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家業は継がないと駄目なのでしょうか?
今年27になる会社員です。関東地方の企業に勤めています。 去年の春、父から「そろそろ家業を継いで欲しい」と話を持ちかけられました。 実家は、東北地方の中小企業でメーカーをやっています。 父から最初話をもちかけられた時、「継ぐ気は無い」と私は答えました。 ところが先月、父の会社の役員3人が私に会いに来たのです。 話の要旨は、「私が父の会社を継がないと会社の経営が破綻する」という内容でした。 父の会社は多くの借入金をとり、会社の土地・ビルをはじめ、実家の土地や家屋を全て抵当に入れているそうです。 血縁のある人間が継がないと、融資先から支払能力が無いとみなされ、全額返済を迫られるそうです。 会社の財務事情からみて、全額支払う力はありません。 つまり、私が継がないと意思表明すれば、全担保(会社や実家の資産)が差し押さえられ、 全従業員を退職金無しで解雇せざるを得ず、取引先へのサービスも停止せざるを得ないというのです。 家業は継がないと駄目なのでしょうか? 欲を言いますと、私が家業を継がずに、実家の会社の破綻を回避する方法はあるのでしょうか? 私が子供の頃、父は会社経営のことでいつもピリピリしており、家に帰れば家族や物に当り散らしていました。 しかし、一歩外に出れば真面目で堅実な社長として、周囲から人望を集めていました。 当時の私は、そのようなギャップを持つ父に反発し荒れていました。 大学もあえて実家から遠い地域を選び、今ではそこそこ大規模の企業に勤めています。 そんな社会人になった今では、経営者としての父の苦労も共感でき、 それ以上に、どんな状況であれ自分を育ててくれた父には感謝しています。 しかし、やはりどうしても家業を継ぐ気は起こりません。 常に心にプレッシャーを抱えながらも、経営者として振る舞わなければいけなかった父のようには、私はなれないと思うのです。 父の生き方に賛成できなかった私は、仕事とプライベートをなるべく切り離して、なるべく家族を中心に置いた生活をしてきました。 そう思って決めた自分の人生が、別のところで実はもう半ば決められていたのかと思うと、暗澹たる気持ちにかられます。 長い文ですみませんでした。 アドバイスを頂けるようでしたら、是非ご教授お願いします。
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>父の会社は多くの借入金をとり、会社の土地・ビルをはじめ、実家の土地や家屋を全て抵当に入れているそうです。 >会社の財務事情からみて、全額支払う力はありません。 これは普通の中小企業なら普通の話ですね ある所で清算すれば支払いきれないのは当たり前 事業が継続されていれば問題が無いのも当たり前の話 >血縁のある人間が継がないと、融資先から支払能力が無いとみなされ、全額返済を迫られるそうです。 100%そうとは限らないでしょう 個人で提供している担保が相続などで万一の時にすんなり処分できない事態を恐れているだけと思われます >家業を継ぐ気は起こりません。 継ぐか継がないかの道より他の道もあるかも知れませんね ・企業オーナーと実際の経営責任者を分離する 貴方が代表取締役社長(名前だけ) 役員の一人が代表取締役専務 これでも会社は廻りますし、金融機関も承知する可能性はありますね 相続される資産にこだわらなければそれでも良いのかも知れません それより何か他の問題があるように感じます おとうさんは色々なことを口実に貴方を後継者にしたいのでは? その場合は理論的に他の方法を模索してもムダでしょう 普通の会社は 資産など10億円/借入金9億円(個人の資産も担保提供) ......../資本金1億円 このような状態で経営されているのも一般的です 清算すれば資産は二束三文での処分なので借入金が返済できません ただ、正常に会社が動いていればなんら問題のない状態なのも事実です しかも役員3名などの会社ですと従業員も30-50人かな? 