COM相互運用機能のON,OFFによるDLLの差異
Visual Studio 2010で、VB.NETのクラスライブラリを作成して、.NETとCOMの両方で使用しているのですが以下のことがよく分かりませんので教えてください。
同じプロジェクトのDLLファイルをVB.NETなどから.NET用のDLLとして使っているだけでなく、VBAなどからもCOM用のDLLとして使っているのですが、プログラムに変更があると、COM相互運用機能の登録がONの場合とOFFの場合の両方で2回ビルドして各々のDLLファイルを別に用意して使い分けていました。しかし、先日、COM相互運用機能の登録をONにしてビルドしたDLLでもVB.NETなどから.NET用のDLLとして参照できてしまうことが分かりました。.NET用のDLLとして利用する場合には、COM相互運用機能の登録をON,OFFに関係なくどちらでビルドしたDLLファイルでも使用できるのでしょうか。たまたま今は参照できているだけで将来的には使えなくなる可能性があるので、.NET用のDLLとして使用する場合には、COM相互運用機能の登録をOFFにしてビルドしたDLLを使用するべきなのかがよく分かりません。つまり、下記の(A)と(B)のどちらが正しいのかがよく分かりませんので教えてください。
(A) VB.NETとして使用する場合には、COM相互運用機能の登録をON,OFFに関係なく、どちらでビルドしたDLLファイルでも使用できるが、COMとして利用する場合には、COM相互運用機能の登録をONにして、ビルドして作成したDLLファイル(.dll)とタイプ ライブラリ ファイル(.blt)を使用する。VB.NETとしてもCOMとしても利用する場合には、COM相互運用機能の登録をONの方だけビルドすればよい。
(B) VB.NETとして利用する場合には、COM相互運用機能の登録をOFFしてビルドしたDLLを使用する。COMとして利用する場合には、COM相互運用機能の登録をONにしてビルドして作成したDLLファイル(.dll)とタイプ ライブラリ ファイル(.blt)を使用する。VB.NETとしてもCOMとしても利用する場合には、COM相互運用機能の登録をON,OFFの両方で2度ビルドする必要がある。
なお、(A)が正しい場合にのみ、分かる範囲でいいので教えてほしいのですが、
コードを何も変更しないでビルドしてもDLLファイル(.dll)は更新されませんが、COM相互運用機能の登録のONとOFFを変更するだけでDLLファイル(.dll)は更新されています。COM相互運用機能の登録をONにしてビルドして作成されたDLLファイル(.dll)は、COM相互運用機能の登録をOFFにしてビルドして作成されたDLLファイル(.dll)と何が異なるのでしょうか。
よろしくお願いします。