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役所はなぜ予算を使いきらないと、翌年の予算が減らされるのですか??
この時期あちこちで道路工事をしていて困っているんですが、毎年この時期に工事が増えるのは、予算を使いたい役所発注のいわゆる公共工事のせいですよね?? 国にしろ都道府県にしろ市役所にしろ、なぜ役所は予算を使いきらないと翌年の予算が減らされるんでしょうか?その仕組みの根拠を、どなたかご教授願えませんか??
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役所の場合、原則として予算は単年度主義となっています。 ですので、今年度に予定した工事は年度内に執行する必要があり、準備段階も含めるとどうしても工期が年度末になってしまいます。 良く、「予算が余ったから道路を掘っている」と言われますが、実際には不可能です。 陥没などの応急措置ならば可能ですが、舗装では事前段階から関係機関と協議を行う必要があるので、少なくとも5年前から計画を行います。 関係機関では、上下水道・ガス・通信・電気・バス・清掃・警察・消防などがあり、定期的な連絡会議を行っています。 舗装を行うと最低でも2年間は掘削禁止になるので、道路に埋設している配管類が老朽化している場合は、各事業者が事前に工事を行い、バス・ゴミ回収の影響が少ない方法を選択しますし、消防等に支障が出ないプランを選びます。 実際に工事をしているのは、建築がらみのガス・水道等の引き込み工事が大半を占めていて、民間工事になります。
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- kawakawakawa13
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役所の予算は、他の方も仰っていらっしゃるように単年度決算となっています。 つまり、年度当初割り当てられた予算+必要に応じて追加配分された予算を使い切らないと、余剰分は次年度に繰り越せないので、問題となってしまうのです。 道路工事など、大きな工事になればなるほど、獲得予算と実際の落札額の差が大きくなります。 しかし、予算科目をまたいだ流用は認められないので、余ったお金は返納となります。 すると、次年度は査定が厳しくなり、「去年はこれだけの見積りでこれだけ安く出来たのだから」と、予算を削られてしまうのです。 これでは努力して安くあげようとか思わないはずですね。
- mat983
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お礼
回答ありがとうございます。参考しにします。
- Reiher
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予算は余らないように配分してあるからではないでしょうか。 余らない=無駄がないという事で、逆に余ればそこに無駄があったと考えているかと。 本気でこう考えている人が役所にいるかどうかは分かりませんが、建て前としてはこんなとこではないかと。
お礼
なるほど。そういう視点でみるとやはりおかしいですよね。 無駄を省いた分だけ(予算削減出来た分だけ)評価されるべきですよね。回答ありがとうございました。
お礼
大変興味深いお話でした。回答ありがとうございます。 >今年度に予定した工事は年度内に執行する必要があり、準備段階も含 >めるとどうしても工期が年度末になってしまいます これについて、その理由をもう少し詳しくご説明頂けませんでしょうか? 又民間工事の場合のなぜ年度末に集中してしまうのでしょう??