家族まで含めれば100人程度の生活がかかっています 法的責任より社会的責任と人道的義務から「家業が継ぎたくない」の気持ちとを比較すべきでしょうね 会社とは面白い物で動いている間はなかなか倒れません あまり儲かっていないように見えてもそれは帳簿上の事だけ 全役員と全従業員の給与を引いた残りが会社の損益になっているだけです(この金額は膨大でしょう) 正解は無いとは思いますがどこかに妥協案を見いださなければ「そんなの関係ない」と割り切ることも難しいでしょうね 私ならどうするかな? ・一度会社の経営内容を自分の目で確認します ・嫌でも一度郷里に行って金融機関などと妥協案を相談します ・どうせ相続もしたくないのなら信頼できる役員にほぼ経営を一任しますか(おとうさんの個人資産は全て会社名義に移行する) ・自分の新たな義務が生じる保証などはしない こんな感じでしょうか... 会社には税理士か会計士が付いていると思います、そちらと相談されるのも良いと思います 貴方の今の生活はそのままで会社が存続する道はあると思いますよ いきなり「家業継承」か「拒否して清算」かだけを考える必要は無いように感じます 他の道も模索すべきでしょう お金だけ、血縁だけでは解決しないのも一般的です 貴方のおとうさんは100人の生活を支えているでしょう サラリーマン的考え方では割り切れないのが「経営者」の責任と義務です >そう思って決めた自分の人生が、別のところで実はもう半ば決められていたのかと思うと、暗澹たる気持ちにかられます。 社会生活をしている以上、自分の道は自分や他人だけで決まる物では無いでしょう 微妙な数多くの力関係のバランスで決まると思います まだ27才の貴方ですから自分だけで決断するのも少し酷な話ですね 信頼できる上司等に相談するのも良いと思います 同僚はダメ...貴方と似たような回答しか望めません 他の年代か全く別な切り口から考えられる方が良いでしょう
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- m_inoue222
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#3です >上記のトピックを扱った本、URLがありましたら、ご教示し て頂けませんでしょうか? 申し訳ありませんが知りません 貴方も後30年間生きれば自然とそこらあたりは判ってくるとは思いますが当面は時間がありませんね どなたかに相談されることをお薦めします 仕事上の取引先のオヤジさん的な人なら経験もあると思いますよ 損得・感情だけでは解決しない難問でしょう
お礼
お返事をありがとうございます。 やはり無さそうですね。私も探してみたのですが、見当たりませんでした。 自分の人脈であたれる人を探してみます。
- manekane
- ベストアンサー率36% (190/520)
まずは会社の現状を詳しく把握しないと後悔する事になります。 中小企業の事業継承は最近問題が多くなっています。 つまり負の遺産を引き継ぐケースが増えていると言う事でもあります。 銀行は経営者の個人資産も含めて担保として貸付しています。 しかし実際に相続が起こって相続税などを支払った先まで見て貸しているわけではないですからね。 実際に自分が事業を引き継ぐと言う事は資産を引き継ぐのか負債を引き継ぐのかを見極める事が必要です。 もし引き継ぐのであれば現経営陣で解決できる事は全て解決すると言う条件を付けるくらいのことはしたほうが良いですよ。 そうでないと引き継いで役員になった初仕事がリストラになったりしますからね。 もう一つ極めてドライにM&Aしてしまう事です。 つまり会社を買収してくれるところを探すわけです。 最近の中小企業の後継難を見て買収と言う手段をとるところが増えているそうです。 商工会議所などでそういう相談に乗っているところもあります。 逆に買収先があらわれないような会社なら引き継ぐのも考え物かもしれません。 昔は中小企業の社長の定年は首を吊るまでなどと言われた時があります。 金を儲けてこその社会貢献なんですが儲からないのに続けて破綻するまでやめられない人が何人もいました。 奉仕活動じゃないんですからしっかり儲けてやっていけるかどうかを一番に考えるべきだと思います。 実際お金が儲かれば苦労も忘れられるもんですが儲からなかったら地獄です。 葬式と一緒で会社をたたむのにもお金が要ります。 会社をたたむお金が無いために破綻するまでやめられないと言う会社もたくさんありますよ。 単に会社の破綻処理の苦労を先延ばししているだけなら早めに見切るのも一つの選択肢です。
