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戦略が良ければ日本は戦争を有利にできたか
こんにちは。 こんな「もしも」の話で恐縮なのですが、ご興味があれば、少しおつきあいください。 戦記物語を読むと、上層部の頑固さ、まずい戦略のおかげで犠牲が非常に多くでたというエピソードがたくさんでてきます。 記憶にあるものを挙げれば、真珠湾でなぜ3回目の攻撃に行かなかったか、ミッドウェーの爆装転換の問題、艦隊戦闘にこだわりすぎ、新型戦闘機の開発遅れ、領地の急速すぎる拡大、特攻などが思い浮かびます。 これらの点を今歴史を知っている状態で指揮できるとして、例えば領地をゆっくり拡大し補給を十分にしつつ、戦闘機中心の部隊を増やし、かつ新型戦闘機や武器を鋭利開発&使用する。また特攻などの無茶な指令はなしとする。連合軍の兵力なども把握できているとして、、、、果たしてどう戦えたでしょうか?どちらにせよ、最後は物量で押し切られたとは思いますが、、、 まったくもってシュミレーションの世界ですが、もし「こう展開していたんじゃないかな~?」といったお話があれば聞かせていただけるとうれしく思います。
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「紺碧の艦隊」というマンガににたようなことが 書かれています。 日本が連戦連勝なので読んでて 大変気持ちが良い。
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- acacia7
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展開する方向をもう少し絞っていたら話は大幅に変わっていたかもしれませんね。 ちょっとした戦局の違いで降伏ではなく、和平条約の締結にもちこめたんじゃないかとおもったりしますよねぇ。
お礼
ユーラシア大陸に展開したのはどうだかな~と考えます。サイパングアム、フィリピンぐらいまでで制海空権を握りつづけていれば、、とも思いました。
- multiband
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技術開発などのことは皆さんが論じていらっしゃるので、社会・経済などの視点からすこし、お話をさせていただきます。 先ず、当時の日本の人口ですが約1億人です。この中で、兵士(男:18歳~40歳)として出征しても社会基盤(生産や労働力)に影響を与えない人間はいくらだ?という問題を考えなければなりません。人口の年齢分布がピラミッド型であるとします。ある資料によると、人口が1億人だとすると約300万人以上労働力が失われると、その国の経済は成り立たなくなるそうです。 さて、当時の日本ですが、主に米英中蘭(オーストラリアは英国領)と戦争をしていました。彼の国々総人口は約6億~7億人です。もちろん、米英などはヨーロッパ戦線にも兵士を回す必要がありますが、総兵力の差がすでに顕著です。 ご存じのように、総兵力のすくない方が勝利した戦争など殆ど例がありません(例外として、日露戦争など) 次に食料事情も考える必要があります。戦闘を行っている兵士の必要カロリーは、一般の2~3倍以上は必要でしょう。当時の日本にそれだけの食料をまかなえるとはとうてい考えられません。 以上の理由から、当時の日本が戦争に勝利するのは甚だ難しいと思われます。 補足として、日露戦争の場合は、日本外交が史上唯一機能したケースです。 この戦争では、戦争の引き際=外交努力が先ず決定されてから行われたケースだったので、勝利することができました。
お礼
数から、物量から考えたらとんでもないケンカですよね。。。。
- yaima
- ベストアンサー率32% (44/136)
