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形而上学の用語について

ある英文で「彼はユングの集合的無意識の領域に達した」と言った後に、 in metaphysics it's sometimes called "hall of record." (訳:形而上学では、時にhall of recordsと呼ばれる) と続いているのですが、"hall of records"とは何ですか? 日本語の定訳があるようでしたら、ぜひ教えてください。

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noname#96295
noname#96295
回答No.4

そのご本はニューエイジの神秘思想について書かれているのではないかと思われるフシがあります。。。 ニューエイジは、宗教、伝説、神秘、科学、精神医学、心理学等々の各分野からの用語を 新解釈でつなぎあわせるという特徴があります。 学の確立ではなく実践が目的となるため、 体系づけられた用語法や、研究者が定訳とした了解事項はないように思います。 ご質問の語句は、 役場や博物館などにつきものの、資料室、記録庫、古文書保管庫を指す単純明快な言葉ですが、 ユングの集合的無意識と関連付けたところを見ますと、いわんとするところでは、ふたつの概念を踏襲しています。 ただし、ふたつとも、集合的無意識と同一視してよいと限ったものではありません。 これらは、しばしばニューエイジ神秘思想で一種の飛躍によって結び付けられているものです。 ひとつは、ユングと同時期に神智学が、やや遅れて人智学が、 インド神秘思想から発展させた、宇宙の万物万象の記録庫、 アカシックレコードの概念です。 ふたつめは、精神医学の発達にともなってあらわれた言語学において アルシーヴとよばれる、記録保管庫の概念です。 わたしたちの「言及」において、「発語」の生じる場といった意味合いです。 ユングは19世紀に注目された人間のアナロジー現象を 集合的無意識と名付けただけですので、その正体が何であるとは言いませんでした。 アカシックレコードよりは、アルシーヴのほうが、社会学としての側面をユングと共有しているのですが、 ニューエイジは、ユング心理学を社会学や人類学につながるものとはみておりません。 インナースペースとアウタースペースの通底部 のようなイメージがそれらをまとめて代替してくれますから、 集合的無意識がある「から」心が通じ合い、見渡すことも可能であるという、論理の逆転が起こるでしょう。 そのため、全一の視点が実在するところとして、アカシックレコードを引用することになるかと思われます。

mh_mh
質問者

お礼

詳しいご説明、ありがとうございました。勉強になりました。定訳はないようですね。

その他の回答 (4)

noname#96295
noname#96295
回答No.5

3です。補足を。 ユングの無意識は水とされていますから、 象徴としての井戸、泉はしばしば無意識への通過儀式をほのめかします。 この図式は夢判断や物語分析に用いられます。 ところで、古代ギリシャ以来のホメオパシー理論では、水は記録力を持つ記憶媒体ですから、 水は生の記録庫の性質をそなえているということができます。 まったくの余談ですが。

mh_mh
質問者

お礼

補足、ありがとうございます。水と無意識や記録力が関係あるとは初めて知りました。この分野に精通していないので、不思議な感じです。

回答No.3

 神の記録の殿堂(記録庫)=アカシャ(虚空)界の記録庫  *これだけでは、前後がわかりません。ユングは間接知識です。   定訳はわかりません。  すみません。

mh_mh
質問者

お礼

記録庫という意味なのですね。ご回答、ありがとうございます。

回答No.2

衆上の中の

mh_mh
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。

回答No.1

井戸 もしくは 泉

mh_mh
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございました。

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