家庭用でも一般の方が500部の ものを刷るのにはあまり現実的とは言えないですね。 最後に、業界の人間だから言うわけではありませんが、 顔料インクジェットは刷ればするほど、インク代・紙代がどんどん 加算されていく一方です。オンデマンド印刷は「経済ロット」といって、 ある一定以上の部数を刷れば一枚あたりの単価がかえって下がる場合も あります。どうしても家庭用顔料インクジェットでお考えなら、 紙を「スーパーファイン紙」など光沢は出ないが発色がいいものに 妥協して、その上でコストを計算し、オンデマンドの場合と 比較してみることですね。ご参考になれば幸いです。