お礼
ありがとうございます。現実的な解決策だと私も思います。 M&Aしてくれる会社なのかどうかも含めて、まず会社の経営状態を確かめてみようと思います。
- ming-huan
- ベストアンサー率21% (3/14)
もし家業を継ぐのであればあなたもお金に関する責任を負うことになります。額がいくらかは存じませんが、あなたに責任が取れるレベルの額なのでしょうか?冷たい言い方ですが、お金の問題は親子の情で解決できるような甘いものでは無いです。役員の人もお金を取れるだけ取ってサヨウナラって考えをしていてもおかしくないですよ。退職金が欲しいからなんとか会社をもたせようとしているとは考えられませんか? 私なら家業を継ぐどころか逆に火の粉が飛んでこないように必死で工作しますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 私が継げば当面は大丈夫だと言っていました。 しかし、ming-huanさんのおっしゃる通り、金の問題は情で解決できるものではないと思っており、私自身仕事でもよく口にする言葉です。 >退職金が欲しいからなんとか会社をもたせようとしているとは考えられませんか? そうですね。最初は、私も心の中ではそう思って聞いていました。 しかし話を聞いているうちに、自らの保身以上に父や従業員のことを気にかけていたように見えました。
- soupdogg
- ベストアンサー率46% (13/28)
的外れであればすみません。公務員である父に反発して一般企業にて勤務している者です。 「父の生き方に賛成できなかった私は、仕事とプライベートをなるべく切り離して、なるべく家族を中心に置いた生活をしてきました。」との一文から、もう質問者さんの意思は固まっていると思いました。そうですよね? 質問者さんが家業を継ぐことで、すべての借入金が返済でき、全従業員が安泰とした暮らしを送ることが出来るのであれば、質問者さんが家業を継ぐ意味もあるでしょう。しかし実際は、一旦質問者さんが家業を継ぐことで、融資先が資金の引き上げを保留したとしても、それはあくまでも当座の話ですよね? 質問者さんが、会社経営を改革してどんどん利益を上げる会社にできる自信があり、そんな会社にしたいという熱意をお持ちであり、合理化の為にはどんどん人を切れるというのであれば、当然会社をお継ぎになったほうがいいです。しかし、文面からお察しするに、そういう訳ではないと思います。 第三者的に申し上げますが、今の質問者さんが家業を継ぐメリットは全くないと思います。 残酷な物言いですが、会社は倒産するかも知れません。でも、ここで考えていただきたいのは、「社長」としての父を支える気はなくとも、「自分の父親」を支え敬うお気持ちは十分お有りだという事実です。 会社は社長のものではありません。従業員のものであり、お客様のものでもあります。ですから、質問者さんが一手に責任を感じる必要はないのです。会社経営に行き詰まって悩むお父上がおられるのであれば、一人の人間として、(社長ではなく)お父上様ご本人を、支え・励ますことができればいいのではないかな?と思います。
お礼
たしかに、今の自分の意思を変えるつもりはありません。 心のモヤモヤが晴れた気がします。ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。とても参考になります。 オーナーと経営責任者を分離するというのが可能であれば、 これが現実的な解決策になると思いました。 同僚も上司もこのような家業継承で悩んだことはないようで、相談しても正直力になりません。 自分でいろいろと調べてみて、一度郷里で話の場を作ろうと思います。 頑固な人たちだらけなので、こちらも一度理論武装してから臨みたいと思います。 差し支えなければ、上記のトピックを扱った本、URLがありましたら、ご教示して頂けませんでしょうか? >おとうさんは色々なことを口実に貴方を後継者にしたいのでは? そうですね。去年の春に話をしたとき、そう感じました。 私は父に「親子の情愛と仕事を一緒にしないで欲しい」と話しました。 父は最初納得せず、お互い平行線を辿ってましたが、少しずつ理解を示すようになりました。 100%納得したかどうかはわかりませんが、これからも話をする場は持とうと思います。