涼宮ハルヒの憂鬱(原作)の結末
以下、ネタバレです。
『涼宮ハルヒの憂鬱』のラストにおいて、キョンはハルヒにキスをすることによって、(ハルヒと一緒に)閉鎖空間から帰還しますが、これはどのような理由でそうなったのでしょうか。個人的に思いつく理由は、以下のようなものです。
(1)ハルヒが現実(元の世界)に戻ってもいいと思った
(2)ハルヒがキョンの願い(元の世界に戻りたい)を叶えた
(3)ハルヒの意思に関係なく、そうなるようにプログラムされていた
(4)その他
(1)は、現実世界に絶望したハルヒが新たな世界を創造しようと、(言い方は悪いが勝手に)キョンを連れてきたが、キョンに受け入れられた(キスされた)ことによって、現実世界に希望を持ち、新しい世界を創造する必要はないと考えた、といった考えです。
(2)は、ハルヒとしては新しい世界を創造したかったが、キョンが現実世界に帰還することを強く望むので、その希望を叶えた。
(3)は、(1)と(2)は(自分の能力のことなどを意識していないにしても)ハルヒの意思によって現実に戻ることを選択したのに対し、ハルヒの意思(意識的、無意識問わず)に関係なく、キョンがキスをすると二人が現実に帰還するようにプログラムされていたという考えです。閉鎖空間自体がハルヒの希望が具現化したものであることを考えると、ハルヒの意思が介入しないというのもあり得ないような気もするのですが、長門がハルヒにキスをするように示唆したことが気にかかります。未来人であるみくる(大)が、そうすればいいことを知っていたのは未来人によって規定事項なのでそう不思議ではないにしても、長門がなぜ知っていたのかという疑問が残ります。『憂鬱』時点での長門は未来と同期する能力を持っている(はずな)ので、みくる(大)と同じように未来のことを知っていた(長門がどの程度の未来まで同期できるのかはわかりませんが)という考えもできるとは思うのですが。
私は原作しか読んでいないので、雑誌のインタビューなどで作者が真相をあかした(そういった無粋なことを作者がするとは、あまり思えませんが)といったことがあれば、どんな理由だったのか、またそういったことがないとしたら、個人的にどんな風に思うかということを教えてください。
お礼
なるほど ありがとうございます 原作が漫画だとよかったなー