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ラインセレクターを作ってみたのですが…
複数のライン入力・出力を切り替えるために、 オーディオ用ラインセレクターを自作してみたのですが、 1系統の入力を、二台のアンプに同時出力しようとすると、 音が聞こえません(アンプの音量をかなりあげるとかすかに聞こえます)。 iPodやレコードプレーヤーを入力して試してみましたがだめでした。 ラインセレクターは、出力を選択する時、ロータリースイッチで、 (1)出力A、(2)出力B、(3)A/B両方に出力、 といった具合に選べるようにするため、 (3)番スイッチからの配線に(逆流防止のため)整流用ダイオードを挟みました。 これがまずかったのか、それともプレーヤーからの出力が、 分割するには小さすぎるのか…。 どなたかお分かりになる方、ご教授宜しくです。
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ああ、「ダイオード」の意味が理解できました。 切り替えるべき回路が「音声のL、R、LED用の電源」の3種類、出力先が「Aだけ、Bだけ、A+B」3種類なので、3回路3接点のロータリースイッチを使っているということですね? で、3番ポジション(出力A+B)の場合、出力部分でAとBがショートしているので、けっきょく1番(Aだけ)でも2番(Bだけ)でも、AとBがショートしてしまって、どのポジションでもA+Bになってしまう。だからダイオードを挟めば、「逆流」しないのではないか、と。 この場合、ロータリースイッチを使うなら、6回路3接点でないといけません(もしかすると他に方法があるかも知れませんが、たぶん6回路必要です。実際には6回路4接点(3回路4接点の2段重ね)のものでないと入手しにくいとかも知れません。)。 まず、回路1、2を音声のLに当てます。回路1の1番ポジションをA出力、2番ポジションをB出力、3番ポジションをB出力に繋ぎます。回路2は、1番、2番は開放しておき、3番をA出力に繋ぎます。こうすれば、AとBがショートするのは3番のときだけなので、スイッチが1番のときはAのみ、2番のときはBのみ、3番のときはAとBに出力されるようになります。 同様に、回路3、4を音声のRに当てます。接続は、同じです。 LEDも同様ですが、回路5、6に+3VDCくらいをかけておきます。LEDの順方向電圧降下が1.7V、10mAで光らせると仮定すれば、回路5の1番に、120~150オーム程度の抵抗(1/4W)とLEDを直列に、2番も同様にし、3番を2番にショートします。回路6は、1番、2番を開放しておき、3番を回路5の1番にショートします。もちろん、電源電圧と抵抗値は、使うLEDや必要な光量に応じて適宜変更して下さい。
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- tosibo-ff
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基本的にアナログ信号回路にダイオードは入れてはいけません。信号が通っても音質が大きく損なわれます。信号回路では干渉防止には増幅素子を使ってバッファ回路というのを入れます。作るのも大変です。既製品で安いのがあります。値段はびっくりするぐらい安いですがドイツ製のベリンガーいいですよ。
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ありがとうございます。 知識不足で勘違いしてました。 これで一つ知識を養えました。
- himiko_1947
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ダイオードを入れてはいけません。 多分シリコンダイオードを使っておられると推測します。 (ゲルマニウム型のダイオードは意識して購入しなければなりません) シリコンダイオードは0,6Vを超えないと正方向に電流を流さない。 逆方向の電流は流さない。 ゲルマニウムダイオードは0.3Vを超えないと正方向の電流は流さない。 逆方向の電流は流さない。 というのは本当ですが、使用するところが間違ってます。 音声信号は正逆方向の信号で成り立ってます。 そんなところに片方の電流しか流さない ダイオードを入れてはいけません。 ダイオードというものは、一方向の電流しか流さないので 交流や音声信号から、直流を得るために使用するもので こんな所で使用するのは根本的に間違ってます。 1系統の入力を2系統の出力に出したい時は 単純にそのまま接続します。 これで支障はないはずです。 逆流防止とは、こんな事を制御する素子 音声を切り分ける素子をon off する素子 ロータリースイッチを電気で制御するスイッチに置き換えて それを制御する時に使用するテクニックで 直接、音声回路にダイオードを入れてはいけません。
お礼
ありがとうございます。 出力のインジケータにLEDを付けたので、 それと同じようにすればよいかな、と安易に考えていました。 ところで、LEDの場合は、 例えば2つのLED、AとBがあって、スイッチで光る方を Aのみ、Bのみ、AB両方と切り替える場合、AB両方用の 回路にダイオードを入れないと、スイッチを切り替えても 常に両方付いてしまいますよね… 音声で同じことをしようとすると、 このダイオードのような働きをさせる方法としては、 どのようなものがあるんでしょうか?
- Yorkminster
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No.2の回答者が仰る内容でおおむね理解していただけると思いますが... ダイオードの場合、アノードからカソードへ電流を流す(順方向)場合、0.6~0.7V程度のバイアスが必要です。この電圧を超えるまで電流は流れません。ふつうのラインアウト端子にかかっている電圧は0.25V~0.5V、高いもので1V少々ですから、ダイオードを挟むとまったく音が出なくても当然なのです(出るとしても0.6Vを超えた瞬間だけなので、大音量の部分だけが途切れ途切れに聞こえることになります)。 出力を二股に分けるときは、基本的に入力側を並列にして差し支えありません(ダイオードを外せば良い)。ごく一般的なオーディオ機器であれば、そのくらいの負荷の増加は耐えられます(2つの出力から1つの入力に合成するときは、この方法では問題があります)。どうしても気になるなら、バッファアンプをかましてインピーダンスと信号レベルを整える必要があります。 なお、レコードプレーヤーの出力は、フォノアンプ内蔵型でなければ数ミリボルトしか出せませんし、フォノイコライザを通さないと周波数特性がフラットになりません。したがって、フォノアンプ内蔵型でない限り、レコードプレーヤーを直接ラインセレクタに繋ぐことは(ダイオードを外したとしても)できません。
お礼
ご回答感謝します! 大変参考になりました。 レコードプレーヤーはフォノイコライザ内蔵なので問題ないかと 思います。
> 整流用ダイオードを挟みました。 シリコンダイオードだとそこで電圧降下約0.6Vが生じるので、 信号が0.6V小さくなったのとほぼ同じことになります。 そもそも1つの出力源を2股に分けるだけなので 特に対策は要りません。厳密にはインピーダンスマッチングが狂って 音量や音質に変化が出るでしょうがごくわずかだと思います。
お礼
ありがとうございます。 あまりにも無知でお恥ずかしいですが、 根本的なミスが原因で、かえって少し安心しました。
- Us-Timoo
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ラインセレクターなら、SONYやVicterが出しているものを つかうほうが確実で音質劣化や今回のようなトラブルもありませんよ。 価格も3000円程度で変えますし… 20~30年位前なら自作したほうがはやかったですけどね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 買ったほうが安いのは確かなのですが… 高くついても自作はやっぱりいいなぁと思いまして(笑)
お礼
ご回答ありがとうございます! まず…感動しました。 一番知りたかったポイントがそこです。 しかもこのアイデア…恐れ入りました。 私のショボイ頭脳からは到底ひねりだせません(笑)。 大変助かりました。 ありがとうございました!