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液晶モニター側面のムラについて
最近、PC用の液晶モニターを買いました。それを使っていると、画面が暗いときモニター側面がバックライトにより少し光っているように見えます。完全な黒色ではありません。 なぜこのようなことが起こるのでしょうか?できるだけ詳しく(科学的に)、そしてわかりやすく教えてください。 よろしくお願いいたします。
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こんばんは。 一応、この関係の元プロです。 「側面」と書かれていますが、おそらく「額縁の近く」ということですよね。 2枚のガラスにはさまれた液晶層は、1枚目の偏光板(奥側)と2枚目の偏光板(手前側)との間にあります。 バックライトの光は1枚目の偏光板で偏向され、直線偏光になります。 それが液晶層が変調され、2枚目の偏光板で0~100%(階調)のどれだけ通るかが決まります。 液晶層の液晶の向きは、TFTアクティブマトリクスによって各ドットに蓄えられた電圧によって決まります。 そして、その働きは、液晶層の厚さ(「ギャップ」と言います)によって決まります。 つまり、液晶層の厚みが変わると、電圧対透過率の特性が変わってしまいます。 特に、TN方式の場合であれば、厚みが変わることにより、単純に、液晶にかかる電圧が変わってしまいます。 額縁に近いところでは、液晶パネルを固定する(押さえる)力がかかりますので、 ギャップが変わってしまう場合があります。 ですから、額縁の付近では、他の場所と明るさが異なる場合があります。 意外と、よくあることだと思いますよ。 私も、しょっちゅう目にします。
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- sanori
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度々すみません。 #1の回答の関連ですが、 画面の中のどの場所でもよいですが、指で軽く押してみると、#1と同様の現象を見ることができます。 画面表面を汚さないように、指をティッシュなどで覆って触れましょう。
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
三たびお邪魔します。 誤解のないように、念のため解説しておきますね。 TFT方式というのは、「電気の方式」、 TN方式というのは、「液晶の方式」 です。 したがって、「TFTだからTNではない」ということはありません。 今の液晶モニタは、すべてTFTのTN液晶であり、15型~19型ではTNがかなりの割合を占めています。 (TNではなく、IPSなどの広視野角の方式の機種もあります。) TFTアクティブマトリクスではない、パッシブマトリクスには、STN(Super Twisted Nematic)液晶が使われています。 液晶モニタでは使われていませんが、近年でも携帯のサブ液晶に使われている場合があります。 以上、本題から逸れましたが、ご参考まで。 (たぶん、#3様がおっしゃっているものでもなく、私の#2回答のでもなく、#1の現象だと思いますが。)
- KEN_2
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バックライトの光漏れの現象を気にされての質問と考えて回答します。 前提として、バックライトは上下に取り付けられていて、この構造上の関係から発生します。 また最近の液晶モニターはTFT方式が普通で、古いTN方式のモニターは使われていません。 バックライトの光を液晶画面の背面に均等に分布させるスリガラス状のバックプレートに投光する部分と、プレートの端面で光の全反射が発生して画面が暗い場合に輝度ムラとして確認されます。 暗がりでマッチの火が見えるのと同じで、バックライト付近と壁に反射した部分がうす明るい状態と考えてください。 此処数年でかなり改善されていますので、あまり神経質に見なくともよいのでは?
お礼
回答ありがとうございました。 光が端面で反射して額縁付近で白くみえることもあるのかもしれません。確認できないのでよくわかりませんが・・・。 たいへん役立ちました。
- sanori
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再びお邪魔します。 単純にバックライトの光が漏れている場合もあります。 この場合は、「むら」ではなく、額縁とパネルの隙間が「光り」ますが。 現物を見ていないので、前回回答と今回回答のどちらの症状かは断定しかねますが。
お礼
回答および訂正ありがとうございました。 「側面」ではなく「額縁付近」でした。 回答たいへん役立ちました。 確かに暗い画面で画面を押すと白くなりました。 これは、液晶層の厚さが関係していたんですね。 私は、偏光板に問題あるのではないかと思っていました。