ハイブリッドにはＡＴ？ＣＶＴ？

質問

自動車のハイブリッドカーにはＡＴミッションは合わず、ＣＶＴ等と組み合わせるべきと話を聞きました。本当でしょうか？だとしたら何故でしょうか？ハイブリッドカーでＡＴミッションの車も多いと思いますが…。

回答No.5

nekoppe

ＭＴ、ＡＴ、ＣＶＴ、どれでも良いですよ、日本車で乗用車に限定すれば全てＣＶＴですので、そう考える人もいるかと思います。

＞ＣＶＴ等と組み合わせるべき
というのを、「トヨタプリウスのような遊星歯車と電気のＣＶＴにすると良い」、という意味で言われているならその通りです。トヨタでもトルコン＋ベルトＣＶＴ、が残っていますが、主流の方式の優れている所は、トルコンロス、ＣＶＴロスがない事（他のロスはある）と、走行中であってもエンジン停止が可能な事です。プリウスの燃費が良い理由はここにあります。

回答No.4

koduc

ホンダはわかりませんが
トヨタは、プラネタリギヤを使ったCVT（無段変速機）です
　プラネタリの3要素の一つを電気負荷により回転を制御する
モ－タ－駆動は変速機は必要有りませんが、エンジン駆動の場合は変速機が必要です。
　この時A/Tだと、変速段の切り替えショックとかの制御装置とソフトを開発する必要が有る。
　エンジンル－ム内に、モ－タ－とA/Tの駆動系を積むスペ－スが無い
（プラネタリギヤを使ったCVTなら小さくほぼ駆動モ－タ－に隠れる）

回答No.3

noname#157866

まずトヨタのハイブリッドカーの場合は通常のＡＴやＣＶＴではありません。
全く独自のシステムですので他の何にも属しません。
このトランスミッションこそがハイブリッドの命なので、
通常のＡＴやＣＶＴではハイブリッドにする価値が半減します。
ホンダなどのハイブリッドは普通のＣＶＴを使った、
単なるエンジンをモーターでアシストするだけのほとんど無意味なシステムですので燃費が良くないです。

回答No.2

OmniBook

「CVT=燃費が良い変速機」というイメージがありますが、実際にはそれほど良いものではあり
ません。金属製のベルトとプーリーの間にオイルを介して動力を伝えている（そうしないと
ベルトが焼き付いてしまいます）ので摩擦係数は低く・そこで動力を伝えるにはプーリーを
油圧で強く押し付ける必要が出てきます。この油圧はどこで発生させるのか？エンジンない
しはバッテリーを使って発生させる事になります。ここで動力（電力）が消費されるので、
先の摩擦係数の低さと相まって、良く出来たロックアップ領域の広いATとは実用面での燃費
はそう差がない（下手すると劣る）事になります。国産車の場合、ATの制御でトルコンを
滑らせている領域が多い為に燃費や走りに良くない設定になっているのが実情です。
また、ハイブリッド車では車重が重い為にCVTのベルトにかかる駆動力の耐荷重が厳しくなる
為にATを使っているという面もあります。

回答No.1

rimurokku

エンジンはある程度の回転に成らないと力が発揮できません。
ですから、エンジン車はある程度の有効な回転数を利用するためにギアを組み合わせて力を出させます。
一方、モーターは低回転ほどトルクが強く、高速回転まで連続して力を引き出せます。
さらに、モーターのトルクを無駄なく伝えるには、スリップ損失があるATは無駄が多くなります。
低回転域ではモーターのトルクを上手く使い、高速回転域ではモーターを切り離してエンジンの高速回転トルクに切り替える。
二つのシステムを組み合わせたハイブリッドの能力を上手く引き出すには、有段で切り替えてタイヤに動力を伝えるより、無段で変速比を変えてゆくＣＶＴの方が、加速的にも燃費的にも有効と考えられます。