大使館員が宴会か何かで、通告を忘れ、必要以上にアメリカを怒らせたこと。真珠湾攻撃の暗号が解読されていて、真珠湾には重要な戦艦や空母はいなかったですし。 これらが成功したとして、次はやはり戦線拡大の問題。 日本の国力で、満州と東南アジアの二方面作戦は無理がありました。 しかし、海軍と陸軍が、国益よりも省益を優先したためですね。 余談ですが、戦前も戦争中も軍隊と言うよりは、軍事官僚の問題です。 現場を踏んでる人より、陸軍幼年学校(でいいのかな?)などを出てる人が出世するシステムで、今のキャリア、ノンキャリと同じです。 これを解決しなければならない。 上層部も無能でしたが、日本では下の者でも力を持っています。関東軍と言う、一地方の支店のような立場でも、上層部が抑えることができない。 命令系統がはっきりしていない。こういう問題があります。 結局日本がアメリカに負けると言う構図は、変わらないかもしれません。 ただ、日本に余力があるうち、遅くても原水爆の投下や空襲前に、早期講和に持ち込んだとする。 農地改革や財閥解体など、大規模な変革はよほど強い権力でないと実行できません。ぼろ負けしていない日本であれば、アメリカがそれほど強力な占領行政をできたとは思えないので、戦前の体制が温存されたかもしれません。
- tnt
- ベストアンサー率40% (1358/3355)
無理でしょう。何も変わりません。 零戦を開発した人たちが書いた本で、面白い指摘がありました。 それは、日本では、 開戦後にはなにひとつまともなものが開発されていない。という事です。 領地をゆっくり拡大し、と言われても、 国連の信託統治領はもともとある地域です。縮小するわけにはいきませんね? 当時の日本領も。 戦闘機はとうとう零戦、それも21式を超える物が作れませんでした。 後期の物ほど良く落とされたそうですが、 原因は、物資の欠乏ではなく、戦訓による設計変更だそうです。 特攻は貧すれば鈍すで、話にもなりません。 パイロットを育てる手間すら理解していない話です。 無茶な指令を無しにしたら、真珠湾攻撃すらありえません。 単座で飛んだんですよ。千島から。 燃料も限りがありますから、真珠湾でまともに戦闘になったら そこでもう、特攻と同じ状態に陥いる作戦だったんです。
お礼
坂井さんも零戦は後期型になればなるほどダメだったと言っていましたね。たしか一番最初の11型がよかったとか。 そのあたりのこともふまえて、零戦に固執せずに早めに紫電改や雷電クラスの戦闘機を開発していればなーと思うことがあります。 真珠湾、、、、考えてみれば無茶すぎる長躯攻撃ですよね、、、、
- norman
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いわゆる、「最悪」の結末は回避できたかもしれませんね。 しかし、兵器の進化と言うのは、結局「どれだけ沢山の人間を殺せるか」ですから、長引けば長引くほど、多くの犠牲を払うことにはなったでしょう。 余談ですが。 かわぐちかいじ氏の「ジパング」は、他の戦史フィクション(と言うのかどうか)とは、一味違った切り口で、中々興味深いです。
お礼
冷静に見つめたら、さっさと降伏していたほうが絶対に正解だと思える点は多すぎますね。。。 ジパングは他の戦記物とはちがって、単純にドンパチをしまくる漫画じゃないので、(私は単純な頭なので)読んでいて「ほほ~ こんな展開も!」なんてのがあって好きですね(溥儀死亡のくだりとか)
- ichigo2002
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私は、レイテ沖海戦での栗田艦隊の謎の反転ですね。一説によると小沢艦隊からの情報は、栗田艦隊に届いていたものの、情報は全て第二艦隊司令長官(栗田中將)ではなく第一戦隊指令官(宇垣中将)に届いていたとか・・・。
お礼
そのあたりの艦隊戦の戦記ものを最近ハマッてよみあさっています。あの反転は「おいおい!」というものだけに、あのまま追い詰めていたらかなりの大打撃をあたえて、その後しばらくゆったりできたのでしょうね~
- nrb
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戦略が完璧でも実行する人が馬鹿だったら・・・・・ 栗田艦隊なぞの反転・・・・
お礼
ですねー あれはたしかに「なぜ!?!?」という感じですが、実は他方面から連絡が入ったからとか諸説うんぬんありますね・・・ まあそのような人物にもうまく指令できれば、と思ったのですが。
お礼
おお、あの手の空想戦記ものは「現在並の兵器が過去にあったら」という設定のものが多いと思っていたのですが、紺碧の艦隊は違う設定なのでしょうか!? 今週末本屋を覗いてみます。おもしろそうなら、そのまま漫画喫茶にGO!です。情報感謝です。